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ヒアルロン酸注射のダウンタイムは何日?部位別の症状や長引かせないポイントを解説

ヒアルロン酸注射は、シワの改善やボリュームアップを目的とした人気の美容施術ですが、施術後のダウンタイムが気になる方も多いでしょう。ダウンタイム期間の長さや症状は、注入部位や体質によって異なりますが、適切なケアを行うことで早く回復させることが可能です。
本記事では、ヒアルロン酸注射のダウンタイムについて、部位ごとの症状や回復期間の目安を詳しく解説します。
また、腫れや内出血を最小限に抑え、ダウンタイムを短縮するポイントについても紹介するので、これから施術を受ける方はぜひ参考にしてください。

1. ヒアルロン酸注射とは

ヒアルロン酸注射は、肌のハリやシワの改善に使われる人気の美容施術です。体内にもある成分で、高い保水力によってふっくらとした肌に導きます。
施術は短時間で、メスを使わずダウンタイムも少なめ。加齢による変化や顔のバランスが気になり始めた方にとって、気軽に試せる選択肢のひとつです。

ヒアルロン酸注射の効果

ヒアルロン酸注射は、シワやたるみの改善、フェイスラインの補整、肌のハリや潤いアップに効果的です。
加齢で減ったヒアルロン酸を補うことで、内側からふっくらとした若々しい肌に導きます。たとえば、ほうれい線や口元にはシワを埋めるように、頬やこめかみにはボリュームを足して立体感を出すことができます。
涙袋や唇の形成にも使え、顔全体の印象を整えるのに役立ちます。
ヒアルロン酸は体に吸収されるため、定期的な施術で効果を保つことができます。

関連記事:ヒアルロン酸注射の5つの効果とは?効果を持続させるためのポイントを紹介

こんな人におすすめ

ヒアルロン酸注射は、メスを使わず自然に若返りたい人に向いています。シワやたるみが気になる部分にボリュームを補うことで、滑らかな印象に整えることが可能です。
特に、ほうれい線やゴルゴライン、目の下のくぼみ、頬のコケが気になる方に効果的です。目の下のくぼみや頬のコケが目立つ人は、ふっくらとした仕上がりにすることで、顔の印象を和らげることができます。さらに、唇をボリュームアップさせたい人や、涙袋を作りたい人にも効果的です。
この施術は、ダウンタイムが短く、比較的手軽に受けられる点も魅力です。即効性があり、施術直後から変化を実感しやすいため、忙しい人にも向いています。自然な若返りやバランスの取れた若々しい顔立ちを目指す方におすすめの施術です。

関連記事:ヒアルロン酸注射の種類は?各種の効果や費用感、効力の期間などを比較して選び方を解説!

2. ヒアルロン酸注射のダウンタイムの症状

ヒアルロン酸注射は、手軽に美容効果を得られる人気の施術ですが、ダウンタイム中に様々な症状が現れる可能性があります。これらの症状は、注入部位や個人の体質によって異なり、程度や期間も様々です。
ここからは、ヒアルロン酸注射後に起こりうる代表的な症状である、赤み、腫れ、内出血、むくみ、痛み、しこりそれぞれを解説します。それぞれの症状の原因や対処法を知っておくことで、ダウンタイム中の不安を軽減し、安心して過ごせるようにしましょう。

赤み・腫れ

ヒアルロン酸注射後は、針による刺激や注入による皮膚のふくらみによって、赤みや腫れが生じることがあります。特に皮膚が薄く血流が豊富な部位では、症状が目立ちやすい傾向がありますが、ほとんどは数時間から数日で自然におさまります。
冷却や摩擦を避けることで症状の緩和が期待でき、特別な治療を必要とすることは稀です。ダウンタイムを最小限に抑えるためにも、施術後の正しいケアが大切です。

内出血

ヒアルロン酸注射では、針が血管に触れることで内出血が起こることがあります。
皮下に血液が滲み出すため、青紫や赤紫のあざのように見えることがあります。特に目元や唇など血管が多い部位では起こりやすく、目立つこともありますが、ほとんどは1〜2週間ほどで自然に消えていきます。内出血の大きさや程度には個人差があり、小さな点状から広がる場合までさまざまです。
内出血を防ぐには、施術後の摩擦や過度な運動など血行を促進する行動を避けることが大切です。気になる場合はメイクでのカバーも可能です。

関連記事:ヒアルロン酸注射のデメリットとは?失敗しないために期待できる効果と副作用なども解説

むくみ

ヒアルロン酸注射後は、一時的にむくみが生じることがあります。ヒアルロン酸は水分を引き寄せる性質があるため、注入後に軽度の腫れやむくみが出やすく、施術による刺激でリンパの流れが滞ることも一因です。
特に目元や口元など皮膚の薄い部位では、朝に症状が強く出ることもありますが、数日〜1週間ほどで自然に治まることがほとんどです。
冷却やマッサージは控え、水分を適度に摂ることで早期回復が期待できます。むくみは一時的な反応であり、正しくケアを行えば大きな問題になることは少ないでしょう。

