口の横のポコっとした膨らみの原因と治療|美容医療での解決法

口の横のポコっとした膨らみの原因と治療|美容医療での解決法

ふと鏡を見たとき、口の横にポコっとした膨らみを見つけて、老けた印象や不機嫌な表情に見えることに悩む方が多いです。

この膨らみは、単なる脂肪や体重増加だけが原因ではありません。加齢による皮膚のたるみや顔の構造が複雑に関係しています。

この記事では、口横の膨らみの正体から、その原因、ご自身でできるケア、そして美容医療による効果的な解決法まで、専門的な観点から詳しく解説します。

目次

口元の「ポコッ」の正体は?膨らみの種類

口の横に現れる膨らみは、一般的に「たるみ」として認識されますが、その正体は一つではありません。主に3つの異なる脂肪組織と皮膚のたるみが関係しています。

どのタイプかによって適した対策も変わるため、まずはご自身の膨らみがどれに当てはまるかを知ることが大切です。

メーラーファット(ほうれい線上の脂肪)

メーラーファットは、頬骨の高い位置からほうれい線の上部にかけて存在する脂肪の塊です。

若い頃は頬にハリと立体感を与えてくれますが、加齢とともに下垂すると、ほうれい線の上に乗っかるような形で膨らみを生み出します。

この膨らみがほうれい線を深く見せる原因にもなります。

ジョールファット(口角横の脂肪)

ジョールファットは、口角の横から下にかけて位置する脂肪です。

この脂肪がたるむと、マリオネットライン(口角から顎にかけて伸びる線)の外側にポコっとした膨らみができ、ブルドッグのようなフェイスラインに見えてしまいます。

口元の印象を大きく左右する重要な部分です。多くの方が悩む「口横のぽっこり」は、このジョールファットが原因であるケースが多いです。

バッカルファット(頬の深い部分にある脂肪)

バッカルファットは、頬のさらに深い層にある卵の黄身のような脂肪の塊です。

若い頃は頬をふっくらと見せる役割がありますが、加齢でこの脂肪を支える組織がゆるむと、下方へ落ちてきて口横のたるみや膨らみの一因となります。

他の脂肪と異なり、皮膚の浅い層ではなく、深い位置にあるのが特徴です。

口横の膨らみを形成する脂肪の種類

脂肪の種類位置主な影響
メーラーファット頬骨の下〜ほうれい線上部ほうれい線を深く見せる
ジョールファット口角の横〜下部マリオネットライン横の膨らみ
バッカルファット頬の深層部フェイスライン全体のたるみ

なぜ口の横はポコっと膨らむのか?原因を徹底解説

口横の膨らみは単一の原因ではなく、複数の要因が絡み合って生じます。加齢による変化が最も大きな要因ですが、生活習慣も無視できない要素です。

加齢によるコラーゲン・エラスチンの減少

肌のハリや弾力は、真皮層に存在するコラーゲンやエラスチンといった線維状のタンパク質によって支えられています。

しかし、20代をピークにこれらの生成量は減少し始め、質も低下します。

これにより皮膚自体の弾力が失われ、重力に逆らえずにたるみが生じ、口横の膨らみとして現れます。

表情筋の衰えと靭帯のゆるみ

顔には多くの表情筋があり、皮膚や脂肪を支える土台の役割を担っています。

加齢や無表情でいる時間が長いと、これらの筋肉が衰えて脂肪を支えきれなくなります。

また、皮膚と骨格をつなぎとめるリガメント(支持靭帯)も加齢とともにゆるみ、皮膚や脂肪全体が雪崩のように下方へ移動し、口元にたるみが集まってしまいます。

加齢による顔の変化

変化する組織変化の内容結果として生じること
皮膚(真皮層)コラーゲン・エラスチンが減少・変性するハリ・弾力が失われ、皮膚がたるむ
表情筋筋力が低下する皮下脂肪を支えきれなくなる
支持靭帯ゆるんで伸びる皮膚や脂肪全体が下垂する

