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美容コラム

切らないクマ取り後の内出血はひどい?早く治す方法を紹介!

「切らないクマ取りを受けてみたいけれど、内出血がひどくなったら困る」「仕事を休めないのに、顔に青あざが出たらどうしよう」──そんな不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
目元は顔の中でも皮膚が非常に薄く、毛細血管も密集しているため、注射などの刺激により内出血が起こりやすい部位です。
とくにダウンタイムの過ごし方によっては、内出血の色が目立ちやすくなったり、治るまでに時間がかかってしまったりすることもあります。
本記事では、切らないクマ取りの中でも代表的なベビーコラーゲン注入を中心に、内出血が起こる原因やその経過、日常生活でできる対策や予防法を詳しく解説します。

1. 切らないクマ取り(ベビーコラーゲン)とは

「切らないクマ取り」とは、目の下にできるクマやたるみを改善するために、外科的な手術を行わず、注入やレーザーなどの方法で自然に若々しい印象を引き出す治療です。
その中でも注目されているのが「ベビーコラーゲン注入」です。
ベビーコラーゲンとは、ヒト由来のコラーゲンを原料とし、I型とIII型のコラーゲンをバランスよく含んでいます。
I型は肌のハリを保つ役割を担い、III型は胎児や新生児の肌に多く含まれているため“ベビー”と名付けられています。
この成分構成が、加齢とともに薄くなった目元の皮膚にハリと厚みを与え、クマやくぼみを自然にカバーしてくれます。

従来はヒアルロン酸注入が一般的でしたが、目元の皮膚は非常にデリケートで、ヒアルロン酸では浮いたり凹凸が出たりしやすいという難点がありました。
ベビーコラーゲンはその点、なじみが良く表面に影響が出にくいため、特に青クマや黒クマといった構造的な凹み・影によるクマの改善に適しています。
また、時間の経過とともに自然に分解・吸収されていくため、安全性も高いことが特徴です。

(関連記事「黒クマ・青クマに手術はいらない?注入治療「ベビーコラーゲン」で自然にクマ取り!」はこちら

2. 切らないクマ取りのメリット

傷跡が残りにくく自然な仕上がりになる

ベビーコラーゲン注入は、極細の注射針を使って皮膚のごく浅い層に製剤を注入する施術です。
切開や縫合を行うことがないため、目に見えるような傷跡は残りません。
また、注入されるベビーコラーゲンは肌の構造に近いため、注入後に不自然なふくらみや凹凸が出にくく、周囲に「美容施術を受けた」と気づかれにくいのも大きな魅力です。
すっぴんでも自然な仕上がりを実現できるという点から、芸能関係や接客業など、人前に出る職業の方にも多く選ばれている施術のひとつです。

(関連記事「切らないクマ取りの効果は持続する?施術をするメリットも解説」はこちら

ダウンタイムが短い

施術時間自体は10〜20分程度で、クリニックによってはカウンセリングから帰宅まで1時間以内で完結することもあります。
そのため、仕事の合間や買い物ついでに気軽に受けられるのも利点の一つです。
施術後すぐに洗顔やメイクが可能で、日常生活にほとんど支障がありません。
ただし、まれに内出血やむくみが起こることもあるため、イベントの直前や大切な撮影などがある時期は、余裕をもって1〜2週間前に受けておくと安心です。

目元が若々しい印象になる

目の下にクマがあると、実年齢よりも老けて見えたり、疲れて見えたりする印象を与えてしまいます。
特に青クマや黒クマは、睡眠やスキンケアではなかなか改善されにくく、慢性的に悩んでいる方も少なくありません。
ベビーコラーゲンを注入することで、目元の凹みが埋まり、影が解消されるため、顔全体が明るく若々しい印象になります。
「最近疲れてる?」と聞かれることが減ったという声も多く、印象改善の即効性を実感しやすいのもこの施術の魅力です。

治療名:ベビーコラーゲン
料金:¥154,000〜/1cc(マイクロカニューレ ¥2,750)
リスク・合併症:内出血、腫れ、発疹、炎症、アレルギーなど

3. 切らないクマ取りのダウンタイムの症状

目元は血管が集中している部位であり、非常にデリケートなため、ベビーコラーゲン注入後には一定のダウンタイムが生じることがあります。
中でも、内出血や腫れ、むくみといった症状は比較的起こりやすく、事前にその特徴を理解しておくことで、冷静に対処できるようになります。