痛み

ヒアルロン酸注射後には、針による刺激や注入時の圧力により、軽度の痛みを感じることがあります。
特に目元や唇など、神経が多い部位では痛みを感じやすく、違和感が数日残ることもあります。多くの場合、痛みは軽く、時間とともに自然におさまりますが、腫れや内出血があるとやや強く感じることもあります。
通常の痛みであれば冷却や安静で軽減できますが、強い痛みが続く場合は感染や血流障害の可能性があるため、早めに医師へ相談しましょう。

しこり(硬さ)

ヒアルロン酸注射後に、しこりや硬さを感じることがあります。これは、注入直後にヒアルロン酸が均等になじんでいないことが原因で、粘度の高い製剤や注入量が多い場合に起こりやすくなります。
皮膚の浅い層への注入や、施術後すぐにマッサージや圧迫を加えると、目立ちやすくなるため注意が必要です。
多くは時間とともに体内の水分となじみ、数日から数週間で自然に柔らかくなりますが、長く残る場合や違和感が強い場合は、早めに医師に相談しましょう。適切なケアを行えば、しこりのリスクは最小限に抑えられます。

3. 部位別のダウンタイムの特徴

ヒアルロン酸注射後のダウンタイムは、施術部位によって症状や期間が異なります。各部位の皮膚の厚さや血管の分布、神経の密集度などが影響するためです。
ここでは、涙袋、ほうれい線、鼻、唇、額(おでこ)といった人気の施術部位におけるダウンタイムの特徴を詳しく解説します。それぞれの部位で起こりやすい症状や、注意すべき点を知っておくことで、より安心して施術を受けることができるでしょう。

涙袋

涙袋へのヒアルロン酸注射では、腫れやむくみが起こりやすい傾向があります。
目元は皮膚が薄く繊細なため、注入後に軽い膨らみが出ることがあります。施術直後は不自然に見える場合もありますが、時間が経つにつれて自然になじみます。
また、涙袋は血管が多いため、内出血も比較的起こりやすく、青あざのように見えることもあります。冷やすことで腫れや内出血を軽減でき、多くの場合、ダウンタイムは数日から1週間ほどで落ち着きます。施術後は擦らず、刺激を避けることが大切です。

ほうれい線

ほうれい線へのヒアルロン酸注射では、軽度の腫れや内出血が起こることがあります。
皮膚の厚みがある部位のため、涙袋ほど目立つことは少ないですが、施術直後はやや膨らんだ印象になることがあります。ほうれい線は表情の動きが多い部分であり、注入したヒアルロン酸が馴染むまでに数日かかることが少なくありません。
また、血流が豊富なため、施術後に内出血が発生する可能性もあります。症状が出た場合でも、通常1〜2週間ほどで自然に吸収され、徐々に目立たなくなります。ダウンタイムが短く、日常生活に支障をきたすことは少ないですが、施術直後は強くこすったり、マッサージを行ったりしないよう注意が必要です。

鼻へのヒアルロン酸注射は、腫れや内出血が発生しにくい部位ですが、施術後の圧迫や刺激には注意が必要です。
鼻は皮膚が比較的厚く、血管も少ないため、大きな腫れが起こることは少ないですが、注入した直後は若干の違和感を感じることがあります。施術後に鼻を強く押したり、メガネをかけたりすると、ヒアルロン酸が移動しやすくなります。そのため、形を整えた後は、一定期間圧迫を避けることが欠かせません。
また、鼻の施術では感染リスクを抑えるために、衛生管理を徹底する必要があります。
ダウンタイムは比較的短く、多くの場合1週間以内には違和感が軽減されます。理想的な仕上がりを維持するためには、施術後の取り扱いに注意を払うことが大切です。

唇へのヒアルロン酸注射は、腫れやむくみが特に出やすい施術です。
唇は血流が多く動きやすいため、他の部位よりも腫れが長引くことがあります。施術直後は一時的に大きく見えることがありますが、数日以内に落ち着いていきます。内出血も起こりやすく、小さなあざができる場合もあります。
食事や会話で違和感を覚えることがありますが、多くは数日〜1週間ほどで解消されます。冷却や刺激を避けたケアを行うことで、ダウンタイムを抑えることができます。

額(おでこ)

額へのヒアルロン酸注射では、軽度の腫れやむくみが起こることがあります。
額は皮膚が厚く血流も多いため、広範囲に注入すると一時的に不自然な膨らみが出ることもありますが、時間とともに馴染んでいきます。内出血のリスクもありますが、額は比較的目立ちにくい部位です。
施術後はうつ伏せ寝や前髪による摩擦を避け、清潔を保つことが大切です。ダウンタイムは1週間程度で、適切なケアにより自然な仕上がりが期待できます。