紫外線ダメージの蓄積

紫外線のなかでも波長の長いUVA(紫外線A波)は肌の奥深く、真皮層にまで到達します。そして、ハリを保つコラーゲンやエラスチンを破壊する酵素を増やしてしまいます。

長年にわたって紫外線を浴び続けるとダメージが蓄積し、肌の老化を加速させます。

この「光老化」は、口横のたるみや膨らみを助長する大きな要因の一つです。

急激な体重変動の影響

短期間で大幅なダイエットを行うと、体脂肪だけでなく顔の脂肪も急激に減少します。

しかし、脂肪がなくなった後も皮膚はすぐには収縮せず、風船がしぼんだように余ってしまいます。この皮膚のたるみが、口横の膨らみとして残る場合があります。

逆に、急激に体重が増加すると顔の脂肪細胞も大きくなり、膨らみが目立つ原因となります。

セルフケアで改善は可能?自宅でできる対策とその限界

口横の膨らみが気になり始めたとき、多くの方がまずセルフケアを試みるでしょう。確かに、日々のケアで進行を遅らせたり、むくみを改善したりする効果が期待できます。

しかし、セルフケアには限界があることも理解しておきましょう。

表情筋トレーニングの効果

口周りの筋肉(口輪筋など)を意識的に動かすトレーニングは、筋肉の衰えを防ぎ、フェイスラインをすっきりと見せる助けになります。

例えば、口を大きく開け閉めしたり、舌で口の内側からほうれい線を押し上げたりする運動です。

すぐに効果は現れませんが、継続するとたるみの予防につながります。

マッサージの注意点と正しい方法

マッサージは血行を促進し、むくみを解消するのに役立ちます。

しかし、やり方を間違えると逆効果になる場合もあります。強い力で肌をこすると摩擦によって皮膚が伸びたり、シミの原因になったりします。

必ず滑りの良いクリームやオイルを使い、優しく引き上げるように行いましょう。

  • 摩擦を避ける
  • 優しい圧で行う
  • 下から上へ引き上げる
  • 長時間行わない

エイジングケア化粧品の役割

レチノールやビタミンC誘導体、ペプチドなど、肌のハリをサポートする成分が配合された化粧品はコラーゲンの生成を助け、肌の弾力を保つのに役立ちます。

即効性はありませんが、長期的に使用すると肌質の改善やたるみの予防効果が期待できます。

成分表をよく確認し、目的に合わせた成分が含まれているかをチェックするクセをつけましょう。

セルフケアの種類と期待できる効果

ケアの種類主な目的注意点
表情筋トレーニング筋肉の衰え予防やりすぎるとシワの原因に
マッサージむくみ解消・血行促進強い摩擦は避ける
エイジングケア化粧品肌のハリ維持・予防即効性は期待できない

セルフケアだけでは解決が難しい理由

セルフケアはあくまで「予防」や「現状維持」が中心です。すでに下垂してしまった脂肪や、伸びてしまった皮膚を元の位置に戻すのは極めて困難です。

コラーゲンの減少や靭帯のゆるみといった構造的な問題を、化粧品やマッサージだけで根本的に解決することはできません。

そのため、目に見える改善を望む場合は、美容医療の力を借りるのが現実的な選択肢となります。

口の横のぽっこりには「顔立ち」が影響しているかも

口横のたるみや膨らみの現れ方は、実は一人ひとりの骨格や元々の顔立ちに大きく影響されます。

「他の人と同じケアをしているのに、自分だけ改善しない」と感じる場合、それはあなたの顔立ちの特性が関係している可能性があります。ご自身のタイプを知ると、より効果的な対策が見えてきます。

骨格タイプとたるみの関係性

顔の骨格は皮膚や脂肪を支える土台です。

例えば、頬骨がしっかりしている人は、皮膚をテントの支柱のように支える力が強く、たるみが出にくい傾向があります。

一方で、頬骨が平坦であったり顎が小さかったりする人は、皮膚や脂肪を支える面積が狭いため重力の影響を受けやすく、たるみが目立ちやすい場合があります。

丸顔さんが注意すべき点

丸顔の方は、もともと頬に脂肪がつきやすい傾向があります。皮下脂肪が多いため、加齢とともにその重みで皮膚が下がりやすく、ジョールファットが目立ちやすいタイプです。

若いうちは可愛らしい印象ですが、年齢とともにフェイスラインがぼやけ、口横の膨らみが顕著になる可能性があります。

脂肪の重みをいかにコントロールするかが鍵となります。

面長さんが抱えやすい悩み

面長の方は顔の横幅が狭く、縦のラインが強調されるため、頬がこけて見えやすい傾向があります。

頬の脂肪が少ない分、皮膚のたるみが影となって現れやすく、ほうれい線やマリオネットラインがくっきりと刻まれやすいのが特徴です。

膨らみというよりは、たるみによる「影」や「溝」として悩むことが多いかもしれません。ボリュームを補う治療が有効な場合もあります。

顔立ちタイプ別たるみの特徴

顔立ちタイプ特徴口横の悩みの傾向
丸顔タイプ頬に脂肪がつきやすい脂肪の重みによる膨らみ(ジョールファット)
面長タイプ頬がこけやすいたるみによる影や溝(ほうれい線、マリオネットライン)
ベース顔タイプエラの筋肉が発達筋肉の衰えと脂肪の下垂が複合しやすい

