顔のリフトアップ整形とは?種類・費用・効果とほうれい線へのアプローチ

顔のリフトアップ整形とは?種類・費用・効果とほうれい線へのアプローチ

ほうれい線やフェイスラインのもたつきなど、年齢とともに現れる顔のたるみをどうにかしたいと考える方は多いです。

リフトアップ整形は、そのような加齢による肌の悩みに応え、若々しい印象を取り戻すための美容医療です。

この記事では、顔のリフトアップ整形の基本的な知識から、具体的な治療法の種類、気になる費用、そして多くの人が悩むほうれい線への効果まで、詳しく解説します。

目次

なぜ顔はたるむの?リフトアップを考える前に知っておきたい原因

顔のたるみは、単に年齢だけのせいではありません。複数の要因が複雑に絡み合って少しずつ進行していきます。

リフトアップ治療を考える前に、まずは自分のたるみがなぜ起きているのか、その原因を理解することが大切です。

根本的な原因が分かると、より自分に適した治療法を選択しやすくなります。

加齢によるコラーゲンとエラスチンの減少

肌のハリや弾力を支えているのは、真皮層に存在するコラーゲンやエラスチンといった成分です。

これらは肌の構造を保つ重要な役割を担っていますが、20代をピークに年齢とともに生成量が減少し、質も変化していきます。

この肌の土台となる成分が減少・変性すると皮膚を支える力が弱まり、重力に負けてたるみが生じます。

肌の弾力を支える主要成分

成分役割加齢による変化
コラーゲン肌のハリと構造を保つ線維量が減少し、硬くなる
エラスチン肌の弾力性を保つ線維量が減少し、変性する
ヒアルロン酸水分を保持し、潤いを保つ量が減少し、乾燥しやすくなる

紫外線や乾燥が与える肌へのダメージ

日常的に浴びる紫外線は、肌の老化を促進する最大の外的要因の一つです。「光老化」とも呼ばれ、コラーゲンやエラスチンを破壊、変性させる作用があります。

長年にわたって紫外線を浴び続けると肌の弾力が失われ、たるみやシワの原因となります。

また、肌の乾燥もバリア機能の低下を招き、外部からの刺激を受けやすくなるため、たるみを助長する一因となります。

表情筋の衰えと皮下脂肪の変化

顔には多くの表情筋があり、皮膚や皮下脂肪を支えています。しかし、無表情でいる時間が長かったり、加齢によって筋力が低下したりすると皮膚や脂肪を支えきれなくなり、たるみにつながります。

逆に、特定の筋肉を使いすぎるとその筋肉が緊張し、シワが刻まれる原因にもなります。

また、加齢により皮下脂肪が減少したり逆に増えて重みで垂れ下がったり、位置が移動したりするのも、フェイスラインの崩れやたるみの大きな要因です。

日常の癖や姿勢がたるみを加速させることも

自分では気づきにくい日常の些細な癖や習慣も、たるみの原因となる場合があります。

例えば、長時間スマートフォンをうつむいて操作する姿勢は、首のシワや二重あご、フェイスラインのたるみを引き起こします。

また、頬杖をつく、片側だけで食べ物を噛むといった癖も顔の左右のバランスを崩し、たるみを悪化させる可能性があります。

顔のリフトアップ整形の種類

顔のリフトアップ整形には、さまざまな方法があります。メスを使う本格的な手術から、注射や医療機器を用いた負担の少ない治療まで、選択肢は多岐にわたります。

ここでは代表的な治療法を4つ紹介し、それぞれの特徴を解説します。

糸(スレッド)リフト|気軽に始められる選択肢

糸(スレッド)リフトは、コグ(トゲ)の付いた特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚組織を物理的に引き上げる治療法です。

