お役立ち情報

MiSA Clinic

美容コラム

ベビーコラーゲンクマ改善!自然な目元への効果と注意点

クマによって暗く見える目元は、顔の印象に大きな影響を与えます。
クマを解消するためには、睡眠や生活習慣の改善が大切ですが、他に確実な方法がないかと考えている方も多いでしょう。
そんな中で注目されているのが「ベビーコラーゲンによるクマ改善」です。
この施術は、目元の皮膚に必要なコラーゲンを注入し、凹みやたるみを改善することができるため、自然な若々しさを取り戻す手助けをします。
今回は、ベビーコラーゲンがクマ改善にどのように役立つのか、その効果や施術の流れ、クリニック選びのポイントまで詳しく解説します。

1. ベビーコラーゲンのクマ改善とは

ベビーコラーゲンクマ改善は、若年層の皮膚に多く含まれるⅢ型コラーゲンを注入して目元のトラブルを緩和する施術です。
ここからは、基本概念やクマの原因を整理し、効果の仕組みを考察していきます。

ベビーコラーゲンの基本概念

ベビーコラーゲンは、新生児の肌に豊富に存在するⅢ型コラーゲンを指します。
年齢を重ねるとともに減少しやすく、肌の弾力や瑞々しさを保つ上で重要な役割を持ちます。
Ⅲ型コラーゲンは組織を柔軟に保つ特徴があり、これを補充することでふっくらとしたハリ感を目指せる点が魅力です。
現在の美容医療では、人工的に生成したⅢ型コラーゲンを使用するため、ヒト由来の安全性を担保しつつ持続力も期待できます。
医療機関でのみ扱われる成分のため、施術を受ける際には信頼できるクリニックを選びましょう。
また、皮膚の薄い目元への施術は繊細な技術が求められます。

関連記事:ベビーコラーゲンを用いたアンチエイジングの魅力とは?

クマの種類と原因

クマには主に茶クマ・青クマ・黒クマの3種類が存在します。
茶クマは色素沈着が原因で、青クマは血行不良による青黒い影が特徴です。
黒クマは皮膚のたるみや脂肪の位置変化で生じ、加齢や生活習慣の乱れが大きく影響するといわれています。
茶クマはメイクやスキンケアである程度カバーが可能ですが、青クマは血行促進や生活習慣の改善が重要視されます。
一方で黒クマは構造的な要因が強いため、自己ケアだけでは解消しづらいのが現状です。黒クマは、目の下の凹みや陰影を目立たせるため老けた印象を与えやすいです。
そこでベビーコラーゲンクマ改善によるアプローチが提案されています。

なぜベビーコラーゲンがクマに有効なのか

ベビーコラーゲンは皮膚の弾力を向上させ、目元の凹みによる陰影を軽減しやすい点が特徴です。
とくに黒クマの主な原因は皮膚のたるみや脂肪の減少によるへこみなので、厚みを補うベビーコラーゲンは適した選択肢といえます。
また、ベビーコラーゲンの注入は皮膚内部でコラーゲン生成を促す作用が期待され、施術後の肌質改善にもつながりやすいです。
弾力を取り戻した目元は、見た目の若返りにも大きく繋がります。
青クマや茶クマにも完全な解決ではないものの、血行促進をサポートし肌のターンオーバーを整える作用が期待でき、総合的な目元ケアにも一役買います。

2. ベビーコラーゲンとヒアルロン酸の違い

クマ改善にはヒアルロン酸注入も一般的ですが、ベビーコラーゲンとどのように異なるのでしょうか。
ここでは成分や性質、仕上がり、メリット・デメリットを比較しながら解説します。

成分や性質の比較

ヒアルロン酸は体内にも存在する保湿成分で、主に真皮層で水分を抱え込む性質があります。
一方のベビーコラーゲンはタンパク質のコラーゲン分子で、組織を柔軟に保ち弾力をサポートする役割が強いです。
ヒアルロン酸は速やかにボリュームを出しやすい反面、時間とともに吸収されやすい傾向があります。
ベビーコラーゲンは吸収速度が比較的緩やかで、組織と馴染みやすいといわれています。
さらに、ヒアルロン酸は水分を保持するため仕上がりに膨らみが出やすい一方、ベビーコラーゲンは自然な質感を得やすい傾向があります。
施術箇所や求める質感に合わせて選択することが望ましいでしょう。