美容クリニックでの原因診断|適切な治療への第一歩

口横の膨らみを効果的に治療するためには、まずその原因を正確に突き止めることが重要です。

美容クリニックでは専門的な知識と機器を用いて、一人ひとりの状態を詳細に診断し、適した治療計画を立てます。

医師による視診と触診の重要性

カウンセリングでは、まず医師が顔を様々な角度から見て、たるみの程度や脂肪のつき方、皮膚の質感や骨格などを確認します。

さらに、実際に手で触れて脂肪の厚みや硬さ、皮膚の弾力性を確かめます。

この視診と触診によって、膨らみの主な原因が脂肪なのか、皮膚のたるみなのか、あるいはその両方なのかを大まかに判断します。

超音波(エコー)検査で脂肪の層を確認

より正確な診断のために、超音波(エコー)検査を行うときがあります。エコーを用いると皮膚の下にある脂肪層の厚さや、筋肉の状態を画像で可視化できます。

これにより、メーラーファットやジョールファットの量、たるみの深さを客観的に評価して治療のターゲットを正確に定められます。

カウンセリングで理想のフェイスラインを共有

診断結果をもとに、医師はお悩みや「こうなりたい」という理想のイメージを丁寧にヒアリングします。

どのような仕上がりを望むのか、どのくらいダウンタイムが許容できるのか、予算はどのくらいか、といった点を共有すると、最も満足度の高い治療法を一緒に見つけられます。

診断から治療計画までの流れ

項目内容目的
問診・カウンセリング悩み、理想、生活習慣などをヒアリング患者の希望を正確に把握する
視診・触診たるみや脂肪の状態を直接確認膨らみの原因を大まかに判断する
画像診断(エコー等)皮下組織の状態を可視化客観的データに基づき詳細に分析する

口横の膨らみを解消する代表的な美容医療

美容クリニックでは、口横の膨らみに対して様々な治療が可能です。

原因やたるみの程度、希望する効果に応じて複数の治療法の中から適したものを選択、あるいは組み合わせて治療を行います。

HIFU(ハイフ)|切らないリフトアップ治療

高密度焦点式超音波(High-Intensity Focused Ultrasound)の略で、皮膚の深い層にあるSMAS(スマス)筋膜に熱エネルギーを集中させて照射する治療です。

SMAS筋膜は皮膚の土台であり、ここを引き締めて、たるみを根本からリフトアップします。

メスを使わないためダウンタイムがほとんどないのが大きな魅力です。

HIFU(ハイフ)の作用

作用する層効果特徴
SMAS筋膜熱収縮による即時的な引き締めたるみの根本原因にアプローチ
真皮層コラーゲン生成促進による長期的なハリUP肌質の改善も期待できる

脂肪溶解注射(BNLSなど)|脂肪を直接減らす

ジョールファットやメーラーファットなど、気になる部分の脂肪に直接薬剤を注入し、脂肪細胞を溶解・排出させる治療です。

ピンポイントで部分痩せが可能なため、口横のポコっとした膨らみに直接働きかけられます。

注射のみなのでこちらもダウンタイムが短く、手軽に受けられる治療の一つです。

糸リフト(スレッドリフト)|たるみを引き上げる

コグ(トゲ)のついた特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚や脂肪を物理的に引き上げる治療です。

下垂した組織を直接持ち上げるため、リフトアップ効果をすぐに実感しやすいのが特徴です。

また、挿入した糸が周辺の組織を刺激し、コラーゲンの生成を促す効果も期待できます。

ヒアルロン酸注入|凹みを埋めてラインを整える

たるみによって生じた溝や影(ほうれい線やマリオネットラインなど)にヒアルロン酸を注入し、凹みを埋めて肌をなめらかにする治療です。

また、リガメント(支持靭帯)のあたりに注入して支えを強化し、間接的にリフトアップ効果を出すことも可能です。

膨らみそのものを減らすのではなく、周囲との段差をなくしてフェイスラインを整える方法です。

治療法ごとの特徴を比較|あなたに合うのはどれ?

