年齢を重ねるにつれて気になるお顔のたるみ。特に「なんだか疲れて見える」「ほうれい線が深くなった」と感じる場合、その原因は「中顔面」のたるみにあるかもしれません。
中顔面リフトは、この中顔面エリアを重点的に引き上げることで、若々しく明るい印象を取り戻すための施術です。
この記事では、中顔面リフトでどのような効果が期待できるのか、具体的な施術方法、ダウンタイムや費用について詳しく解説します。
中顔面リフトで期待できる効果とは?
中顔面リフトは、顔の中心部分のたるみを改善し、見た目年齢を大きく左右する複数の悩みに同時に働きかけられる施術です。
特定の一部分だけを改善するのではなく、顔全体のバランスを整え、自然で若々しい印象を創り出します。
目の下のクマやたるみの改善
目の下は、たるみの影響が顕著に現れる部位です。中顔面の皮膚や脂肪が下がって目の下に影ができたり、膨らみが目立ったりします。これがいわゆる「黒クマ」や「影クマ」の原因です。
中顔面リフトは下がった組織を元の位置に引き上げるため、目の下の皮膚が平らになり、クマやたるみが目立たなくなります。その結果、目元にハリが戻り、明るく健康的な表情に変わります。
目の下のたるみによる印象の変化
悩み | 原因 | 改善後の印象 |
---|---|---|
疲れて見える | 目の下の影(黒クマ) | 明るく元気な印象 |
老けて見える | 皮膚のハリ低下とたるみ | 若々しくハリのある目元 |
不機嫌に見える | ゴルゴラインの出現 | 穏やかで優しい表情 |
ほうれい線やマリオネットラインの緩和
ほうれい線は、頬の脂肪が下がり、鼻の両脇から口元にかけてできる溝です。同様に、口角から下に伸びるマリオネットラインも、たるみが原因で現れます。
中顔面リフトは、この頬の脂肪(メーラーファット)を直接持ち上げるため、ほうれい線やマリオネットラインを浅くする効果が期待できます。
口元の印象がすっきりし、引き締まったフェイスラインへと導きます。
頬の位置が高くなり立体的な顔立ちへ
加齢とともに頬の一番高い位置は徐々に下がり、平坦な顔立ちになっていきます。
中顔面リフトによって頬の組織を上方向に引き上げると、若い頃のような丸みと高さのある頬を取り戻せます。頬の位置が高くなると顔全体に立体感が生まれ、メリハリのある若々しい印象を与えます。
これは、ヒアルロン酸などでボリュームを補うのとは異なる、根本的なリフトアップ効果です。
そもそも「中顔面」とはどの部分を指すのか
中顔面とは、一般的に目の下から口の上あたりまでの、顔の中心部分を指します。
具体的には頬や目の下、ほうれい線の上部などが含まれ、顔の若々しい印象を左右する極めて重要なエリアです。
解剖学的に見た中顔面の範囲
一般的に、顔は上顔面、中顔面、下顔面の3つのパートに分けて考えます。
中顔面は、目の下から口の上あたりまでの範囲を指します。具体的には、以下の部分が含まれます。
- 目の下のエリア
- 頬(チーク)
- ゴルゴライン(ミッドチークライン)
- ほうれい線(鼻唇溝)の上部
このエリアは表情を作る上で重要な筋肉や、若々しさを象徴する脂肪組織が集中しているため、加齢による変化が現れやすい特徴があります。
顔の印象を左右する重要なパーツ
中顔面は、人の視線が集まりやすい顔の中心部に位置します。そのため、この部分のたるみやボリュームの変化は、顔全体の印象に直接的な影響を与えます。
「若々しさ」や「元気さ」といったポジティブな印象は、ハリのある高い位置の頬によって作られます。
逆に、中顔面がたるむと、実年齢よりも老けて見えたり疲れた印象を与えたりする原因となります。
中顔面の老化サイン
サイン | 特徴 | 与える印象 |
---|---|---|
ゴルゴライン | 頬の中央を斜めに走る溝 | 疲労感、不機嫌 |