仕上がりと持続期間

ヒアルロン酸の持続期間は6か月から24ヶ月前後が一般的で、ベビーコラーゲンは個人差があるもののおおよそ半年から1年程度といわれています。
いずれも徐々に体内に吸収されるため、定期的なメンテナンスが必要です
仕上がりの質感は、ヒアルロン酸はふっくらと柔らかさが出やすい一方、ベビーコラーゲンは肌組織に近い感触が得られやすいとされます。
目元の繊細なラインを気にする場合、より自然なベビーコラーゲンが選ばれる傾向です。
なお、ヒアルロン酸は水分保持量が多いぶん、浮腫みが生じやすい場合があります。
ベビーコラーゲンはそのリスクが比較的低いため、自然な仕上がりを重視する人に向いているともいえます。

メリット・デメリットの整理

ベビーコラーゲンの最大のメリットは、自然な質感と弾力を再現しやすい点です。
さらにアレルギー反応が少ないとされており、施術後の肌トラブルが比較的抑えられます。
一方で溶解剤が存在しないため、修正が難しいというデメリットもあります。
また、ヒアルロン酸はコスト面で比較的安価なケースもあり、初めての方には導入しやすい選択肢といえます。
最終的には施術の目的と予算、希望する仕上がりを総合的に判断して決めることが重要です。

関連記事:切らないクマ取りはヒアルロン酸注入が効果的?メリット・デメリットも解説

3. ベビーコラーゲンクマ改善の注入部位

ベビーコラーゲンを使ったクマ改善では、注入部位によって得られる効果やダウンタイムが異なります。
ここでは目の下、涙袋、頬骨周辺などの代表的な部位に注目し、ポイントを解説します。

目の下まぶた周辺へのアプローチ

目の下まぶた周辺は黒クマの原因となる凹みやたるみが生じやすいエリアです。
ベビーコラーゲンを注入することで皮膚に厚みを持たせ、光の反射を改善しやすくなります。とくに骨格による凹凸が目立つ場合に有効です。
ただし、注入時の位置や量を誤ると、目元が不自然に膨らんでしまう可能性があります。
そのため、医師の経験やデザイン力が非常に重要になる部位ともいえるでしょう。
施術後の腫れや内出血に注意して過ごす必要があります。
また、下まぶたは皮膚が薄いので、ダウンタイムの症状が出やすい傾向があります。冷却や生活習慣の見直しなど、適切なセルフケアを行うことで回復を早められます。

涙袋・頬骨周辺へのアプローチ

涙袋や頬骨周辺にベビーコラーゲンを注入する方法は、クマだけでなく立体感や若々しさを演出する効果が期待されます。
涙袋をふっくらさせることで目元の印象が明るくなり、頬骨周辺を補整すると顔全体のバランスを整えやすいです。
ただし、涙袋は過度に強調すると不自然な見た目になる可能性があるため、医師とのカウンセリングが欠かせません。
頬骨周辺では血管や神経が多く通る部位もあるので、慎重に施術を行うことが求められます。
また、施術後は表情の変化で違和感を覚えるケースもあるため、症例数が豊富なクリニックを選びましょう。
ダウンタイムを少なくするためにも、術後のセルフケアは欠かせません。

他の部位と組み合わせる場合

目元以外にも、ほうれい線や口角周辺、こめかみなどにベビーコラーゲンを注入する例があります。
複数の部位を同時に施術すれば、顔全体のバランスを一度に整えられるメリットもありますが、ダウンタイムやコストが増える点には注意が必要です。
また、各部位の施術難易度が異なるため、医師のスキルが十分であるか確かめることが大切です。
特に目元と頬を同時に行う場合は、デザイン面の総合力が仕上がりを大きく左右します。
ダウンタイム中は複数箇所の腫れや内出血が重なる可能性もあるため、スケジュールに余裕を持って施術を受けることをおすすめします。
事前カウンセリングで細かな計画を立てることが失敗を防ぐポイントです。

