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美容コラム

ヒアルロン酸注射の5つの効果とは?効果を持続させるためのポイントを紹介

美容医療の中でも非常に人気の高いヒアルロン酸注射は、「切らずに自然な若返りが叶う」として、年齢や性別を問わず幅広い層に支持されています。
顔全体のバランスを整えることができるだけでなく、気になるシワやたるみ、輪郭のもたつきといった老け見えのサインにもアプローチできるため、アンチエイジングの第一歩として選ばれることが多い施術です。

この記事では、ヒアルロン酸注射で得られる代表的な5つの効果や、施術による持続期間、施術を継続する際の注意点、さらに効果を長く保つためのポイントについて詳しく解説します。
これからヒアルロン酸注射を検討している方、既に施術経験があるもののメンテナンス方法に迷っている方にも役立つ情報をお届けします。

1. ヒアルロン酸注射の5つの効果

ヒアルロン酸は元々、皮膚や関節など体内に存在する成分で、優れた保水性を持つことが知られています。
そのため、外部からヒアルロン酸を注入することで、肌にふっくらとしたハリやボリュームを与えることができます。
ここでは、美容医療の分野で活用されているヒアルロン酸注射の代表的な5つの効果についてご紹介します。

1. 輪郭をスッキリさせる

フェイスラインがぼやけると、それだけで老けた印象や疲れた印象を与えてしまいます。
ヒアルロン酸注射を用いることで、こめかみや頬骨のくぼみ、顎の形状などに立体感を持たせ、スッキリとした若々しい輪郭を作り出すことが可能です。
特に顎(あご)のラインに注入するケースでは、Eライン(鼻先〜唇〜顎を結ぶ美しい横顔のライン)を整える目的で行われることが多く、正面だけでなく横顔にも自信が持てるようになります。
骨格によるコンプレックスがある場合にも、メスを使わず自然な変化が得られるのが大きな魅力です。

治療名:ヒアルロン酸(ボラックスxc)
料金:¥99,000/1本
リスク・合併症:内出血、血管塞栓、腫れ、痛み、アレルギーなど

2. シワやたるみ、ほうれい線などが改善できる

ヒアルロン酸の最もよく知られた用途の一つが、シワの改善です。
皮膚が加齢により薄くなると、ちょっとした表情のクセでもシワが深く刻まれやすくなります。
そこで、肌の内部からボリュームを補うことで、シワを内側から持ち上げ、滑らかな肌表面へと導くことができます。
特にほうれい線やマリオネットライン(口角から下がる線)、額や眉間のシワなどに対しては、ヒアルロン酸が有効です。
また、目尻や目の下など皮膚が薄く繊細な部分でも適切な製剤を使うことで、自然な仕上がりを目指すことができます。

3. 鼻を高くできる

「プチ整形」として非常に人気のある鼻のヒアルロン酸注射は、低い鼻根部(目と目の間)や鼻筋にボリュームを加えることで、立体的でシャープな鼻立ちに近づける施術です。
メスを使わないため、ダウンタイムも短く、気軽にチャレンジしやすいという点でも多くの方に選ばれています。
また、ヒアルロン酸の注入によって鼻の凹凸を滑らかにし、全体のバランスを整えることも可能です。
骨格的に手術が難しい方や、手術に抵抗がある方にとっても有効な選択肢となっています。

4. 目の下のクマを目立ちにくくする

目の下のクマは、年齢に関係なく多くの人が抱える悩みの一つです。ヒアルロン酸を目の下に注入することで、影や凹みを目立たなくし、明るく若々しい印象を与えることができます。
特に青クマや黒クマの場合、皮膚の薄さや眼窩周囲のボリュームロスが原因であることが多いため、ヒアルロン酸で自然な厚みを持たせることで、目元のくすみ感や疲れた印象を和らげる効果が期待できます。
ただし、注入層の選定や製剤の硬さ選びには高い技術が求められるため、経験豊富な医師に施術を任せることが重要です。

治療名:ヒアルロン酸(ジュビダームシリーズ)
使用製剤:ボリューマ1本、ボルベラ1本
料金:¥99,000/1本
リスク・合併症:内出血、血管塞栓、腫れ、痛み、アレルギー等

