顔周りをスッキリさせる方法|即効性のあるケアで小顔効果も!

顔周りをスッキリさせる方法|即効性のあるケアで小顔効果も!

「顔周りのもたつきが気になる」「フェイスラインがぼんやりして見える」そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。顔がスッキリしない原因は、むくみや筋力の低下、たるみなど複数の要因が絡み合っています。

この記事では、顔周りをスッキリさせるために自宅でできるセルフケアから、食事・生活習慣の見直し、美容医療の選択肢まで幅広く解説します。

即効性が期待できるマッサージや表情筋トレーニングも紹介していますので、ぜひ今日から取り入れてみてください。

目次

顔周りがもたつく原因を知れば、スッキリへの近道になる

顔周りがスッキリしない背景には、加齢による組織の変化だけでなく、日々の生活習慣やむくみが深く関わっています。原因を正しく把握することが、効果的なケアへの第一歩です。

加齢で顔のたるみが進行するワケ

年齢を重ねると、皮膚のコラーゲンやエラスチン(肌の弾力を保つたんぱく質)の産生量が減少します。この土台が弱くなると、重力に逆らえなくなった皮膚が下垂し、顔周りのもたつきとして現れます。

さらに、表情筋と呼ばれる顔の筋肉も年齢とともに痩せていきます。筋肉のボリュームが減ると、その上にある脂肪や皮膚を支えきれなくなり、フェイスラインが崩れやすくなります。

むくみが顔を大きく見せている場合も多い

朝起きたとき、顔がパンパンに腫れていた経験はないでしょうか。塩分の摂りすぎやアルコール、睡眠不足は体内の水分バランスを崩し、余分な水分が顔周りに溜まりやすくなります。

リンパ液の流れが滞ると老廃物の排出も鈍くなり、慢性的なむくみにつながりかねません。むくみは一時的なものですが、放置すれば顔全体が大きく見える原因になります。

顔のもたつきにつながる主な原因

原因主な影響対策の方向性
コラーゲン減少肌のハリ低下・たるみスキンケア・栄養補給
表情筋の衰えフェイスライン崩れ表情筋トレーニング
むくみ顔全体の膨張感マッサージ・食事改善
脂肪の蓄積二重あご・頬のふくらみ生活習慣の見直し
姿勢の悪さ血行不良・たるみ促進姿勢矯正・ストレッチ

紫外線ダメージが肌の老化を加速させている

紫外線は肌の老化原因の約80%を占めるともいわれています。UVA波は真皮層にまで到達し、コラーゲンやエラスチンの繊維を分解する酵素(MMP:マトリックスメタロプロテアーゼ)の活性を高めます。

日常的に紫外線を浴び続けると、光老化と呼ばれるダメージが蓄積し、たるみやシワが深くなっていきます。日焼け止めは季節を問わず塗る習慣をつけたいものです。

今すぐ試せる!顔をスッキリさせるセルフマッサージ

フェイスマッサージは血流やリンパの流れを促進し、顔のむくみ解消に即効性が期待できるケアです。研究でも、フェイスローラーを5分間使用するだけで頬の血流量が有意に増加したという報告があります。

リンパの流れを意識したフェイスマッサージの手順

マッサージを行う前に、まず首のリンパ節を軽くほぐしましょう。鎖骨のくぼみを4本の指で優しく円を描くように押すと、リンパの出口が開きやすくなります。

その後、あご先から耳の下に向かってフェイスラインをなぞるように指を滑らせてください。力を入れすぎず、皮膚が動く程度の圧で十分です。最後に耳の下から首筋を通って鎖骨へと流すと、老廃物の排出を促せます。

フェイスローラーを使ったケアで血行を促進

天然石やステンレス製のフェイスローラーは、手軽に顔周りの血流を改善できるアイテムとして注目されています。肌の上をゆっくり転がすだけで、マッサージと似た刺激を皮膚に与えられます。

ポイントは、下から上へ、内側から外側へ向かって一方向に転がすことです。往復させると皮膚に余計な摩擦がかかり、たるみを悪化させる恐れがあるため注意が必要でしょう。使用時間は片側2~3分ずつが目安となります。