4. ベビーコラーゲンで期待できる効果

ベビーコラーゲンクマ治療を行うと、ただクマが薄くなるだけでなく、肌全体の質感が向上するという声も多くあります。
以下では具体的な効果を3つの側面から整理します。

クマの色味・凹みの改善

ベビーコラーゲンによる注入は、主に黒クマの原因である凹みを埋める形での改善が大きなポイントです。
皮膚の厚みを増やすことで、色味だけでなく陰影を和らげ、全体的に明るい印象を与えやすくなります。
また、青クマや茶クマに対しても、目の下の肌環境を整えることである程度の色味改善が期待できます。
コラーゲン自体が保湿をサポートするため、乾燥による色ムラや小ジワの緩和にも繋がるといわれます。
ただし、色素沈着が強い茶クマに対しては即効性が低いこともあるため、レーザー治療や内服薬との併用が推奨されるケースもあります。施術前に医師と十分に相談しましょう。

ハリと潤いのアップ

ベビーコラーゲン注入によって肌内部のコラーゲン生成が促されるため、ハリや弾力が高まりやすいです。
加齢や紫外線ダメージで弱った肌を補強し、乾燥によるシワやたるみを軽減する効果も期待できます。
ヒアルロン酸よりも組織との相性が良いといわれる点もあり、施術後の肌がごわつきにくいのが特長です。ヒアルロン酸よりも組織との相性が良いといわれる点もあり、施術後の肌がごわつきにくいのが特長です。
適切なアフターケアを行うことで、うるおいの持続や細胞の活性化に寄与し、より長い効果を実感しやすくなります。
ただし、健康的な食事や十分な睡眠など、基本的な生活習慣の管理も重要です。
ベビーコラーゲン注入だけに頼らず、総合的な美容ケアに取り組むことが理想的といえるでしょう。

コラーゲン生成促進

ベビーコラーゲン注入は、単に不足したコラーゲンを補うだけでなく、皮膚内部で新たなコラーゲン産生を促すとされています。
刺激された細胞が活性化し、自前のコラーゲン生成が増えることで、長期的な肌質向上に寄与しやすいです。
このメカニズムは、施術後しばらくしてからも効果が持続しやすい要因となります。
ただし、体質や年齢、生活習慣によって効果の度合いは異なるため、過度な期待は禁物です。定期的なフォローアップで状態を確認しましょう。
また、新しいコラーゲンが生成される過程では良質な栄養や休養も重要です。
ビタミンCなどを積極的に摂取し、体内環境を整えることで、より高い相乗効果が見込めるでしょう。

5. 施術の流れと必要な準備

ベビーコラーゲンクマ治療を受ける際は、カウンセリングからアフターケアまでの流れを把握しておくと安心です。
ここでは代表的な施術ステップと、事前に知っておきたい準備事項を紹介します。

カウンセリングと肌診断

最初に医師とのカウンセリングで、クマの種類や肌状態、希望する仕上がりを共有します。
視診や触診、場合によっては肌診断機を使い、どの程度ベビーコラーゲンが適切かを評価して施術方針を決定します。
ここで過去の施術歴やアレルギーの有無、生活習慣などもヒアリングされます。
実際の施術に関するリスクやダウンタイム、費用面の説明も行われるため、疑問点は遠慮なく質問しましょう。
カウンセリングで納得いくまで話し合うことで、後悔やトラブルを未然に防げます。
自分の理想像を具体的に伝えることが、より適切な施術計画を立てる鍵となるでしょう。

施術当日の流れと所要時間

施術当日はメイクを落とし、施術部位に局所麻酔を行います。麻酔クリームや注射麻酔が用いられ、痛みを最小限に抑えられるケースが一般的です。
ベビーコラーゲンの注入自体は数十分程度で完了することが多いでしょう。
施術後は必要に応じてアイシングを行い、腫れや内出血を抑えます。
多くの場合、その日のうちに帰宅が可能ですが、まれに強い腫れや痛みが出ることもあるため、安静に過ごす時間を確保しておくと安心です。
施術後にメイクを再開するタイミングや洗顔方法などはクリニックの指示に従ってください。
ダウンタイムを最小限にするため、当日の激しい運動や飲酒は控えるよう推奨されることが多いです。

アフターケアのポイント

施術後は内出血や腫れを抑えるため、冷却を適度に行うと効果的です。
また、数日は就寝時に枕を高めにするなど、血流をコントロールする工夫もおすすめされます。飲酒や喫煙は回復を遅らせる可能性があるので控えましょう。
医師から処方された薬やクリームがある場合は、指示どおりに使用し感染や炎症を防ぎます。
洗顔やシャワー時も施術部位を強く擦らず、優しくケアすることが大切です。万が一、痛みや腫れが長引くときは早めに受診しましょう。

