ヒアルロン酸の注入法「フェーンテクニック」とは?表面の細かいシワを消す技術

ヒアルロン酸はシワ改善のポピュラーな注入剤ですが、「どう打つか」が仕上がりを大きく左右します。フェーンテクニックとは、真皮にシダの葉のようなパターンでヒアルロン酸を細かく注入し、皮膚そのものを内側から補強する手法です。
従来の注入法が苦手としてきた、笑ったときだけ目立つ「動くシワ」にも対応できる点が特長で、使用する製剤量も比較的少量で済むとされています。一方で、針を複数回刺すことに伴う色素沈着のリスクには注意が必要です。
この記事では、フェーンテクニックの仕組みや他の注入法との違い、施術の流れ、副作用、クリニック選びのポイントまでを幅広く解説します。自分に合った打ち方を見つけるための参考にしてください。
ヒアルロン酸の打ち方しだいで仕上がりが変わる
同じヒアルロン酸製剤を使っても、注入する深さ・方向・テクニックが異なれば、効果の出方はまったく違ったものになります。打ち方を知ることは、理想の仕上がりに近づくための第一歩です。
注入する層と方向で効果は別物になる
ヒアルロン酸を皮膚のどの層に入れるかは、結果を大きく左右します。深い層に注入すればボリューム補充に向き、浅い真皮層に入れれば表面の肌質改善やシワの平坦化に有利です。
さらに、針の進める方向や角度もポイントです。シワに対して平行に入れるのか、垂直に入れるのかで支え方が変わります。同じ製剤でも「ただ注入する」のと「計算して配置する」のとでは、持続期間にも差が生じるでしょう。
従来の注入法が苦手とする「動くシワ」
リニアスレッディング(線状注入)やファニング(扇状注入)といった従来の手技は、ほうれい線の深い溝を埋めるのに優れています。
しかし、表情を動かしたときにだけ浮かぶ浅い折れジワに対しては、効果が十分に出にくいことが指摘されてきました。
動的なシワは皮膚の「柔軟性と硬さのバランス」が乱れた結果として現れます。単純にボリュームを足すだけでは皮膚の構造は変わらないため、表情が動いた瞬間に再びシワが出現してしまうのです。
フェーンテクニックはこの課題を解決するために生まれた
2007年にオランダのTom van Eijk医師とMartin Braun医師が発表したフェーンテクニックは、ヒアルロン酸を「単なる充填剤」ではなく「皮膚の補強材」として活用する発想から考案されました。
従来法では対応しにくかった動的なシワへのアプローチとして、世界的に注目を集めています。
代表的なヒアルロン酸の打ち方一覧
| 打ち方の名称 | 特徴 |
|---|---|
| シリアルパンクチャー | 一定間隔で点状に注入 |
| リニアスレッディング | 線状に引きながら注入 |
| ファニング | 1穿刺点から扇形に展開 |
| フェーンテクニック | 葉脈状に真皮へ細かく配置 |
フェーンテクニックとは?シダの葉に着想を得た注入パターン
フェーンテクニックは、ヒアルロン酸を真皮層にシダの葉(fern=シダ)のような放射状パターンで細かく配置する注入法です。名前のとおり、注入跡がシダの葉脈に似た形になることから名付けられました。
真皮にヒアルロン酸を細かく広げる手技
施術では、シワに沿って中心線をとり、そこから両側へ短い線状に少量ずつヒアルロン酸を注入します。中心の幹から左右に枝が伸びるシダの葉のような配置になるのが特徴です。
注入先は真皮(皮膚の中間層)であり、脂肪層や骨膜上といった深部ではありません。浅い層に細かく広がったヒアルロン酸が皮膚を内側から支え、表面のシワを目立ちにくくします。
少量のヒアルロン酸で皮膚を補強する逆転の発想
従来のフィラー治療は、溝を埋めてボリュームを出すことが主な目的でした。フェーンテクニックは皮膚を「たわまないように補強する」という着眼点が異なります。
補強材として配置されたヒアルロン酸は、表情筋の動きで皮膚が折れ込むのを防ぎます。使用量が少なくて済むため、不自然なふくらみが出にくいという利点があるでしょう。
| 比較項目 | 従来の注入法 | フェーンテクニック |
|---|---|---|
| 注入層 | 皮下〜深部真皮 | 真皮(浅〜中間) |
| 主な目的 | ボリューム補充 | 皮膚の補強 |
| 得意なシワ | 深い静的ジワ | 浅い動的ジワ |
| 使用量 | やや多め | 比較的少量 |
開発の背景と国際的な評価