深いほうれい線 | 頬の脂肪の下垂による影 | 老けた印象 |
平坦な頬 | 頬のトップの位置が下がる | 立体感のない顔立ち |
上顔面・下顔面との関係性
顔のたるみは、中顔面だけで完結するわけではありません。例えば、中顔面のたるみは、下顔面のフェイスラインのもたつきやマリオネットラインの形成にも影響を及ぼします。
逆に、上顔面(額やこめかみ)のたるみが、中顔面に影響を与える場合もあります。
顔全体のバランスを考え、どの部分の治療が最も効果的かを見極めることが重要です。そのため、カウンセリングでは顔全体の構造を評価し、一人ひとりに合った治療計画を立てます。
中顔面のたるみが引き起こす見た目の変化
中顔面のたるみは、単に皮膚が伸びるという現象だけではありません。皮膚の下にある脂肪や筋肉、骨格といった複数の要因が複雑に関わり合い、さまざまな見た目の変化として現れます。
ご自身が感じている悩みが、実は中顔面のたるみに起因しているかもしれません。
ゴルゴライン(ミッドチークライン)の出現
ゴルゴラインは、目頭の下から頬の中央にかけて斜めに入る線です。漫画のキャラクターに由来する俗称ですが、医学的にはミッドチークラインと呼ばれます。
これは、皮膚と骨を結びつけている靭帯(リガメント)が加齢によって緩むこと、そして周囲の脂肪が下に移動することで、靭帯に沿って溝ができるために生じます。
ゴルゴラインがあると疲れているように見えたり、不機嫌な印象を与えたりしやすいです。
頬全体のボリューム減少と下垂
若い頃は高い位置にあり、ふっくらとしていた頬の脂肪は年齢とともに減少し、重力の影響で下方へ移動します。
この影響で、頬全体がこけて見えたり、逆にフェイスライン付近がもたついた印象になったりします。
頬のトップの位置が下がるため顔の立体感が失われ、のっぺりとした平坦な顔立ちに見えてしまうのです。
セルフケアと美容医療の比較
方法 | 期待できる効果 | 限界 |
---|---|---|
化粧品・マッサージ | 保湿、むくみ改善、ハリ感の維持 | 下垂した脂肪や緩んだ靭帯の改善は困難 |
美容医療 | 脂肪や皮膚を物理的に引き上げる | 根本的なたるみの構造にアプローチ可能 |
目の下のくぼみとクマの悪化
頬の脂肪が下へ移動すると、その上のエリアである目の下が空洞化し、くぼみが目立つようになります。このくぼみが影となり、黒クマを形成します。
また、目の下の脂肪(眼窩脂肪)を支えていた組織も緩むため、脂肪が前に突出し、たるみや膨らみが悪化するケースもあります。
このように、頬の下垂は目の下の悩みをより深刻にする一因となります。
なぜ「疲れている」ように見えてしまうのか
見た目が「疲れている」ように見える主な原因は、中顔面のたるみによって生じる「顔の影」にあります。
脂肪の下垂や骨の萎縮で顔に凹凸ができると影が生まれ、それが疲労感や老けた印象を強く与えるのです。
見た目年齢を左右する「顔の影」の正体
疲れた印象や老けた印象を決定づけるのは「顔にできる影」です。若い顔には凹凸が少なく、光を均一に反射するため明るく見えます。
しかし、加齢によって中顔面の構造が変化すると予期せぬ場所に影が生まれます。目の下のくぼみ、ゴルゴライン、ほうれい線はすべて脂肪の下垂や骨の萎縮によって生じた凹凸が作り出す影なのです。
この影こそが、あなたの見た目年齢を引き上げ、疲労感を漂わせる主な原因です。
原因は皮膚だけではない?土台からの構造変化
たるみ対策というと、多くの人は皮膚表面のケアを想像します。しかし、中顔面のたるみはもっと深い層で起きています。
家で例えるなら、壁紙(皮膚)がたるんでいるのではなく、柱(骨)や断熱材(脂肪)が変化している状態です。
加齢により頭蓋骨、特に頬骨や眼窩周辺の骨は萎縮していきます。土台である骨が小さくなると、その上の脂肪や皮膚が余ってしまい、たるみとなって現れるのです。
