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美容コラム

ボトックス注射の注意事項とは?後悔しないために知っておくべきこと

美肌や小顔、シワの改善などを目的として人気を集めている「ボトックス注射」。
手軽に受けられる美容施術として注目される一方で、正しい知識や注意点を知らずに施術を受けてしまい、思わぬトラブルや後悔を経験する人も少なくありません。
この記事では、ボトックス注射の基本情報からリスク、施術前後の注意事項まで詳しく解説し、後悔しないためのポイントを網羅的にお伝えします。

1. ボトックス注射とは?

ボトックス注射の基本情報

ボトックス注射とは、ボツリヌス菌から抽出された「ボツリヌストキシン」という成分を注射することで、筋肉の動きを一時的に抑制し、美容や医療にさまざまな効果をもたらす治療法です。
主に表情ジワの改善、小顔効果、多汗症治療、肩こり解消などの目的で用いられています。
治療時間は短く、ダウンタイムも少ないことから、忙しい現代人にとって非常に魅力的な施術として定着しています。

どのような悩みに効果的か?

ボトックス注射は、動きによって生じる「表情ジワ」に特に効果的です。
例えば、眉間のシワ、額の横ジワ、目尻の笑いジワなどは、顔の筋肉の動きによってできるため、ボトックスによって筋肉を一時的にリラックスさせることで、シワが目立ちにくくなります。
また、咬筋というエラの筋肉に注射することでフェイスラインがすっきりとし、小顔効果も期待できます。
さらには、脇や手のひら、足裏などの多汗症の治療にも用いられており、医療現場でも幅広く活用されています。

MiSA Clinic六本木本院でも大人気の施術、ボトックス注射。寺井院長による解説や実際の施術風景などYouTubeで配信しております。気になる方はチェックしてみてくださいね。
【YouTube】Dr.みさえの素敵になり隊「小鼻・口角・顎、それぞれに効果的なボトックス注射の打ち方」

ボトックス注射の種類と特徴

使用されるボトックス製剤にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。

もっとも有名なのがアメリカ製の「ボトックスビスタ」で、日本国内でも厚生労働省の認可を受けている安心・安全な製剤です。
その他に、韓国製の「ナボタ」や「リジェノックス」、ドイツ製の「リジェノックス」などもあり、それぞれの拡散力や持続期間、価格帯が異なります。
医師と相談し、目的や部位に合った製剤を選ぶことが重要です。

MiSA Clinic六本木本院では、以下の2種類のボトックスを使用しています。

2. ボトックス注射のメリットとデメリット

メリット

ボトックス注射の最大のメリットは、メスを使わずにシワや輪郭の改善ができる点です。
施術時間も短く、個人差はあるものの数分程度で終了することが多く、忙しい方でも気軽に受けられます。
また、ダウンタイムがほとんどないため、施術当日から普段通りの生活が可能なのも魅力のひとつです。
さらに、繰り返し施術することで筋肉の動きが穏やかになり、シワができにくい状態をキープしやすくなります。

デメリット

一方で、ボトックス注射にはいくつかのデメリットも存在します。
まず、効果は永久的ではなく、一般的に3〜6ヶ月程度で徐々に元に戻るため、定期的な施術が必要になります。
また、注射部位や量、製剤の種類、医師の技術によっては「表情が不自然になる」「左右差が出る」といったリスクもあります。
さらに、人によっては内出血や腫れといった一時的な副作用が現れることもあるため、十分な理解と信頼できるクリニック選びが不可欠です。

3. ボトックス注射のリスクと副作用

一時的な副作用

ボトックス注射の副作用として最も多いのが、一時的な腫れや内出血、赤み、軽度の痛みです。
これらは注射による刺激によって生じるもので、多くの場合は数日から1週間以内に自然に治まります。
ただし、過度に肌をこすったりマッサージを行ったりすると症状が悪化する可能性があるため、施術直後のケアには十分な注意が必要です。

施術後の影響

ボトックスの効果が現れるまでには数日〜1週間程度の時間がかかるため、「すぐに効果を実感できる」とは限りません。
また、稀に薬剤が注射部位から周囲に広がることで、予定外の部位に影響を及ぼすことがあります。
たとえば、まぶたの下垂や眉の左右差といった現象は、ボトックスが本来の部位以外に作用してしまったことが原因です。
これらは時間の経過とともに改善されることがほとんどですが、不安を感じたら早めに医師に相談しましょう。

