今日は「まだ美容クリニックに行ったことがない方」に向けて、よくある質問をまとめてお答えします。
何でもお気軽にご相談ください。
Q. 美容クリニックと美容皮膚科の違いは?
美容クリニック=医療機関です。エステとは異なり、医師が在籍しています。
そのうえで、標榜科により役割が分かれます。
美容外科:メスを使う手術(オペ)を行う分野
美容皮膚科:メスを使わず、注射・レーザー・糸などで改善を図る分野
当院は美容皮膚科です。
「切らずにここまで変えられる」をYouTubeでも発信しています。
Q. 初診の方はどんな悩みが多い?
万人共通のお悩みはシミ。
私を指名してくださる方は、切らずに若返り(ヒアルロン酸でのリフトアップ等)を希望されるケースが多いです。
まず目元のかぶり・口横のたるみなどを優先し、秋以降にシミ治療へ進む方もよくいらっしゃいます。
幅広い悩みに対応するため、シミ用・たるみ用・痩身用など、複数の機器や注射を取りそろえるのが美容皮膚科です。
Q. 1回で劇的に変わりますか? それとも回数が必要?
治療によって異なります。
・小顔・たるみ系:標的が深部のため、1回で実感しやすい(HIFU/RF等)。
・毛穴・ニキビ跡・傷跡:表層〜中層が標的。強くやり過ぎると火傷のリスクがあるため、複数回で少しずつ整えます。
同じ治療でも、体調・季節(湿度・気温)・既往歴で経過は変わります。
まず1度受けて自分のダウンタイム傾向を知ると、次回以降の計画(例:連休前)を立てやすくなります。

Q. 「この機器をやりたい」で来院しても大丈夫?
適応が合っていればOKですが、合わない治療は悪化の原因になります。
医療機器は出力が強く、適応判断とリスク説明が不可欠。
症状・体質・生活背景を診たうえで、最適な治療を一緒に選びます。

Q.院長の本音:注射は好き?苦手?
私は針が苦手で(笑)、必要最小限しか自分には行いません。
一方で、寝ている間に看護師が行う機器治療は痛みも少なく、起きたときに変化を感じられるほど。
患者様にもダウンタイムや痛みの少ない設計を心がけています。
Q. 毛穴の悩みは何から始めればいい?
原因別に選ぶのが近道です。
・乾燥・過去の毛穴パックのやり過ぎ
→ 表皮バリアが乱れ、傷のように広がった毛穴へ。再生系レーザーで少しずつ整えるのが現実的。
・たるみ毛穴(頬の縦長毛穴など)
→ 原因は皮膚の下垂。リフトアップ系(HIFU/RF、スレッド、ヒアルロン酸設計)が先。
→ このタイプにCO₂フラクショナルのみは効果実感が弱いことがあるため、リフトアップ優先を提案します。
・黒ずみ(角栓の酸化)
→ ピーリング・スクラブ洗顔で短期的に改善は可能。
→ ただし毛穴が開いたままでは再発するため、“毛穴自体を小さくする”再生アプローチを並行。
鼻など部位によっては、注入(例:リジュラン)を併用提案することもあります。
どの治療が主役かは原因と部位で変わります。
Q. (毛穴悩み)市販品だけで何とかなりませんか?
汚れを落とす・一時的につるんと見せることは可能です。
しかし、開いた毛穴を物理的に閉じるのは医療の領域。
怪我が自然治癒でふさがるのと同じで、再生プロセスを複数回積み重ねる必要があります。

近年の機器進化で、従来9回必要だった改善が3回で到達できるイメージのものもあります(機種・設定・個体差により異なる)。
これから受診する方へメッセージ
当院の理念は「綺麗になることを怖がらない社会の実現」。
「私なんて…」とあきらめる必要はありません。治らないと思われがちな症状でも、道はあります。
美容皮膚科は特別な場所ではありません。
まずは相談だけでも。
そのうえで、適応の見極めがしっかりしたクリニックを選んでください。
一緒に、最短距離で“あなたの正解”を見つけましょう。
— ミサクリニック 六本木本院 院長 ドクターみさえ