表面的なケアだけでは改善が難しいのはこのためです。
顔の老化に関わる組織の変化
組織 | 若い頃の状態 | 加齢による変化 |
---|---|---|
骨 | 十分なボリュームがある | 萎縮し、小さくなる |
脂肪 | 適切な位置にあり、ハリを保つ | 減少し、重力で下垂する |
皮膚 | コラーゲンが豊富で弾力がある | 弾力が失われ、伸びやすくなる |
生活習慣がたるみを加速させている可能性
加齢という避けられない要因に加えて、日々の生活習慣が中顔面のたるみを早めているケースがあります。
例えば、長時間のスマートフォン操作によるうつむき姿勢は、常に顔に重力をかけ続け、たるみを助長します。
また、紫外線対策を怠ると、皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが破壊され、たるみやすい肌環境を作ってしまいます。
偏った食事による栄養不足や、睡眠不足も肌の再生能力を低下させ、老化を加速させる一因です。自分の生活の見直しも、未来のたるみ予防につながります。
中顔面リフトの主な施術方法
中顔面リフトの主な施術方法には、効果を実感しやすい「切開リフト」、手軽な「糸リフト」、ボリュームを補う「注入治療」、そして肌を引き締める「照射治療」があります。
たるみの状態や希望に応じて、これらの方法を単独または組み合わせて行います。
切開リフト(フェイスリフト)
切開リフトは耳の前や下まぶたの際などを切開し、皮膚だけでなく、その下にあるSMAS(スマス)筋膜という組織からしっかりと引き上げる外科手術です。
たるみの原因となっている余分な皮膚を切除できるため、たるみが強い場合でもリフトアップ効果と持続性が期待できます。
効果を実感しやすい分、ダウンタイムが他の施術に比べて長くなる傾向があります。
糸リフト(スレッドリフト)
糸リフトは、コグ(とげ)の付いた特殊な糸を皮下に挿入し、そのとげを組織に引っ掛けてたるみを引き上げる施術です。
メスを使わないため、傷跡がほとんど目立たず、ダウンタイムが短いのが大きなメリットです。
また、挿入した糸が周辺の組織を刺激し、コラーゲンの生成を促す効果も期待できます。中程度までのたるみに適しており、手軽に受けやすい施術として人気があります。
ヒアルロン酸・コラーゲンブースター注入
たるみによってボリュームが失われた部分や、影ができている部分にヒアルロン酸などを注入し、内側から肌を持ち上げる方法です。
骨が萎縮した部分を補ったり、靭帯をサポートするように注入したりして、リフトアップ効果を生み出します。
特に、ゴルゴラインや目の下のくぼみなど、部分的な凹みの改善に適しています。施術時間が短く、ダウンタイムがほとんどない点が魅力です。
主な施術方法の比較
施術方法 | 主な対象 | ダウンタイム |
---|---|---|
切開リフト | たるみが強い方 | 比較的長い(2週間~1ヶ月程度) |
糸リフト | 軽度~中程度のたるみの方 | 短い(数日~1週間程度) |
注入治療 | くぼみや影が気になる方 | ほとんどない |
HIFU(ハイフ)などの照射治療
HIFU(高密度焦点式超音波)は、超音波エネルギーを皮膚の深層部(SMAS筋膜など)に集中させて照射し、熱エネルギーによって組織を収縮させてたるみを引き締める治療です。
皮膚表面にはダメージを与えずに、内部の土台となる層に直接働きかけられるのが特徴です。
メスや注射を使わないため、痛みやダウンタイムが少なく、自然な引き締め効果を求める方に適しています。
施術の流れとダウンタイムについて
施術は一般的に、医師によるカウンセリング、施術日の予約、そして当日の施術という流れで進みます。