長期的な影響

長期的にボトックスを継続していると、筋肉の萎縮や表情の乏しさといった影響が出る場合があります。
特に、頻繁に同じ部位に注射を繰り返すことで、本来の筋肉の動きが制限され、自然な表情が損なわれるリスクもあるのです。
また、まれに抗体ができて薬剤が効きにくくなるケースも報告されています。
長期的な施術を検討している場合は、医師と十分に相談したうえで、無理のないスケジュールを立てましょう。

4. ボトックス注射の施術を受ける前に確認すべきポイント

クリニック、医師選び

ボトックス注射は技術に左右される施術のひとつです。
信頼できる医療機関を選ぶためには、医師の経歴や症例数、口コミ、アフターケア体制などをしっかりと確認することが重要です。
また、価格の安さだけで選ぶのではなく、使用している製剤の種類や注入方法、衛生管理の徹底具合など、総合的な判断が求められます。
カウンセリングでの対応も重要な判断材料となるでしょう。

MiSA Clinic六本木本院の寺井院長はアラガン社ボトックスビスタ認定医です。
寺井院長について詳しくはこちらをご覧ください。

施術前の注意点

施術を受ける前には、体調を整えておくことが大切です。
発熱や体調不良がある場合は無理に施術を受けず、日程を変更するのが賢明です。
また、施術当日はアルコール摂取や激しい運動、サウナなどは避けましょう。
血行が良くなることで内出血のリスクが高まるため、注射の効果や仕上がりに影響を与える恐れがあります。施術前はノーメイクで来院するのが基本です。

5. ボトックス注射の施術を受けた後の注意点

施術直後の注意点

施術直後は注射部位を触らないようにすることが大切です。マッサージや強い圧力を加えることで、薬剤が広がってしまい、意図しない部位に効果が現れる可能性があります。
また、当日は入浴や飲酒、激しい運動は控えるようにしましょう。
血流が促進されることで内出血や腫れが悪化するリスクがあるため、最低でも24時間は安静に過ごすのが望ましいです。
(関連記事「ボトックス注射後のお酒はNG?飲酒のリスク・影響・正しい対処法を解説」はこちら

翌日以降の注意点

翌日以降は、徐々に日常生活に戻ることができますが、施術部位に対する過度な刺激は避けましょう。
特に、フェイシャルエステや顔面のマッサージ、美顔器の使用は1週間程度控えることが推奨されます。
また、効果が出始めるのは通常3日〜1週間程度経過してからなので、焦らず経過を観察しましょう。違和感や不安がある場合は、早めにクリニックへ連絡を取ることが大切です。

6. 失敗しないためのポイント

自然な仕上がりを求めるなら

ボトックス注射で満足のいく仕上がりを得るためには、「やりすぎない」ことが大切です。
筋肉の動きを完全に止めてしまうような強い注入は、不自然な表情になりやすく、かえって違和感を生んでしまいます。
特に、初めてボトックスを受ける方は、少量から始めて効果を見ながら調整するのが理想的です。
自然な仕上がりを希望する場合は、表情の動きを残しつつ、シワだけを目立たなくする「ナチュラルボトックス」のような注入方法を行っている医師を選ぶと安心です。
医師とのカウンセリングでは、どのような印象にしたいかをしっかり伝えましょう。

MiSA Clinic六本木本院では、自然な綺麗を引き出す、患者様それぞれに合った治療を提案しております。まずは無料カウンセリングにお気軽にお越しくださいね。
無料カウンセリングのご予約はこちらから

安さだけで選ばない

美容医療の中には、安価な価格設定で患者を集めるクリニックも存在しますが、ボトックス注射において「安い=安心」ではないということを理解する必要があります。
極端に安い価格には、未承認の薬剤が使われていたり、医師の経験が乏しかったりするリスクが潜んでいます。
価格を抑えたい気持ちは理解できますが、身体に直接注入する施術である以上、価格よりも「安全性」や「医師の技術力」を優先するべきです。
費用とリスクのバランスを慎重に見極めることが、後悔のない選択につながります。