切開を伴わないためダウンタイムが比較的短く、自然なリフトアップ効果を期待できます。

また、挿入した糸が周辺組織を刺激し、コラーゲンの生成を促す効果も見込めるため、肌質の改善にもつながります。

代表的なリフトアップ治療の概要

治療法特徴特に向いている方
糸(スレッド)リフト特殊な糸で皮膚を引き上げる切開に抵抗があり、手軽に始めたい方
切開リフト余分な皮膚を切除し、引き上げるたるみが強く、持続的な効果を求める方
ハイフ(HIFU)など超音波などで肌の深層に熱を加える将来のたるみを予防したい方、肌を引き締めたい方

切開リフト|持続的な効果を求める方へ

切開リフトは、耳の前後や髪の生え際などの目立たない部分の皮膚を切開し、たるんだ皮膚や余分な脂肪を切除した上で、皮膚と土台となる筋膜(SMAS)を引き上げる手術です。

たるみの根本的な原因に直接働きかけるため、リフトアップ効果を実感しやすく、長期間持続するのが大きな特徴です。

たるみが強く進行している場合や、より確実な変化を求める場合に選択されます。

ハイフ(HIFU)など照射系治療|切らないリフトアップ

ハイフ(高密度焦点式超音波)は、皮膚の表面を傷つけずに、超音波のエネルギーを皮膚の深層にあるSMAS筋膜に集中させて熱凝固を起こす治療です。

熱によって組織が収縮するため肌が引き締まり、リフトアップ効果が得られます。

メスや糸を使わないため、ダウンタイムがほとんどないのが魅力です。たるみが軽度な方や、将来のたるみ予防として人気があります。

ヒアルロン酸注入|ボリュームを補いたるみを改善

ヒアルロン酸注入は、加齢によってボリュームが減少したこめかみや頬、顎などにヒアルロン酸を注入し、顔全体の骨格を整えて間接的にリフトアップ効果をもたらす治療です。

靭帯(リガメント)を下から支えるように注入すると、たるみを引き上げる効果も期待できます。

また、ほうれい線やマリオネットラインなどの溝を直接埋めることも可能です。

【種類別】顔リフトアップ整形の費用相場

リフトアップ整形を検討する上で、費用は非常に重要な要素です。

治療法によって費用は大きく異なり、使用する糸の種類や本数、手術の範囲や施術を受けるクリニックによっても変動します。

糸リフトの費用

糸リフトの費用は、使用する糸の種類と挿入する本数によって決まるケースがほとんどです。

引き上げたい範囲やたるみの程度によって必要な本数が変わるため、個人差が大きいです。

一般的には、片側3本〜5本(両側で6本〜10本)程度から始める方が多いです。

糸リフトの費用目安

糸の種類(一例)1本あたりの費用相場両側6本の場合の総額目安
PCL(ポリカプロラクトン)4万円~8万円24万円~48万円
PDO(ポリジオキサノン)3万円~6万円18万円~36万円
PLLA(ポリL乳酸)5万円~10万円30万円~60万円

切開リフトの費用

切開リフトは、切開する範囲や引き上げる層(皮膚のみか、SMAS筋膜までか)によって費用が大きく変動します。

顔全体を引き上げるフルフェイスリフトから、頬や首など部分的なリフトまで、手術の規模に応じて費用が設定されます。

切開リフトの費用目安

手術範囲費用相場特徴
ミニリフト(頬など部分的)50万円~100万円傷跡が小さく、負担が比較的少ない
フェイスリフト(頬~首)100万円~200万円広範囲のたるみを改善する標準的な術式
フルフェイスリフト(全顔)150万円~300万円以上顔全体のたるみを根本的に解決する

照射系治療(ハイフなど)の費用

ハイフなどの照射系治療は、使用する機器や照射するショット数によって費用が決まります。

顔全体への照射が基本ですが、頬のみ、フェイスラインのみといった部分的な照射プランを用意しているクリニックもあります。

照射系治療(ハイフ)の費用目安

照射範囲ショット数(目安)費用相場
顔全体400~600ショット10万円~20万円
顔全体+首600~800ショット15万円~30万円
目周りなど部分的100~200ショット3万円~8万円