6. ベビーコラーゲンクマ治療のリスクと安全性

美容医療は効果が期待できる一方で、リスクゼロとはいえません。
ベビーコラーゲンクマ治療において把握しておきたいリスクや安全性、知っておくべき注意点を3つに分けて紹介します。

内出血や腫れが起こる場合

注入時に細かい血管や組織を傷つけることによって、内出血や腫れが生じる可能性があります。
特に目元は皮膚が薄く血管が多いため、他の部位よりも症状が出やすいとされています。
内出血は数日から1週間程度で自然に消えるケースが多いですが、まれに長引く場合もあるため、施術後のセルフケアを徹底し医師の指示を守りましょう。

アレルギー・感染リスク

ベビーコラーゲンはヒト由来の成分をベースに作られているため、アレルギーの発症リスクは比較的低いといわれます。
それでも体質によっては発疹や腫れなどの症状が出る可能性がありますし、注入時の衛生状態が不十分だと感染リスクも考えられます。
施術を受ける前にアレルギー歴や過去の病歴を必ず申告し、クリニックの衛生管理が徹底されているか確認することが大切です。
症状が疑われるときは早めに受診しましょう。

溶解できない点の注意

ヒアルロン酸は溶解剤によって注入後の修正が可能ですが、ベビーコラーゲンは溶解できない点が最大の注意点です。
万が一、注入量が多すぎたり位置がずれたりした場合、自然吸収を待つしか手立てがないケースもあります。
そのため、ベビーコラーゲン注入は技術力と経験を持つ医師に任せることが重要です。
修正が難しい分、初回の注入を少量から始めるなど、慎重な対応を取るクリニックもあります。

7. クリニック選びのポイント

ベビーコラーゲンクマ治療で納得のいく結果を得るためには、施術を受けるクリニック選びも重要です。
ここでは3つの視点からポイントを整理します。

医師の経験と技術を確認

目元は非常に繊細な部位であるため、医師の経験や技術が大きく影響します。
ベビーコラーゲン注入の実績が豊富な医師ほど、適切な位置や量のコントロールが期待できるでしょう。
公式サイトのプロフィールや学会活動などを確認し、信頼度を見極めることが大切です。
疑問点はカウンセリングの段階でしっかり質問してください。

過去の症例写真のチェック

クリニックで提示される症例写真をチェックすると、施術のビフォーアフターがわかりやすいです。
クマの状態が似ている人の写真を参考にすると、よりイメージが具体化しやすくなります。
写真が豊富に用意されている場合、そのクリニックが施術経験を多く積んでいる証拠となる可能性があります。
自分の理想像に近い症例があるか確認し、納得してから施術を決めましょう。

無料カウンセリングを活用する

多くのクリニックでは無料カウンセリングを行っています。
そこで施術内容や費用、ダウンタイムの過ごし方、リスクなどを事前に詳しく相談できるため、遠慮なく活用しましょう。カウンセリングの対応が丁寧かどうかも、医療機関を選ぶ指標の一つになります。
治療におけるメリットやデメリットをしっかり説明してくれるクリニックを選ぶのが賢明です。

8. まとめ

ベビーコラーゲンはⅢ型コラーゲンを補填し、黒クマの原因となる目元の凹みを自然に改善する施術です。
ヒアルロン酸よりも質感がなじみやすく、アレルギーリスクが低いことが特徴といえます。
ただし、溶解剤が存在しないため修正が難しく、医師の経験や注入技術が仕上がりに大きく影響する点に注意が必要です。
事前のカウンセリングやアフターケアを徹底すれば、若々しく明るい目元を目指せるでしょう。
ベビーコラーゲンでクマ改善をしたい方は、まずはミサクリニックの無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

監修医師

                 

ミサクリニック 六本木本院 院長

寺井 美佐栄

  • 所属学会

    ・日本抗加齢医学会認定専門医
    ・日本美容皮膚科学会
    ・日本レーザー医学会
    ・日本産業衛生学会専門医

  • 資格

    ・アラガン社ボトックスビスタ認定医
    ・アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

カテゴリー

当院ではお客さまのお悩みや体質に合わせて
最良のご提案をお約束いたします。

初回のカウンセリングは無料です。
ぜひお気軽にご予約ください。

MOVIE

もっと見るもっと見る

もっと見るもっと見る

SPECIAL