紫や黄色や青い内出血

最も一般的なダウンタイムのひとつが、注入部位に発生する内出血です。
これは注射の針が皮膚の下にある毛細血管を傷つけた際に発生し、皮膚の表面に色の変化として現れます。
当日から翌日あたりに青紫色に変化し、4〜5日後には黄色や緑色に変化するなど、打ち身に似た経過をたどるのが特徴です。
皮膚の浅い層に出血が起きているだけであるため、ほとんどのケースで1〜2週間以内に自然に吸収されていきます。
コンシーラーやカラーコントロール下地を活用することで、日常生活ではほとんど目立たなくすることが可能です。

患部の腫れや痛み

ベビーコラーゲンは繊細な目元に注入されるため、施術直後は注入部位がわずかにふくらんだり、軽い腫れを感じたりすることがあります。
これは製剤が馴染む過程で見られる生理的反応のひとつで、強い痛みを伴わない限り心配はいりません。
ただし、数日たっても腫れが引かない、あるいは熱感や強い痛みを伴う場合は感染やアレルギー反応の可能性もあるため、必ず施術を受けたクリニックに連絡するようにしましょう。

むくみ

目の下は、リンパや血液の流れが滞りやすい場所であるため、注射後に一時的なむくみが出ることがあります。
とくに施術当日の夜から翌朝にかけては、横になって寝ることで目元に水分が集まり、腫れぼったく感じることが多いです。
このようなむくみは、翌日の日中には自然に引いていくケースが大半です。
必要以上に触ったりこすったりせず、頭を高くして寝るなどの工夫を取り入れることが大切です。

血の涙

あまり頻度は高くないものの、注射部位から微量の血液や透明な液体がにじむケースがあります。
これは「血の涙」と呼ばれることもあり、皮膚に軽微な損傷がある状態で、寝ている間などに圧がかかった際に見られます。
見た目にはやや衝撃的に感じることもありますが、ティッシュや清潔なガーゼで軽く抑えておけば、すぐに止まるケースがほとんどです。
繰り返し出血が起こるようであればクリニックに相談しましょう。

4. 内出血の経過

内出血は見た目に強く出るため不安に感じる方も多いですが、その多くは時間の経過とともに薄れていく一過性の症状です。
色の変化には段階があり、日数ごとに以下のような経過をたどります。

 ・1日目〜3日目:出血による色調変化がもっとも目立つ時期。
         青紫〜赤紫に見えることが多く、人によっては軽い腫れを伴います。
 ・4日目〜6日目:色が少しずつ黄緑色〜黄色に変化し、広がることはないが色味がやや目立ちます。
 ・7日目〜10日目:黄色味が薄れて肌色に戻っていく時期。
         化粧でほぼ隠せる程度に落ち着きます。

中には、内出血がごく軽度で1〜2日で消える方もいれば、体質によって10日程度かかるケースもあります。焦らず、症状の推移を観察しながら過ごすことが大切です。

5. 内出血を悪化させない方法

内出血の出現は完全に防ぐことはできませんが、悪化を防ぐ・症状を早く引かせるためにできる工夫は多くあります。
施術後の過ごし方によって、回復までのスピードには大きな違いが出てきます。

(関連記事「クマ取り後のダウンタイム中に気を付けること9選!症状や過ごし方などを解説」はこちら

患部をよく冷やす

施術後すぐは、血管が拡張した状態にあるため、冷やすことで血流を抑え、出血を最小限にとどめることができます。
目元専用のアイスノンや冷却ジェルマスクなどを活用し、1回10〜15分を数回に分けて冷やすのが効果的です。
冷却の際には、直接肌に冷却材を当てないようにし、タオルやガーゼなどで肌を保護するようにしましょう。

飲酒や運動などNGな行動をしない

飲酒、運動、長風呂といった行為はすべて血流を促進させ、内出血を悪化させる要因になります。
施術当日〜翌日はこれらを避け、なるべく安静に過ごすことが重要です。
また、普段からビタミンE、EPA(魚油)などの血液サラサラ成分を含むサプリメントを摂っている方は、施術の数日前から中止することを医師に相談すると安心です。