van Eijk医師らは、Restylane(NASHA型ヒアルロン酸)を用いた臨床でこの手技を体系化し、Journal of Drugs in Dermatology誌上で報告しました。笑ったときに深くなるほうれい線下部など、動的な折れジワへの有効性が示されています。
その後、韓国の研究チームからはフェーンテクニック施術後の炎症後色素沈着(PIH)リスクを指摘する報告も発表されました。安全面を含めた臨床データの蓄積が進んでいる段階です。
フェーンテクニックが向いているシワと向いていないシワ
すべてのシワにフェーンテクニックが有効なわけではありません。皮膚が動いたときだけ現れる浅い動的ジワには力を発揮しますが、深いボリュームロスには別の方法が適しています。
笑ったときに深くなる動的ジワに向く
フェーンテクニックが得意とするのは、安静時にはほとんど目立たず、笑顔や表情を動かしたときにだけ現れるタイプのシワです。ほうれい線の下端や口角周囲の細かい折れグセがその代表例といえます。
こうした動的ジワは、皮膚の柔軟性が低下し、表情筋の収縮で折り畳まれやすくなった部分に出現します。フェーンテクニックで真皮にヒアルロン酸を網目状に配置すると、皮膚にハリが戻り、折れ込みが軽減されるでしょう。
深く刻まれた静的ジワにはフェーンテクニックだけで足りる?
表情を動かさなくても常に見えている深い溝状のシワ(静的ジワ)は、皮下脂肪の減少や骨格の変化が主な原因です。
真皮に少量のヒアルロン酸を配置するだけでは深い溝を持ち上げる力が足りないため、フェーンテクニック単独での改善は難しいかもしれません。
深い静的ジワにはリニアスレッディングやボーラス注入など、ボリューム補充を目的とした手技を優先し、表面の仕上げとしてフェーンテクニックを重ねる方法が有力です。
目元や額の浅い小ジワにも応用されている
目尻のちりめんジワや額の細かい横ジワは、加齢でヒアルロン酸やコラーゲンが減少した真皮の薄さが目立つ部位です。フェーンテクニックで真皮層に直接ヒアルロン酸を届ければ、水分保持力が高まり肌質の底上げが期待できます。
フェーンテクニックの適応と非適応
| 種類 | 適応度 |
|---|---|
| 動的な浅いシワ | ◎ 得意 |
| 表面のちりめんジワ | ○ 応用可 |
| 深い静的ジワ(ほうれい線など) | △ 他の手技と併用 |
| 骨格レベルの凹み | × 適応外 |
ヒアルロン酸をフェーンテクニックで打つ施術の流れ
カウンセリングから術後ケアまでを把握しておくと、施術への不安が軽減します。全体の所要時間は30分〜1時間程度です。
カウンセリングで注入部位と量を決定する
まず医師が表情を動かした状態で顔を観察し、どのシワにどの深さで打つのかを設計します。フェーンテクニックを適用する範囲と、必要に応じて別のテクニックを併用する部位を切り分けるのがカウンセリングの目的です。
使用するヒアルロン酸製剤は、架橋度の低いやわらかめのタイプが選ばれる傾向があります。真皮の浅い層に入れるため、硬すぎる製剤は凹凸の原因になりかねません。
麻酔の選択肢と施術中の痛み
多くのクリニックではリドカイン配合の製剤か、あらかじめ塗布するクリーム麻酔を使用します。フェーンテクニックは針の穿刺回数が多いため、麻酔なしでは痛みを感じやすいでしょう。
施術中は、医師が細い針(30ゲージ程度)を真皮層に浅く挿入し、引き抜きながら少量のヒアルロン酸を線状に注入します。これをシダの葉脈パターンに並べて繰り返すため、片側で15〜30回程度の穿刺が行われます。
ダウンタイムの目安と術後の過ごし方
施術直後は注入部位に軽い赤みや腫れが出るのが一般的です。翌日には落ち着く場合がほとんどですが、内出血が残った場合は1〜2週間ほど紫色の跡が見えることもあります。
術後24時間は激しい運動や飲酒を控え、施術部位への強い圧迫も避けるのが望ましいとされています。メイクは翌日から可能なクリニックが多いものの、事前に医師へ確認しておくと安心です。
- 施術直後:軽い赤み・腫れ(数時間〜翌日で軽快)
- 内出血:出た場合は1〜2週間で消退
- 効果の持続:おおむね4〜6か月が目安
フェーンテクニックで注意したいヒアルロン酸注入の副作用
安全性の高い施術ですが、リスクがゼロではありません。特にフェーンテクニック特有の注意点として、穿刺回数の多さに関連する副作用を把握しておきましょう。
内出血と腫れはどの程度続くのか?