4. ダウンタイムを長引かせないための4つのポイント

ヒアルロン酸注射のダウンタイムは、施術後のケア次第で短縮できます。腫れや内出血の程度は、生活習慣や対策の有無によって変わるため、医師選びや過ごし方が重要です。できるだけ早く自然な仕上がりを目指すには、正しいアフターケアが欠かせません。
ここでは、ダウンタイムを抑えるための具体的なポイントをご紹介します。

①実績のある信頼できる医師を選ぶ

ヒアルロン酸注射のダウンタイムを最小限に抑えるためには、経験豊富な医師を選ぶことが不可欠です。
技術力の高い医師であれば、適切な層に適量を注入できるため、施術後の腫れや内出血のリスクを低減できます。注入の仕方によっては、血管に負担がかかり、不要なダウンタイムが長引くこともあります。
信頼できる医師を選ぶためには、過去の症例や口コミを確認し、実績を把握することが役立つでしょう。また、事前のカウンセリングで、リスクやダウンタイムについて詳細に説明してくれる医師であれば、施術後のトラブルを防ぎやすくなります。
医師の技術によって仕上がりだけでなく、ダウンタイムの長さも左右されます。安心して施術を受けるためにも、実績のあるクリニックを選ぶことが大切です。

②患部は冷やす

施術後に患部を冷やすことで、腫れや内出血を抑えることができます。
ヒアルロン酸注射は針を使用するため、皮膚や血管に刺激が加わり、炎症反応が起こることがあります。冷却することで血管が収縮し、不要な腫れを防ぐことが可能です。
冷却する際は、氷や保冷剤を直接肌に当てるのではなく、タオルなどで包んで優しく当てることが肝心です。施術後すぐに冷やすことで、症状を軽減しやすくなりますが、長時間行うと逆に血行が悪くなり回復を妨げる可能性もあるため、適度な時間で行うことが推奨されます。
腫れや内出血を抑えることで、施術後の仕上がりをよりスムーズに整えることができます。適切な冷却を行い、ダウンタイムを短縮させましょう。

③患部にはできるだけ触れない

施術後の患部に不必要に触れることは、腫れや内出血を悪化させる原因になります。
ヒアルロン酸は注入直後はまだ馴染んでおらず、強い圧力を加えると形が変わることがあります。また、手には細菌が付着しているため、触ることで感染リスクが高まる可能性も否めません。
特に施術当日は、マッサージやメイク時の摩擦を避けることが大切です。施術後に違和感があったとしても、むやみに触れたり、押したりしないように意識することで、ヒアルロン酸が適切な位置で定着しやすくなります。
触らないことで、施術後の腫れや内出血が悪化するリスクを防ぎ、自然な仕上がりを維持できます。できるだけ患部には手を触れず、安静に過ごすことを心がけましょう。

➃血行促進をする行動は控える

施術後は血行が促進される行動を避けることで、腫れや内出血の悪化を防ぐことができます。血流が活発になると、注入部位の炎症が長引くことがあり、ダウンタイムが伸びる原因となることが少なくありません。
特に入浴やサウナ、激しい運動、アルコールの摂取などは、血流を促進しやすい行動です。施術当日はシャワー程度にとどめ、長時間の入浴は控えることが推奨されます。また、アルコールは血管を拡張し、内出血を悪化させる可能性があるため、施術後数日は避けることが望ましいです。
血行を落ち着かせることで、不要な腫れや内出血を防ぎ、ダウンタイムを短縮できます。施術後はできるだけ安静に過ごし、体への負担を最小限に抑えることを意識しましょう。

5. まとめ

ヒアルロン酸注射のダウンタイムは、部位や体質によって異なりますが、多くの場合は数日から1週間ほどで落ち着きます。施術後は、適切なケアを行うことで腫れや内出血を軽減し、スムーズな回復が可能です。
施術当日は激しい運動やアルコールを避け、冷却や保湿を心がけることが肝心です。不安な症状が続く場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。
事前にダウンタイムの特徴や対策を知っておくことで、安心して施術を受けることができます。
美しく自然な仕上がりを目指すために、適切なアフターケアを実践しましょう。
ヒアルロン酸注射の検討をお考えなら、まずはMiSA Clinic六本木本院の無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

監修医師

                 

ミサクリニック 六本木本院 院長

寺井 美佐栄

  • 所属学会

    ・日本抗加齢医学会認定専門医
    ・日本美容皮膚科学会
    ・日本レーザー医学会
    ・日本産業衛生学会専門医

  • 資格

    ・アラガン社ボトックスビスタ認定医
    ・アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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