5. ぷっくりボリュームのある唇になる

近年は、リップメイクをしなくても美しく見える「ナチュラルリップ」を求める声が高まっており、唇へのヒアルロン酸注射も人気の施術となっています。
上下のバランスを整えたり、輪郭を際立たせたりすることで、若々しく華やかな印象を与えることが可能です。
また、乾燥しやすい唇に潤いを与える効果もあり、ヒアルロン酸によって縦ジワが目立たなくなるため、素の唇でも健康的で魅力的に見えるようになります。
唇の厚さを調整することで、顔全体の印象まで変えることができるのがこの施術の魅力です。

2. ヒアルロン酸注射のデメリット

ヒアルロン酸注射は手軽で人気のある施術ですが、すべての美容医療と同様に「メリットだけでなくデメリットもある」ことを理解しておくことが大切です。
正しい知識を持つことで、後悔のない施術選びにつながります。ここでは代表的なデメリットを紹介します。
(関連記事「ヒアルロン酸注射のデメリットとは?失敗しないために期待できる効果と副作用なども解説」はこちら

定期的に施術する必要がある

ヒアルロン酸は体内に吸収される性質があるため、一度の施術で半永久的な効果を維持することはできません。
注入後、数か月から1年半ほどで徐々に分解・吸収され、元の状態に戻っていくため、定期的なメンテナンスが前提となる施術です。
また、吸収のスピードは注入した部位の代謝の速さや使用した製剤の種類によって異なります。唇や法令線などよく動かす部分は分解が早く、半年ごとの施術が必要になることもあります。
継続的に美しい仕上がりを保つためには、ライフスタイルに応じたスケジューリングや、予算の計画も重要です。

副作用が起きる可能性がある

ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分であるため、アレルギー反応は比較的起こりにくいとされていますが、まれに副作用が現れることもあります。
具体的には、以下のような症状が報告されています。

 ・注射部位の赤み・腫れ・内出血
 ・圧痛やかゆみ
 ・しこりや皮膚の凸凹感
 ・血管内注入による塞栓(極めてまれだが重篤)

これらは多くの場合、時間の経過とともに自然に改善していきますが、血管閉塞など深刻な副作用が起きた場合には緊急の対応が必要となります。
そのため、解剖学的知識に長けた医師による施術が不可欠です。
また、「安さ」だけを理由に未経験の施術者や技術の低い医療機関を選ぶことは、リスクを高めることにもつながります。
ヒアルロン酸注射は簡単なように思われがちですが、部位ごとに注入層や角度、量のコントロールが非常に重要です。
安全性と仕上がりの質を担保するためには、信頼できる医療機関を選ぶことが何よりも大切です。

3. ヒアルロン酸の効果を持続させるための3つのポイント

せっかくヒアルロン酸注射で美しくなっても、すぐに元通りになってしまっては意味がありません。
ヒアルロン酸の効果は自然に体に吸収されていくものですが、施術前後の工夫や医師選びによって、より長く持続させることが可能です。
ここでは、ヒアルロン酸の効果を最大限に引き出し、持続させるためのポイントを解説します。

1. 施術部位に合ったヒアルロン酸を選定する

ヒアルロン酸にはさまざまな種類があり、製剤によって粘度や架橋の強さ、硬さなどが異なります。
たとえば、皮膚の浅い部分に使用する柔らかいヒアルロン酸と、骨の上にしっかりと形を作るための硬めの製剤では、まったく性質が異なります。
これらの違いを理解し、部位に応じた適切な製剤を選定することが効果の持続に直結します。
さらに、粗悪な製剤や非正規品を使用すると、分解が早まるばかりか、しこりや炎症などのトラブルにつながるリスクもあるため、医師の判断のもと、信頼できるメーカーのヒアルロン酸を使用することが重要です。

(関連記事「ヒアルロン酸の種類【ジュビダームシリーズ】」はこちら

2. 継続して施術を受ける

ヒアルロン酸注射は1回でも効果を実感できますが、定期的なメンテナンスを行うことで、より自然な状態を長期間維持することができます。
とくに初めての方は、1回目の注入から半年後を目安に再診し、追加注入を検討することで、理想の状態をキープしやすくなります。
また、繰り返し施術を受けることで肌の内側にうるおいやハリが蓄積され、自己再生能力が高まるという報告もあります。
医師と相談しながら、自分に合った施術間隔を見つけることが、効果を保つための秘訣です。