どの治療法が自分に合っているのかは、ダウンタイムや効果の持続期間、費用などを総合的に見て判断していきましょう。

ダウンタイムと効果の持続期間

治療後の過ごしやすさや、効果がどのくらい続くのかは、治療法を選ぶ上で重要なポイントです。

HIFUや脂肪溶解注射はダウンタイムが短い反面、効果は比較的マイルドです。

一方、糸リフトは効果の実感が大きいですが、数日間は腫れや内出血のリスクがあります。

主な治療法のダウンタイムと持続期間の目安

治療法ダウンタイム持続期間の目安
HIFU(ハイフ)ほぼ無し〜数日半年〜1年
脂肪溶解注射数日〜1週間半永久的(脂肪細胞が減るため)
糸リフト数日〜2週間1年〜2年

費用感と治療回数の目安

美容医療は自由診療のため、クリニックや使用する機器、薬剤によって費用は異なります。

1回あたりの費用だけでなく、望む効果を得るために必要な回数も考慮して、総額で考えると良いでしょう。

脂肪溶解注射は複数回の治療が必要になるのが一般的です。

各治療のメリット・デメリット

すべての治療には、良い面と注意すべき面があります。

例えば、HIFUは手軽ですが、脂肪が少ない人には効果が出にくい場合があります。糸リフトは効果を実感しやすいですが、一時的なひきつれ感が出る場合があります。

これらの特性を理解し、医師と相談しながら自分にとってメリットがデメリットを上回る治療法を選びましょう。

治療法メリット・デメリット
HIFU切らずに根本治療、効果がマイルド
脂肪溶解注射部分痩せに特化、複数回必要
糸リフト即時効果が高い、ダウンタイムがある
ヒアルロン酸凹みを改善、定期的な注入が必要

治療後の過ごし方とアフターケアのポイント

治療の効果を最大限に引き出して長持ちさせるためには、治療後の過ごし方が非常に重要です。クリニックからの指示を守り、適切なアフターケアを心がけましょう。

治療当日の注意点

治療当日は、飲酒や激しい運動、長時間の入浴など、血行が良くなる行為は避けるのが基本です。血行が促進されると、腫れや内出血が悪化する可能性があります。

また、治療部位を強くこすったり、マッサージしたりするのも控えましょう。

ダウンタイム中の過ごし方

腫れや内出血が出た場合は、冷やすと症状が和らぎます。睡眠時は頭を少し高くすると、むくみの軽減に効果的です。

また、紫外線は肌の炎症を悪化させ、色素沈着の原因にもなるため、日焼け対策をいつも以上に徹底してください。

効果を長持ちさせるための日常ケア

治療後も紫外線対策や保湿といった基本的なスキンケアを継続する努力が、良い状態を維持する鍵です。

また、バランスの取れた食事や十分な睡眠を心がけ、体の内側からもエイジングケアをサポートしましょう。

急激な体重変動はたるみの原因になるため、体重管理も重要です。

よくある質問(Q&A)

口の横のポコッとした膨らみは肌のハリ低下や表情筋の衰え、靭帯のゆるみなどが原因の、いわゆる「たるみ」です。

正しい方法で行う小顔マッサージやエイジング化粧品で予防や進行抑制ができますが、根本的に改善するのは難しいのが正直なところです。

「口の横のぽっこりをなんとかしたい」「原因に合った方法で効果的に改善したい」とお考えの方は、クリニックの無料カウンセリングで相談してみることをおすすめします。

治療中の痛みはありますか?

治療法によって異なります。HIFUはチクチクとした熱感や骨に響くような痛み、注射や糸リフトは針を刺す痛みを感じる場合があります。

多くのクリニックでは麻酔クリームや局所麻酔を使用して、痛みを最小限に抑える工夫をしていますのでご安心ください。

治療後、すぐにメイクはできますか?

HIFUのように皮膚表面に傷がつかない治療は、当日からメイクが可能です。

脂肪溶解注射や糸リフトなど、注射針を使用する治療の場合は針穴の部分を避ければ当日からメイクできるケースが多いですが、詳細はクリニックの指示に従いましょう。

効果はいつから実感できますか?

糸リフトは引き上げ効果が直後から分かりやすいです。HIFUは直後にも引き締まりを感じられますが、コラーゲンが生成される2〜3ヶ月後に最も効果が高まります。

脂肪溶解注射は、脂肪が分解・排出されるのに数週間から1ヶ月ほどかかります。

男性でも治療を受けられますか?

もちろん可能です。近年、男性の美容意識も高まっており、口横のたるみを改善するために来院される男性は非常に増えています。

男性の骨格や皮膚の厚さに合わせた治療を提案しているクリニックが多いので、気軽に相談してみましょう。

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この記事を書いた人

Dr.寺井美佐栄のアバター Dr.寺井美佐栄 ミサクリニック 六本木本院 院長

日本抗加齢医学会認定専門医。日本美容皮膚科学会、日本レーザー医学会、日本産業衛生学会専門医。
複数の大手美容皮膚科で10年以上の院長経験を経て、2022年9月にMiSA Clinic(ミサクリニック)を開業。YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。皆様と共に、MiSA Clinicスタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

資格
アラガン社ボトックスビスタ認定医
アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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