施術後のダウンタイムは腫れや内出血といった症状が主で、その期間や程度は切開リフトや糸リフトなど、選択した施術方法によって大きく異なります。
カウンセリングから施術当日まで
まずは専門の医師によるカウンセリングから始まります。現在の悩みや希望を詳しく伝え、医師が顔の状態を診察します。
その上で、適した施術方法や期待できる効果、リスクなどについて説明を受けます。内容に納得できたら、施術日を予約します。
施術当日は最終的なデザインの確認や体調のチェックを行い、麻酔をしてから施術を開始します。施術内容によりますが、所要時間は30分から数時間程度です。
ダウンタイム中の主な症状
ダウンタイムとは、施術を受けてから通常の生活に戻れるまでの回復期間です。期間や症状の程度は、施術方法によって大きく異なります。
一般的に、腫れや痛み、内出血などが主な症状として現れます。これらは時間の経過とともに自然に軽快していきます。
ダウンタイム中の症状と期間の目安
施術方法 | 主な症状 | 期間の目安 |
---|---|---|
切開リフト | 強い腫れ、痛み、内出血 | 大きな腫れは1~2週間 |
糸リフト | 軽い腫れ、引きつれ感、内出血 | 数日~1週間 |
HIFU | 軽い赤み、筋肉痛のような鈍痛 | 数時間~数日 |
施術後の注意点とアフターケア
施術の効果を最大限に引き出し、ダウンタイムを順調に乗り切るためには、適切なアフターケアが重要です。
施術後は、クリニックの指示に従って生活しましょう。
- 血行が良くなる行動(長時間の入浴、激しい運動、飲酒)を避ける。
- 施術部位を強くこすったり、マッサージしたりしない。
- 処方された薬があれば、指示通りに服用・使用する。
多くのクリニックでは、施術後の経過を診るための検診を設けています。不安な点があれば、遠慮なく相談しましょう。
中顔面リフトの費用相場
中顔面リフトの費用は、選択する施術方法や使用する糸の本数、注入剤の種類や量、そしてクリニックによって大きく異なります。
費用相場は、切開リフトでは80万円以上、糸リフトでは15万円から60万円程度が目安です。
施術方法別の費用目安
費用は施術の侵襲度や持続期間に比例する傾向があります。効果を実感しやすく持続性のある切開リフトは高額になり、手軽な注入治療は比較的安価に受けられます。
ただし、注入治療や糸リフトは、効果を維持するために定期的なメンテナンスが必要になる場合が多いです。
施術方法と費用相場の比較
施術方法 | 費用相場(税込) | 備考 |
---|---|---|
切開リフト | 80万円~200万円 | 施術範囲や術式による |
糸リフト | 15万円~60万円 | 糸の種類や本数による |
ヒアルロン酸注入 | 7万円~20万円 | 注入量(cc)による |
保険適用の有無について
中顔面リフトは美容目的の治療(自由診療)とみなされるため、公的医療保険は適用されません。
治療にかかる費用は、すべて自己負担となります。この点を理解した上で、治療計画を立てましょう。
費用に含まれるもの・含まれないもの
クリニックが提示する料金に、どこまでのサービスが含まれているかを確認することは非常に大切です。
一般的に、施術料の他に、カウンセリング料や初診料、麻酔代や薬代、アフターケア代などがかかる場合があります。
見積もりをもらう際には、総額でいくらかかるのか、追加料金が発生する可能性はあるのかを明確にしておきましょう。
クリニック選びで後悔しないためのポイント
中顔面リフトは、医師の技術や経験が結果を大きく左右する施術です。満足のいく結果を得るためには、信頼できるクリニックと医師を選びましょう
医師の実績と症例写真を確認する