3. 高い技術を持つ医師の施術を受ける

注入する医師の技術力や美的センスは、仕上がりと持続性に大きな影響を与えます。
たとえば、浅すぎる注入ではヒアルロン酸が早く分解されたり、凸凹が生じやすくなったりしますし、深すぎると効果が見えにくくなることもあります。
また、部位によっては血管や神経が複雑に分布しているため、リスク管理が徹底されていない施術では副作用やトラブルが起こる可能性もあります。
経験豊富な医師であれば、顔全体のバランスを見ながら、自然で美しい変化を引き出しつつ、リスクを最小限に抑えることができます。
信頼できる医師とのカウンセリングを通じて、仕上がりのイメージをすり合わせることが、納得のいく結果を得るための第一歩です。

【YouTube】Dr.みさえの素敵になり隊「【厳選】2024年の間にこれだけは見て欲しい!特選ヒアルロン酸施術動画まとめました」

4. ヒアルロン酸注射でよくある質問

ヒアルロン酸注射を検討している方からは、施術内容や痛み、継続期間に関する不安や疑問が多く寄せられます。
ここでは、実際のカウンセリングや問い合わせの中でも特に頻度の高い質問を取り上げ、詳しく解説します。
初めて施術を受ける方でも安心して検討できるよう、正確でわかりやすい情報提供を心がけています。

ヒアルロン酸注射の施術時間はどのぐらい?

施術時間は、注入する部位や範囲、カウンセリングや写真撮影の有無によって異なりますが、一般的には10分〜30分程度で完了します。
単一部位(例:法令線や涙袋など)のみであれば、注射そのものは5分程度で終わるケースもあります。
施術前には医師による診察・デザイン設計が行われ、部位に合わせた注入量や使用製剤が選定されます。
この工程を丁寧に行うことで、自然で満足度の高い仕上がりを実現できるため、カウンセリングを含めても全体で1時間以内に完了することが多いです。

施術中に痛みはあるの?

ヒアルロン酸注射は「注射」というイメージから強い痛みを連想されがちですが、実際には非常に軽度な痛みで済むケースがほとんどです。
多くのクリニックでは、注入部位に麻酔クリームを塗布したり、局所麻酔を併用したりすることで、痛みを最小限に抑えています。
注射に対して敏感な方や不安が強い方は、事前に医師と相談し、痛みへの対策を検討することで、より安心して施術を受けることができます。

ヒアルロン酸注射はいつまで続けるの?

ヒアルロン酸注射の継続期間に「明確な終わり」はありません。目的や年齢、肌状態に応じて継続していく施術と考えると良いでしょう。
たとえば、20代や30代では「バランス調整」や「印象の強化」が目的になることが多く、注入頻度は年に1回程度で済むケースもあります。
一方、40代以降になると肌のハリや骨格の変化、脂肪の減少が顕著になるため、ボリューム補填やリフトアップを目的とした定期的なメンテナンスが必要になることが増えてきます。
注入量を少しずつ調整しながら長期的に付き合っていくことで、老化の進行を穏やかにし、「ナチュラルに若々しさを保つ」ことが可能となります。
また、継続によって顔の構造が変わっていくこともあるため、定期的に医師と仕上がりを確認し、必要に応じてデザインを見直すことも大切です。

5. まとめ

ヒアルロン酸注射は、手軽に美しさを引き出せる優れた施術でありながら、医師の技術や製剤の選定によって効果の持続性や満足度に大きな違いが生まれる、奥の深い美容医療です。
輪郭の補整、シワやたるみの改善、鼻筋や唇の形成、目の下のクマ治療など、多彩な効果を持ち、施術直後から変化を実感できる即効性の高さは、多くの患者様に選ばれる理由です。

一方で、効果が永続するわけではないため、持続性を高めるためのケアや医師との信頼関係も欠かせません。
大切なのは、一時的な変化にとどまらず、長期的な美しさをどう維持していくかという視点を持つことです。
そのためにも、施術を受ける前には必ず経験豊富な医師と十分なカウンセリングを行い、自分に合った方法で無理のない美の追求をしていくことが求められます。
ヒアルロン酸注射は、あなたの魅力をより自然に、より美しく引き出してくれる有力な選択肢です。
ぜひ、自分の理想に合わせた最適なアプローチを見つけ、より豊かな美容医療体験を手に入れてください。

注入の症例多数◎まずは無料カウンセリングでご相談ください。ご予約はこちらから

監修医師

                 

ミサクリニック 六本木本院 院長

寺井 美佐栄

  • 所属学会

    ・日本抗加齢医学会認定専門医
    ・日本美容皮膚科学会
    ・日本レーザー医学会
    ・日本産業衛生学会専門医

  • 資格

    ・アラガン社ボトックスビスタ認定医
    ・アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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