頭を高くして寝る

就寝時の姿勢も内出血の回復に影響します。平らな枕で寝ると、血液やリンパが顔に滞り、翌朝にむくみや腫れが目立ってしまうことがあります。
枕を2つ重ねるなどして、心臓よりもやや高めの位置に頭を置いて寝るようにしましょう。
また、うつ伏せ寝や顔を強く押し付ける姿勢も避け、なるべく仰向けで静かに休むことを心がけましょう。

6. 切らないクマ取りのダウンタイムはいつまで?

ベビーコラーゲン注入による切らないクマ取りは、比較的軽度なダウンタイムで済む施術ですが、それでも人によっては回復までに数日から1週間ほどかかることがあります。
とくに内出血が出た場合は、その色の変化を経て完全に目立たなくなるまでに7〜10日程度は見込んでおくと安心です。

ダウンタイムは約1週間

目元の施術後は、個人差はありますが当日〜3日目にかけて軽い腫れやむくみを感じやすく、その後、内出血の色の変化が起こります。
特に睡眠不足やストレス、血行不良のある方は回復にやや時間がかかる傾向があります。
ただし、施術直後からメイクが可能なため、ファンデーションやコンシーラーでほとんど目立たなくすることができ、仕事を休む必要はないという方も多いです。
むしろ、多忙なライフスタイルを送っている方ほど、「切らずに」「短期間で」結果が出せるベビーコラーゲンを選ぶ傾向にあります。
マスクやメガネなどを活用しながら、スムーズに日常生活に復帰する方が多いのも現代的な施術らしい特徴です。

(関連記事「切らないクマ取り治療のダウンタイムは何日続く?症状を軽減するコツも説明」はこちら

内出血の症状がひどい場合にはクリニックに診察を

まれに、内出血が予想以上に広範囲に広がったり、痛みが強く続いたりするケースもあります。
以下のような症状が見られた場合には、自己判断せず、必ず施術を受けた医師に相談するようにしましょう。

 ・施術後3日以上経っても内出血の色が濃くなる一方
 ・強い圧痛や熱感が出てきた
 ・赤く腫れ上がる、膿が出るような異常が見られる

これらは、ごく稀な感染や注入物の偏在などが考えられるため、早めの対応が重要です。美容医療はアフターケアまでを含めて「施術」です。
些細な不安も気軽に相談できる、信頼のおけるクリニックを選ぶことが大切です。

7. まとめ

切らないクマ取りの代表格ともいえるベビーコラーゲン注入は、短時間で自然な若返りが叶う優れた治療法です。
特に、目の下のくぼみや影が原因となる青クマ・黒クマには、他の治療法以上に高い効果が期待できるケースもあります。
一方で、注射針を使用する以上、内出血や腫れといったダウンタイムが生じる可能性があることも事実です。
ですが、それらの症状の大半は一時的なもので、正しいケアを行えば1週間程度で自然に落ち着くことがほとんどです。
とくに以下のポイントを意識することで、ダウンタイムを穏やかに乗り越えることができます。

 ・施術直後の冷却で内出血を最小限に
 ・飲酒・運動などの刺激を数日間避ける
 ・頭を高くして眠り、むくみを抑える

これらのセルフケアを取り入れることで、より早く目元の明るさや若々しさを実感できるはずです。
「クマがあるだけで疲れて見える…」「写真に写るたびに目元が気になる…」そんな悩みを抱えている方にとって、切らないクマ取りは非常に心強い選択肢となるでしょう。
気になることがあれば、カウンセリングでしっかり相談してから、納得のいく形で施術に臨むことをおすすめします。

自然なクマ取りならMiSA CLINIC六本木本院で◎無料カウンセリングのご予約はこちらから

監修医師

                 

ミサクリニック 六本木本院 院長

寺井 美佐栄

  • 所属学会

    ・日本抗加齢医学会認定専門医
    ・日本美容皮膚科学会
    ・日本レーザー医学会
    ・日本産業衛生学会専門医

  • 資格

    ・アラガン社ボトックスビスタ認定医
    ・アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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