マッサージの効果を高めるタイミングと注意点

入浴後や蒸しタオルで顔を温めた後は、血管が拡張して血行が良くなっている状態です。このタイミングでマッサージを行うと、より効果的にむくみを流すことが期待できます。

ただし、肌に炎症やニキビがあるときは刺激を避けるべきです。過度なマッサージはかえって肌トラブルを招く可能性もあるため、週に3~4回を目安にしましょう。

マッサージの種類と特徴

マッサージ法期待できる効果所要時間の目安
リンパマッサージむくみ改善・老廃物排出5~10分
フェイスローラー血行促進・肌のトーンアップ5分程度
かっさマッサージ筋肉の緊張緩和・輪郭改善10分程度

フェイスラインを引き締める表情筋トレーニングで小顔に近づこう

表情筋を鍛えることで顔の筋肉量が増え、皮膚や脂肪をしっかり支えられるようになります。ある研究では、20週間の表情筋エクササイズにより頬のふっくら感が増し、見た目年齢が平均で約3歳若く評価されたという結果が出ています。

「あいうえお体操」で表情筋をまんべんなく刺激する

口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」と発音するだけのシンプルなエクササイズですが、顔全体の筋肉をバランスよく使うことができます。1つの音を5秒間キープし、ゆっくり次の音に移ってください。

特に「う」の形では口周りの口輪筋(こうりんきん)が強く収縮し、「い」の形では頬の大頬骨筋(だいきょうこつきん)が引き上げられます。1日3セットを目安に続けると、2~3週間で顔周りの変化を感じ始める方もいらっしゃいます。

舌回しエクササイズであご下をスッキリさせる

口を閉じた状態で、舌を歯の外側に沿わせて大きく回します。右回り20回、左回り20回を1セットとし、朝晩に行うのが効果的です。

表情筋トレーニングの種類と対象部位

トレーニング名対象部位回数の目安
あいうえお体操顔全体各音5秒×3セット
舌回しエクササイズあご下・口周り左右20回×2セット
頬膨らましトレーニング頬・口周り10秒キープ×5回
眉上げキープおでこ・目周り10秒キープ×5回

頬を膨らませるトレーニングで口元のたるみにアプローチ

口の中に空気をたっぷり含み、頬を風船のように膨らませます。その状態を10秒間キープしたあと、ゆっくり空気を抜いてください。これを5回繰り返すだけで、口周りの筋肉にしっかり負荷をかけられます。

表情筋トレーニングを続けるコツ

筋トレと同じく、表情筋エクササイズも継続してこそ成果が表れます。歯磨きの前後やテレビを見ながらなど、日常動作に組み込むと習慣化しやすくなるでしょう。

やりすぎは筋肉の疲労や皮膚への負担につながるため、1日10分程度を上限にするのが賢明です。鏡を見ながら行うと、正しいフォームを意識できて効果も高まります。

顔のむくみを取る食事と生活習慣で、内側からスッキリさせよう

外側からのケアだけでなく、食事や生活習慣を整えることでむくみの根本原因にアプローチできます。体の内側からのケアは、顔周りのスッキリ感を長期的に維持するために欠かせない要素といえるでしょう。

塩分を控えてカリウムを積極的に摂る

塩分の過剰摂取は体内に水分を溜め込む大きな要因です。厚生労働省が推奨する1日の食塩摂取目標量は、男性で7.5g未満、女性で6.5g未満とされています。

むくみ対策にはカリウムを多く含む食品が有効です。バナナ、アボカド、ほうれん草、サツマイモなどを意識して食卓に取り入れてみてください。カリウムはナトリウムの排出を助け、体内の水分バランスを整えてくれます。

十分な水分補給がむくみ予防につながる

「水を飲むとむくむ」と思い込んで水分を控える方がいますが、逆効果です。水分が不足すると体は水を溜め込もうとし、かえってむくみやすくなります。

1日1.5~2リットルの水をこまめに飲むと、老廃物の排出がスムーズになります。冷たい水よりも常温や白湯のほうが胃腸への負担が少なくおすすめです。

質の良い睡眠が翌朝の顔のスッキリ感を左右する

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバー(新陳代謝)が活発になります。7時間前後の質の良い睡眠を確保することで、肌の修復とリンパの巡りが促進されるのです。

枕が低すぎると顔に水分が集まりやすいため、やや高めの枕を使うのも一つの工夫です。就寝前のスマートフォン操作は睡眠の質を下げるので、寝る1時間前にはブルーライトを避けるよう心がけましょう。

むくみ対策に役立つ栄養素と食材

栄養素おすすめの食材期待できる作用
カリウムバナナ・アボカド・トマトナトリウム排出を促進
ビタミンCパプリカ・キウイ・いちごコラーゲン合成をサポート
たんぱく質鶏むね肉・豆腐・卵筋肉と肌の材料になる
食物繊維海藻・きのこ・ごぼう腸内環境を整え代謝UP

美容クリニックで受けられるたるみ治療にはどんな種類がある?