治療法ごとの効果と持続期間を比較

どの治療法を選ぶかによって、効果の現れ方や持続期間は異なります。

即時的な変化を求めるのか、長期的な効果を望むのか、ご自身の希望と生活スタイルに合わせて検討しましょう。

効果が現れるまでの時間

治療を受けてから効果を実感できるまでの期間には差があります。

糸リフトや切開リフトは、施術直後から物理的な引き上げ効果を実感しやすい治療です。

一方、ハイフや一部の糸リフトのように自身のコラーゲン生成を促す治療は、効果が最大化するまでに1〜3ヶ月程度の時間が必要です。

効果の持続期間の目安

効果の持続期間も、治療法や個人の体質、アフターケアによって大きく異なります。

一般的に、切開リフトが最も長く、数年単位での持続を期待できます。

糸リフトは糸の種類によりますが、1年〜2年程度が目安です。

ハイフは半年〜1年程度で、効果を維持するためには定期的な治療が推奨されます。

効果と持続期間の比較

治療法効果発現のタイミング持続期間の目安
糸(スレッド)リフト直後~3ヶ月1年~2年
切開リフト直後(完成は3~6ヶ月)5年~10年
ハイフ(HIFU)1ヶ月~3ヶ月半年~1年
ヒアルロン酸注入直後半年~2年

それぞれの治療法が特に得意とする悩み

各治療法には、得意とする悩みの種類があります。

例えば、フェイスラインのもたつきには糸リフトが適している一方、頬全体のボリュームダウンによるたるみにはヒアルロン酸注入が効果的な場合があります。

また、皮膚表面のゆるみや引き締めにはハイフが向いています。

たるみの原因や部位に応じて、治療法を選択すると満足度が高まりやすいです。

ほうれい線へのリフトアップ整形のアプローチ

顔のたるみの悩みの中でも、特に多くの方が気にするのが「ほうれい線」です。

ほうれい線が深くなると、一気に老けた印象や疲れた印象を与えてしまいます。リフトアップ整形は、このほうれい線に対しても有効です。

ほうれい線ができる根本的な理由

ほうれい線は、単なるシワではありません。主な原因は、頬の脂肪や皮膚がたるんで重力によって垂れ下がり、口元の境界線に影を作ることです。

加齢によるコラーゲンの減少や表情筋の衰え、骨格の変化などが複合的に関与して、ほうれい線を深くしていきます。

  • 頬の脂肪(メーラーファット)の下垂
  • 皮膚の弾力低下
  • 口輪筋の衰え
  • 加齢による頭蓋骨の萎縮

糸リフトによる引き上げ効果

糸リフトは、ほうれい線の原因となる頬のたるみを直接引き上げるのに有効な治療法です。

ほうれい線の外側に糸を挿入し、斜め上方向に組織を引き上げて、ほうれい線の溝を浅くします。物理的にリフトアップするため、施術直後から効果を実感しやすいのが特徴です。

ヒアルロン酸注入による溝の改善

ほうれい線の溝そのものにヒアルロン酸を注入して、皮膚を内側から持ち上げて浅く見せる方法も一般的です。

ヒアルロン酸注入は直接的な方法ですが、頬のたるみが強いときはまず頬の高い位置にヒアルロン酸を注入してリフトアップさせ、その上でほうれい線の溝を微調整するほうがより自然で効果的な仕上がりになります。

ほうれい線へのアプローチ比較

治療法方法メリット
糸リフトたるんだ頬の組織を引き上げる原因に直接アプローチできる
ヒアルロン酸注入溝を埋める・頬を持ち上げる手軽でダウンタイムが短い
切開リフトSMAS筋膜から広範囲に引き上げる根本的で持続的な改善が期待できる