針を複数回刺すフェーンテクニックでは、従来の注入法と比べて内出血の確率がやや高い傾向です。ただし、程度は軽微であり、1〜2週間でほぼ消えます。
腫れについても注入量が少ないぶん、大きく膨らむことは珍しいでしょう。施術翌日のメイクでカバーできる範囲に収まるケースがほとんどです。
炎症後色素沈着(PIH)のリスクと予防策
2010年の韓国の症例報告では、フェーンテクニック後に炎症後色素沈着(PIH)が生じた事例が報告されています。針の穿刺が多いことで微小な炎症が蓄積し、メラニンが過剰に産生されたと考えられました。
PIHを予防するには、施術後の紫外線対策が欠かせません。日焼け止めの塗布と帽子の着用を術後少なくとも2週間は徹底してください。肌が色素沈着を起こしやすい体質の方は、事前にその旨を医師に伝えることが大切です。
| 副作用 | 頻度 | 対処法 |
|---|---|---|
| 内出血 | やや多い | 自然消退を待つ |
| 腫れ | 軽度 | 冷却・安静 |
| 色素沈着 | まれ | 紫外線対策の徹底 |
| 硬結・しこり | 一時的 | マッサージで改善 |
血管閉塞などの重篤な合併症を防ぐために
ヒアルロン酸注入全般に共通するリスクとして、血管内に製剤が入ることで起きる血管閉塞があります。皮膚壊死や視力障害に至った報告もあるため、施術前に顔面の血管解剖を熟知した医師を選ぶことが何より大切です。
フェーンテクニックは真皮層への浅い注入が基本のため、動脈塞栓のリスクは比較的低い傾向です。しかし、絶対に安全とはいえないため、万一の事態に備えてヒアルロニダーゼ(分解酵素)を常備しているクリニックを選びましょう。
他のヒアルロン酸注入テクニックとフェーンテクニックの違い
ヒアルロン酸の打ち方は一つではなく、用途によって使い分けられます。フェーンテクニックの位置づけを正確に理解するために、代表的な注入法との違いを整理しておきましょう。
リニアスレッディングとファニングとの比較
リニアスレッディングは、シワの走行に沿って線状にヒアルロン酸を注入する方法です。ファニングは1つの穿刺点から扇形に複数方向へ注入します。いずれもシワの溝そのものを埋める「充填」が主な目的です。
フェーンテクニックとの違いは、注入層の深さと目的にあります。リニアスレッディングやファニングは皮下〜深部真皮にボリュームを加えるのに対し、フェーンテクニックは浅い真皮に小分けで配置し「皮膚を補強する」点で異なります。
垂直ストラット法との共通点
Mashiko医師らが報告した垂直ストラット法は、シワに対して垂直に複数のヒアルロン酸の柱(ストラット)を真皮内に立てる手法です。皮膚を指で伸ばした状態で針を入れ、引き抜きながら注入する動作はフェーンテクニックと類似しています。
両者に共通するのは、ヒアルロン酸を単なる充填材ではなく「皮膚の構造を支えるもの」として使う考え方です。
垂直ストラット法はシワに対して垂直方向にストラットを配置するのに対し、フェーンテクニックはシワに沿って中心線を引き、その両側に葉脈状に展開する点に独自性があります。
複数の打ち方を組み合わせて仕上げる
臨床の現場では、1つのテクニックだけで顔全体を仕上げることは少なく、部位や目的に応じて複数の打ち方を組み合わせるのが一般的です。
たとえば、ほうれい線の深い溝にはボーラス注入でボリュームを補い、溝の周囲に残る浅い折れジワにフェーンテクニックで仕上げる方法が考えられます。