セルフケアでは改善が難しいたるみには、医療機関での施術が選択肢に入ります。顔のたるみ治療は年々進歩しており、メスを使わずに顔周りを引き締める方法も増えてきました。

ハイフ(HIFU)は超音波でたるみにアプローチする施術

HIFU(高密度焦点式超音波)は、超音波のエネルギーを皮膚の深い層(SMAS筋膜)に集中して照射する治療法です。熱エネルギーによってコラーゲンの収縮と再生が促され、リフトアップ効果が得られます。

施術時間は30分~1時間程度で、ダウンタイムもほとんどありません。効果は施術後1~3か月かけて現れ、半年から1年ほど持続するのが一般的です。

糸リフト(スレッドリフト)で物理的にたるみを引き上げる

医療用の溶ける糸を皮下に挿入し、物理的にたるんだ組織を引き上げる施術です。糸にはトゲ状の突起がついており、これが皮下組織に引っかかることで持ち上げ効果を発揮します。

主なたるみ治療の比較

治療法主な効果持続期間の目安
HIFUコラーゲン再生・引き締め6か月~1年
糸リフト物理的なリフトアップ1~2年
RF(ラジオ波)真皮のコラーゲン活性化3~6か月
ヒアルロン酸注入ボリューム補充・輪郭補正6か月~1年半

RF(ラジオ波)治療でコラーゲンを活性化させる

RF治療は、高周波エネルギーを肌に照射して真皮層を加温し、コラーゲンの収縮と新生を促す方法です。痛みが少なく、肌への負担も比較的軽い施術として人気があります。

治療を検討するなら、まず医師に相談を

美容医療は効果が高い一方、費用や副作用のリスクもあります。ご自身の肌やたるみの程度に合った治療法を選ぶためには、医師の診察とカウンセリングが大切です。治療内容やリスク説明に納得した上で決断しましょう。

コラーゲンやサプリメントで肌のハリを取り戻すことはできる?

コラーゲンペプチドの経口摂取が肌の弾力性やうるおいを改善するという研究結果が複数報告されています。ただし、サプリメントだけで劇的に顔がスッキリするわけではなく、外側のケアと組み合わせることが大切です。

コラーゲンペプチドの摂取で肌弾力が向上した研究報告

二重盲検試験において、コラーゲンペプチドを1日2.5g、8週間摂取した被験者のグループでは、摂取前と比較して肌の弾力性が統計的に有意に改善されたという結果が得られています。

別の研究では、目尻のシワの体積が約20%減少し、プロコラーゲンI型の産生が65%増加したとの報告もあります。コラーゲンペプチドの経口摂取は、肌のハリ改善に一定の効果があると考えられています。

ビタミンCとの組み合わせでコラーゲン合成をサポート

コラーゲンが体内で合成される際には、ビタミンCが補酵素として働きます。コラーゲンサプリメントを摂取する際はビタミンCを一緒に摂ると、効果を引き出しやすくなるかもしれません。

パプリカやブロッコリー、柑橘系のフルーツが良い供給源です。サプリメントに頼りすぎず、バランスの良い食事を土台にしましょう。

サプリメントを選ぶ際に気をつけたいポイント

コラーゲンサプリメントは低分子のペプチドタイプが吸収されやすいとされています。魚由来は分子量が小さく吸収率が高いという報告もあります。

ただし、サプリメントは医薬品ではなく、効果には個人差があります。持病のある方や服薬中の方は、必ず主治医に相談してから始めてください。

  • 低分子コラーゲンペプチドタイプを選ぶ
  • ビタミンCが配合されているものが便利
  • 魚由来は吸収率が高い傾向にある
  • 1日の推奨摂取量(2.5~10g)を守る
  • 効果を実感するまで8~12週間は継続する

顔周りスッキリを長続きさせるために、毎日の習慣を見直そう

一時的なケアで顔がスッキリしても、悪い習慣を続けていればすぐに元に戻ってしまいます。日常の中に小さな工夫を取り入れ、スッキリした顔周りをキープしていきましょう。

正しい姿勢を意識するだけで顔の印象が変わる

猫背やストレートネックは、首や肩の血行を悪化させます。血流が滞ると顔にむくみが出やすくなり、フェイスラインのもたつきが目立つようになるでしょう。

デスクワーク中は1時間ごとに首を回したり肩をすくめたりするストレッチを取り入れてみてください。背筋を伸ばしてあごを引く姿勢を保つだけでも、首周りのリンパの流れがスムーズになります。