切開リフトによる広範囲への効果

たるみが全体的に進行している場合、切開リフトはほうれい線に対しても良い効果を発揮します。

頬全体の皮膚とSMAS筋膜を引き上げると、ほうれい線だけでなく、マリオネットラインやフェイスラインのもたつきも同時に改善できます。

根本的な解決を目指す方にとっては、最も満足度の高い治療法の一つと言えるでしょう。

自分に合った治療法が見つからないと感じる方へ

多くの情報がある中で、「結局、自分にはどの治療が合っているのだろう?」と迷ってしまうのは当然のことです。

ウェブサイトやパンフレットに書かれている情報は一般的であり、必ずしも自分の状況に完全に当てはまるわけではありません。

年代別の悩みと適した治療法の考え方

顔のたるみの悩みは、年代によってその質が変化します。

20代後半から30代では「何となくフェイスラインがぼやけてきた」「将来のたるみ予防をしたい」といった初期段階の悩みが中心です。この段階では、ハイフや比較的本数の少ない糸リフトが選択肢になります。

40代から50代になると、「ほうれい線がくっきりしてきた」「マリオネットラインが気になる」など、たるみが明確な悩みとして現れます。この場合は、しっかり引き上げる糸リフトやヒアルロン酸注入、さらには切開リフトも視野に入ってきます。

ご自身の年代特有の悩みに焦点を当てると、治療法の候補を絞りやすくなります。

たるみの進行度で治療の選択肢は変わる

同じ年齢でも、肌質や骨格、生活習慣によってたるみの進行度は人それぞれです。重要なのは「年齢」という数字だけでなく、「現在のたるみの状態」を客観的に見ることです。

皮膚の浅い層だけの問題なのか、脂肪や筋膜まで関わっているのかによって、適した方法は全く異なります。

鏡を見て、指でそっと頬を引き上げてみてください。その時に満足できる変化が得られるのであれば、糸リフトや切開リフトが有効な可能性があります。

もし、ボリュームが足りないと感じるなら、ヒアルロン酸注入が適しているかもしれません。

ダウンタイムと生活スタイルの関係性

治療を選ぶ上で、ダウンタイムをどの程度許容できるかは非常に重要な判断基準です。

「仕事は絶対に休めない」「大事なイベントが近い」という方であれば、腫れや内出血のリスクが少ないハイフやヒアルロン酸注入が現実的な選択肢となるでしょう。

一方、「まとまった休みが取れる」「この機会に根本的に改善したい」と考えるなら、ダウンタイムはありますが効果を実感しやすい切開リフトの選択も可能です。

治療効果だけでなく、ご自身の生活タイルに無理なく組み込める治療法を選ぶことが、満足につながる大切なポイントです。

複数の治療法を組み合わせるという考え方

たるみの原因は一つではないため、一つの治療法だけで全ての悩みを解決しようとすると不自然な結果になったり、効果が限定的になったりする場合があります。

そこで重要になるのが、コンビネーション治療という考え方です。

例えば、まずハイフで肌全体の土台を引き締め、その上で糸リフトを用いてフェイスラインをシャープに整え、最後にヒアルロン酸でほうれい線やこめかみの凹みを微調整する、といった具合です。

このように、それぞれの治療法の長所を組み合わせると、より自然でバランスの取れた、総合的な若返りを実現できます。

一つの治療法に固執せず、複数の選択肢を組み合わせる視点を持つと良いでしょう。

リフトアップ整形を受ける前に知っておきたいこと

満足のいく結果を得るためには、治療を受ける前の準備や知識も大切です。

カウンセリングで聞くべきことや、ダウンタイムの過ごし方、信頼できるクリニックの選び方について、事前に確認しておきましょう。

ダウンタイム中の過ごし方

治療後のダウンタイムの過ごし方は、仕上がりの美しさや回復の速さに影響します。

特に切開を伴う手術や糸リフトの後は、医師の指示をしっかり守ることが重要です。

  • 飲酒や激しい運動は血行を促進し、腫れや内出血を悪化させるため控える
  • 長時間の入浴やサウナは避ける
  • 施術部位を強くこすったり、マッサージしたりしない

これらの点に注意し、できるだけ安静に過ごすとスムーズな回復につながります。

治療後の注意点とアフターケア

治療効果を長持ちさせて美しい状態を維持するためには、治療後のセルフケアも欠かせません。

日々のスキンケアでは、保湿を徹底し、肌のバリア機能を正常に保つ心がけが大切です。また、たるみの最大の外的要因である紫外線を防ぐため、季節を問わず日焼け止めを使用する習慣をつけましょう。