大切なのは、それぞれの手技の得意分野を把握したうえで、自分の顔の悩みに合った組み合わせを医師と相談することです。打ち方のバリエーションが多い医師ほど、一人ひとりに合わせた繊細な調整が可能になるといえます。
| 注入法 | 配置パターン | 主な目的 |
|---|---|---|
| リニアスレッディング | シワに平行な線状 | 溝の充填 |
| ファニング | 1点から扇形に展開 | 広範囲の充填 |
| 垂直ストラット法 | シワに垂直な柱状 | 皮膚の構造支持 |
| フェーンテクニック | 葉脈状の放射パターン | 皮膚の補強 |
フェーンテクニックを受けるクリニック選びで確認したい基準
注入テクニックの違いが仕上がりを左右する以上、クリニック選びでは「医師がどの手技にどれだけ通じているか」を見極めることが大切です。
注入テクニックの経験が豊富な医師を選ぶ
フェーンテクニックに限らず、ヒアルロン酸注入は医師の技術力がそのまま結果に反映される施術です。フェーンテクニックを指名する場合は、この手技の施術経験がある医師かどうかをカウンセリング時に確認しましょう。
解剖学的な知識と注入テクニックの両方を備えた医師であれば、安全面でも安心感が高まります。学会発表や論文執筆の実績がある医師は、知識のアップデートに積極的であるひとつの目安になるかもしれません。
使用する製剤の種類と品質を確認する
ヒアルロン酸製剤はメーカーや架橋度、粒子サイズによって特性が異なります。フェーンテクニックでは真皮の浅い層に入れるため、粒子が細かく架橋度の低い製剤が適しています。
厚生労働省の承認を受けた製剤や、海外で広く使用実績のあるブランドを取り扱っているかは安心材料のひとつです。未承認製剤を使用するクリニックでは、その理由とリスクについて納得がいくまで説明を求めましょう。
カウンセリングで聞いておきたいポイント
施術前のカウンセリングでは、次の3つを確認しておくと判断しやすくなります。まず「フェーンテクニックの施術実績はどの程度あるか」、次に「万一のトラブルが起きたときの対処体制」、そして「自分のシワのタイプにこの手技が合っているかどうか」です。
質問に対して曖昧な回答しか返ってこないクリニックは、別の選択肢を検討するほうが賢明でしょう。治療計画を丁寧に説明してくれる医師と二人三脚で進めることが、納得のいく仕上がりへの近道です。
- フェーンテクニックの施術件数と経験年数
- 緊急時のヒアルロニダーゼ準備の有無
- 自分のシワの種類への適応判断
よくある質問
- フェーンテクニックの施術時間はどのくらいかかりますか?
-
フェーンテクニックの施術時間は、注入する範囲にもよりますが、おおむね20分から40分程度が目安です。麻酔クリームの塗布時間を含めると、来院からお帰りまで1時間ほどを見込んでおくとよいでしょう。
片側だけの施術であれば短時間で終わりますが、複数の部位を同時に施術する場合はやや長くなります。施術当日のスケジュールにはゆとりをもたせておくと、落ち着いて受けられます。
- フェーンテクニックの効果はどのくらい持続しますか?
-
フェーンテクニックで注入したヒアルロン酸の効果持続期間は、一般的に4か月から6か月程度とされています。使用する製剤の種類や個人の代謝スピードによって前後するため、あくまで目安とお考えください。
垂直ストラット法を用いた研究では6か月の時点で効果がほぼ消失したとの報告もあり、真皮層への浅い注入は深部注入より吸収がやや早い傾向です。効果を維持するには、定期的な再注入の計画を医師と相談しておくことをおすすめします。
- フェーンテクニックはほうれい線にも使えますか?