  • 1時間に1回、首と肩のストレッチを行う
  • パソコンの画面は目線の高さに合わせる
  • スマートフォンを見るときは顔の高さまで持ち上げる
  • 椅子に深く座り、背もたれに軽く寄りかかる

紫外線対策は顔のたるみ予防に直結する

先述のとおり、紫外線はコラーゲンとエラスチンを破壊する大きな原因です。SPF30以上の日焼け止めを毎日塗ることを習慣にしましょう。2~3時間ごとの塗り直しも忘れないでください。

帽子やサングラス、日傘の併用も効果的です。秋冬も油断せず、曇りの日でも紫外線対策を続けましょう。

適度な運動で全身の巡りを良くする

ウォーキングやヨガなどの軽い有酸素運動は、全身の血液循環とリンパの流れを改善します。体全体の巡りが良くなれば、顔のむくみも起きにくくなるでしょう。

週に3~4回、30分程度の運動を続けると、代謝が活性化して肌のコンディションにも良い影響が期待できます。楽しく続けられる運動を選ぶことが長続きの秘訣です。

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よくある質問

顔周りのセルフマッサージは1日何分くらい行えば効果を感じられますか?

1回あたり5~10分程度を目安に行うのがおすすめです。研究データでは、フェイスローラーを5分間使用するだけで顔の皮膚血流量が有意に増加し、その効果が10分以上持続したと報告されています。

やりすぎは肌への摩擦ダメージにつながるため、朝と夜の2回、各5分程度にとどめるのが良いでしょう。継続して行うと、むくみが取れやすい肌環境が整っていきます。

表情筋トレーニングで顔のたるみが改善するまでにどれくらいかかりますか?

個人差はありますが、毎日10分程度のエクササイズを続けた場合、2~3週間で顔周りに変化を感じ始める方が多いです。学術研究では、20週間の継続で頬の充実感が改善し、推定年齢が約3歳若く評価されたという報告もあります。

短期間で結果を求めすぎず、毎日少しずつ続けることが大切です。歯磨きと同じように日課に組み込むと、無理なく習慣化できるでしょう。

顔のむくみがひどい朝に即効性のあるケア方法はありますか?

朝のむくみには、冷温タオルの交互あてが効果的です。温かいタオルで30秒、冷たいタオルで30秒を3回繰り返すことで血管の拡張と収縮が促され、滞った水分の排出が加速します。

あわせて首から鎖骨にかけてのリンパマッサージを行うと、さらにスッキリ感が高まるでしょう。白湯を一杯飲んでから取り組むと、体内の循環も活性化してより効率的です。

コラーゲンサプリメントは顔のたるみ改善に効果がありますか?

複数の二重盲検プラセボ対照試験において、コラーゲンペプチドの経口摂取が肌の弾力性を有意に改善し、シワを減少させたという結果が報告されています。肌内部のコラーゲン合成を促すことで、ハリの回復が期待できるのです。

ただし、サプリメントだけで顔のたるみがすべて解消されるわけではありません。マッサージや表情筋トレーニング、紫外線対策と組み合わせて取り入れると、より実感しやすくなるでしょう。

フェイスローラーとかっさでは、どちらが小顔効果を得やすいですか?

研究によると、フェイスローラーは肌の弾力性向上に優れ、かっさ(グアシャ)は筋肉の緊張緩和に効果的であることが示されています。

つまり、皮膚のハリを高めたい場合はフェイスローラー、筋肉のこわばりによるエラ張りが気になる場合はかっさが適しています。

どちらも8週間の継続で顔の輪郭に有意な改善が見られたと報告されており、ご自身のお悩みに合わせて使い分けるのが賢い選択です。両方を組み合わせる方法もおすすめできます。

参考文献

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この記事を書いた人

Dr.寺井美佐栄のアバター Dr.寺井美佐栄 ミサクリニック 六本木本院 院長

日本抗加齢医学会認定専門医。日本美容皮膚科学会、日本レーザー医学会、日本産業衛生学会専門医。
複数の大手美容皮膚科で10年以上の院長経験を経て、2022年9月にMiSA Clinic(ミサクリニック)を開業。YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。皆様と共に、MiSA Clinicスタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

資格
アラガン社ボトックスビスタ認定医
アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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