これらの地道なケアが、次のたるみを予防し、治療効果を最大限に引き出します。

信頼できるクリニック選びのポイント

リフトアップ整形は、医師の技術や経験が結果を大きく左右します。

そのため、クリニック選びは慎重に行う必要があります。安さだけで選ぶのではなく、総合的に判断しましょう。

クリニック選びのチェックポイント

チェック項目確認する内容なぜ重要か
カウンセリングの質悩みを親身に聞き、複数の選択肢を提示してくれるかあなたに合った治療法を一緒に考えてくれるかの指標になる
リスクや副作用の説明メリットだけでなく、デメリットも丁寧に説明してくれるか誠実な医療を提供しているかの判断材料になる
医師の実績・症例希望する施術の経験が豊富か、症例写真が好みに合うか仕上がりのイメージを共有し、技術力を確認するため

顔のリフトアップに関するよくある質問(Q&A)

顔のリフトアップ整形と一言でいっても、糸リフトや切開リフト、ハイフなど様々な方法があります。

費用や効果、ダウンタイムや持続期間にも違いがあり、ご自身に合ったものを選ぶと失敗しないリフトアップ整形につながります。

どれが一番自分に適しているかをご自身で見極めるのは難しい場合も多いので、検討している方はいちどクリニックのカウンセリングを受けてみると良いでしょう。

治療中の痛みはどのくらいありますか?

痛みは治療法によって異なります。ハイフのような照射系治療では、チクチクとした熱感や骨に響くような痛みを感じる場合があります。

糸リフトやヒアルロン酸注入では局所麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんどありませんが、麻酔注射の際に少し痛みを感じます。

切開リフトは、静脈麻酔や全身麻酔を使用するため、手術中に痛みを感じることはありません。

いずれの治療も痛みを最小限に抑える工夫をしますので、不安な方はカウンセリングで相談してください。

メイクはいつからできますか?

メイクが可能になるタイミングも治療法によります。

ハイフやヒアルロン酸注入の場合、施術当日からメイクが可能なケースが多いです。ただし、施術部位を強くこすらないように注意が必要です。

糸リフトの場合は、挿入部位の小さな針穴を避ければ翌日から可能な場合が多いですが、クリニックの指示に従ってください。

切開リフトの場合は、抜糸が終わるまでの約1週間は、傷口周辺のメイクはできません。

一度治療を受けたらずっと効果は続きますか?

残念ながら、どのような治療法であっても、その効果が永久に続くわけではありません。美容医療で時間を巻き戻しても、その瞬間からまた加齢は進んでいくからです。

しかし、適切な治療を受けると何もしない場合と比較して、若々しい状態を長く保つことが可能です。切開リフトは5年〜10年、糸リフトは1年〜2年など、持続期間には差があります。

効果を維持するためには、定期的なメンテナンスや、日々のセルフケアが重要になります。

男性でもリフトアップ整形を受けられますか?

男性でもリフトアップ整形を受ける方は増えています。

男性は女性に比べて皮膚が厚く、骨格もしっかりしているため、男性特有の解剖学的な特徴を理解している医師のもとで治療を受けることが重要です。

シャープなフェイスラインを維持したい、若々しい印象を保ちたいといった目的で、糸リフトやハイフなどが人気です。

男性専門のプランを用意しているクリニックもありますので、気軽に相談してみるとよいでしょう。

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この記事を書いた人

Dr.寺井美佐栄のアバター Dr.寺井美佐栄 ミサクリニック 六本木本院 院長

日本抗加齢医学会認定専門医。日本美容皮膚科学会、日本レーザー医学会、日本産業衛生学会専門医。
複数の大手美容皮膚科で10年以上の院長経験を経て、2022年9月にMiSA Clinic(ミサクリニック)を開業。YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。皆様と共に、MiSA Clinicスタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

資格
アラガン社ボトックスビスタ認定医
アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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