まずは、担当する医師がたるみ治療、特に中顔面リフトに関して十分な経験と実績を持っているかを確認しましょう。クリニックのウェブサイトなどで、これまでの症例写真を確認することは非常に有効です。その際、自分と似たような悩みを持つ人の症例を見て、その仕上がりが自分の理想に近いかどうかもチェックします。自然で美しい仕上がりを実現している医師は、技術力が高いと判断できます。
カウンセリングの丁寧さと分かりやすさ
カウンセリングは、医師と直接話し、信頼関係を築くための重要な機会です。
こちらの悩みや希望を親身に聞いてくれるか、施術のメリットだけでなく、デメリットやリスクについても隠さず正直に説明してくれるかを見極めましょう。
専門用語ばかりでなく、分かりやすい言葉で説明してくれる医師は、患者さんの立場に立って考えてくれる良い医師である可能性が高いです。
クリニック選びのチェックポイント
チェック項目 | 確認する内容 | 重要性 |
---|---|---|
医師の経験・実績 | 専門性、症例数、症例写真の仕上がり | 非常に高い |
カウンセリング | 説明の丁寧さ、リスクの説明、質問への対応 | 非常に高い |
アフターフォロー体制 | 術後の検診、トラブル時の対応 | 高い |
アフターフォローや保証制度の充実度
施術は終わったらそれで終わりではありません。施術後、万が一何かトラブルが起きた際に、迅速かつ誠実に対応してくれる体制が整っているかどうかも重要なポイントです。
術後の検診がきちんと設定されているか、緊急時の連絡先は明確か、保証制度はあるかなどを事前に確認しておくと、安心して施術を受けられます。
中顔面リフトに関するよくある質問
中顔面リフトは、目の下から口の上あたりまでの顔の中心となる部分を引き上げる施術です。
切開リフト(フェイスリフト)、糸リフト(スレッドリフト)、ヒアルロン酸・コラーゲンブースター注入、HIFUといった施術方法があります。
それぞれに適応が異なり、効果やダウンタイムにも違いがありますので、自分に合った方法を選びましょう。
- 施術中の痛みはどのくらいありますか?
-
施術の種類に応じた適切な麻酔を使用するため、施術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。
例えば、切開リフトでは静脈麻酔や全身麻酔、糸リフトや注入治療では局所麻酔や笑気麻酔などを用います。
施術後は筋肉痛のような鈍い痛みや、触った時の痛みが出る場合がありますが、処方される痛み止めでコントロールできるケースがほとんどです。
- 効果はどのくらい持続しますか?
-
持続期間は施術方法によって大きく異なります。切開リフトは皮膚や筋膜から引き上げるため、5年~10年程度と長期的な効果が期待できます。
糸リフトは糸の種類にもよりますが、1年~2年程度が一般的です。ヒアルロン酸注入は半年~2年程度で体内に吸収されていきます。
ただし、どの施術も加齢による自然な老化を完全に止めることはできないため、効果の感じ方には個人差があります。
- 傷跡は目立ちますか?
-
切開を伴う施術の場合は傷跡が残りますが、できるだけ目立たないように配慮します。
例えば、切開リフトでは耳の前や髪の生え際など、傷が隠れやすい場所を選んで切開します。
糸リフトや注入治療では、注射針の跡が点状に残る場合がありますが、数日で消える方がほとんどで、傷跡として残る心配はほとんどありません。
- 施術後、すぐにメイクはできますか?
-
施術方法によります。HIFUなどの照射治療やヒアルロン酸注入の場合は、施術直後からメイクが可能な場合が多いです。糸リフトの場合は、針を刺した箇所以外は当日からメイクできます。
切開リフトの場合は、抜糸が終わるまで(約1週間後)は傷口周辺のメイクは避ける必要があります。具体的な期間については、施術を受けるクリニックの指示に従ってください。
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