7. ボトックス注射に関するよくある質問(FAQ)

Q. ボトックス注射の施術の流れは?

施術の流れは非常にシンプルです。
まずは医師とのカウンセリングで、悩みや希望部位について相談します。
次に、注射部位を決定し、必要に応じてメイクを落とした後、注射が行われます。
使用する針は非常に細く、痛みは最小限ですが、不安がある場合は冷却や麻酔クリームで対処可能です。注射自体は数分で終わることが多く、施術後はそのまま帰宅可能です。
ただし、注射部位に赤みや腫れが出ることもあるため、予定には余裕を持っておくと安心です。

Q. ボトックス注射はどのくらいの頻度で受けるべきですか?

ボトックスの効果は一時的で、平均して3〜6ヶ月程度持続するとされています。
効果が切れる前に再度注射を行うことで、より安定した仕上がりが得られる場合もありますが、頻繁に注射を繰り返すと、筋肉が萎縮したり、抗体ができて効きにくくなるリスクもあります。
そのため、半年〜1年に1回程度の間隔を目安に、医師と相談しながら自分に合ったペースを見つけていくことが大切です。

Q. ボトックス注射の効果はいつから現れますか?

効果の現れ方には個人差がありますが、一般的には注射後2〜3日で筋肉の動きに変化が見られ、1週間前後で最も効果が感じられるようになります。
ピークは2〜4週間後で、その後は徐々に効果が薄れていきます。
早く効果を実感したい場合は、イベントや人前に出る予定の2〜3週間前に施術を受けるのがベストタイミングです。
ただし、部位や製剤の種類によっても効果発現のタイミングは異なるため、施術前に医師としっかり確認しておきましょう。

Q. ボトックス注射は誰でも受けられますか?

ボトックス注射は比較的安全性の高い施術ではありますが、すべての人に適しているわけではありません。
妊娠中や授乳中の方、神経筋疾患を持つ方、過去にボツリヌストキシンでアレルギー反応を起こしたことがある方は施術を受けることができません。
また、持病や服用中の薬がある場合は、事前に医師に相談することが必須です。安全に施術を受けるためにも、自分の体調や既往歴について正直に申告することが重要です。

Q. ボトックス注射は痛い?

痛みの感じ方には個人差がありますが、ボトックス注射に使用される針は非常に細く、一般的に「チクッとする程度」と感じる方が多いです。
ただし、額や口元など皮膚が薄い部位ではやや痛みを感じやすい傾向にあります。不安な方は、冷却や麻酔クリームなどで痛みを軽減することも可能です。
施術後に軽い鈍痛や違和感を感じることもありますが、通常は数時間〜1日程度で自然に落ち着きます。

8. まとめ|ボトックス注射で後悔しないために

ボトックス注射は、シワやフェイスライン、多汗症など、さまざまな悩みに効果を発揮する手軽な美容施術です。
しかし、その反面、効果は一時的であり、施術の仕方によっては不自然な仕上がりや副作用のリスクも存在します。

後悔しないためには、まずボトックス注射に関する正しい知識を身につけ、信頼できる医師としっかりとカウンセリングを行うことが重要です。
また、施術前後の注意事項を守り、自分自身の体調や希望に合った治療計画を立てることで、より満足のいく結果が得られるでしょう。

美しさは無理をせず、少しずつ積み重ねていくことが大切です。
ボトックス注射もそのひとつとして、正しい判断のもとで活用することで、自然で若々しい印象を保つ助けとなります。美容医療は「知って受ける」ことで、その効果を最大限に引き出せるのです。

監修医師

                 

ミサクリニック 六本木本院 院長

寺井 美佐栄

  • 所属学会

    ・日本抗加齢医学会認定専門医
    ・日本美容皮膚科学会
    ・日本レーザー医学会
    ・日本産業衛生学会専門医

  • 資格

    ・アラガン社ボトックスビスタ認定医
    ・アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

当院ではお客さまのお悩みや体質に合わせて
最良のご提案をお約束いたします。

初回のカウンセリングは無料です。
ぜひお気軽にご予約ください。

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