-
フェーンテクニックは、ほうれい線のなかでも特に下端の浅い折れグセや、笑ったときに目立つ動的なシワに対して効果が期待できます。ほうれい線全体が深く刻まれている場合は、フェーンテクニック単独よりも他の注入法と併用するほうが効果的です。
深い溝にはリニアスレッディングやボーラス注入でまずボリュームを補い、その周囲の細かいシワにフェーンテクニックを重ねることで、自然な仕上がりを目指すことができます。医師とカウンセリングでシワの深さを評価してもらい、適した組み合わせを一緒に検討するのがよいでしょう。
- フェーンテクニックに痛みはありますか?
-
フェーンテクニックは針を複数回刺す手技のため、麻酔なしでは痛みを感じやすいといえます。ただし、多くのクリニックでは施術前にクリーム麻酔を塗布したり、リドカイン入りの製剤を使用したりして痛みを軽減しています。
痛みの感じ方は個人差が大きく、「チクチクする程度」と表現される方もいれば、強い痛みとして感じる方もいます。痛みに不安がある場合は、カウンセリングの段階で麻酔方法について遠慮なく相談してください。
- フェーンテクニックとボトックスは併用できますか?
-
フェーンテクニックとボトックス(ボツリヌストキシン)の併用は、多くの場合で可能です。ボトックスが筋肉の動きを抑えてシワの原因をやわらげ、フェーンテクニックで配置したヒアルロン酸が皮膚を内側から支える、という二重のアプローチにより相乗効果が期待できます。
ただし、同じ日に同じ部位へ両方を施術するかどうかは医師の判断によります。施術の順序やタイミングについてカウンセリングで確認し、自分の肌状態に合った計画を立てることが大切です。
参考文献
van Eijk, T., & Braun, M. (2007). A novel method to inject hyaluronic acid: the Fern Pattern Technique. Journal of Drugs in Dermatology, 6(8), 805–808.
Noh, S., Lee, S. J., & Roh, M. R. (2010). Risk of postinflammatory hyperpigmentation with Fern pattern technique in injecting hyaluronic acid gel. Journal of Cosmetic Dermatology, 9(3), 249–250. https://doi.org/10.1111/j.1473-2165.2010.00511.x
Rohrich, R. J., Ghavami, A., & Crosby, M. A. (2007). The role of hyaluronic acid fillers (Restylane) in facial cosmetic surgery: Review and technical considerations. Plastic and Reconstructive Surgery, 120(6 Suppl), 41S–54S. https://doi.org/10.1097/01.prs.0000248794.63898.0f
Wang, F., Garza, L. A., Kang, S., Varani, J., Orringer, J. S., Fisher, G. J., & Voorhees, J. J. (2007). In vivo stimulation of de novo collagen production caused by cross-linked hyaluronic acid dermal filler injections in photodamaged human skin. Archives of Dermatology, 143(2), 155–163. https://doi.org/10.1001/archderm.143.2.155
Mashiko, T., Kinoshita, K., Kanayama, K., Feng, J., & Yoshimura, K. (2015). Perpendicular strut injection of hyaluronic acid filler for deep wrinkles. Plastic and Reconstructive Surgery Global Open, 3(11), e567. https://doi.org/10.1097/GOX.0000000000000552
Philipp-Dormston, W. G. (2018). Hyaluronic acid fillers in dermatology. Der Hautarzt, 69(6), 491–509. https://doi.org/10.1007/s00105-018-4168-8
Peng, J. H., & Peng, P. H. L. (2020). HA filler injection and skin quality—Literature minireview and injection techniques. Indian Journal of Plastic Surgery, 53(2), 198–206. https://doi.org/10.1055/s-0040-1715545
Funt, D., & Pavicic, T. (2013). Dermal fillers in aesthetics: An overview of adverse events and treatment approaches. Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology, 6, 295–316. https://doi.org/10.2147/CCID.S50546
Belmontesi, M., De Angelis, F., Di Gregorio, C., Iozzo, I., Romagnoli, M., Salti, G., & Clementoni, M. T. (2018). Injectable non-animal stabilized hyaluronic acid as a skin quality booster: An expert panel consensus. Journal of Drugs in Dermatology, 17(1), 83–88.
Colon, J., Mirkin, S., Hardigan, P., Elias, M. J., & Jacobs, R. J. (2023). Adverse events reported from hyaluronic acid dermal filler injections to the facial region: A systematic review and meta-analysis. Cureus, 15(4), e38286. https://doi.org/10.7759/cureus.38286
