クマの原因「眼窩脂肪」とは?正体と膨らむメカニズムを医師が解説

クマの原因「眼窩脂肪」とは?正体と膨らむメカニズムを医師が解説

目の下の膨らみやクマに悩む多くの方が気になっている「眼窩脂肪(がんかしぼう)」。この脂肪は単なる肥満による脂肪とは異なり、眼球を守る重要なクッションの役割を果たしています。

しかし、加齢や骨格の影響で本来あるべき位置から突出し、影を作ることで老けた印象や疲れた顔の原因となります。

本記事では、眼窩脂肪の正体や突出する仕組み、そしてメスを使わずにこの悩みにアプローチする方法について、医師が詳しく解説します。

正しい知識を持つことで、ご自身に合った対策が見つかります。

目次

眼窩脂肪の正体と役割:なぜ目の周りに脂肪が存在するのか

目の下に見られる膨らみの主成分である眼窩脂肪は、眼球を衝撃から守るために重要な役割を担っており、単なる余分な脂肪ではありません。

この脂肪は皮下脂肪とは異なる性質を持ち、眼球というデリケートな器官を保護するために眼窩(頭蓋骨の目の窪み)の中に収まっています。

眼球を保護するクッションとしての機能

眼窩脂肪は、眼球を包み込むように存在し、外部からの物理的な衝撃を吸収するクッションのような働きをしています。

眼球は非常に繊細な組織であるため、硬い骨である眼窩と直接接触すると傷つく恐れがあります。そこで、柔らかい眼窩脂肪が間に入ることで、眼球の動きをスムーズにし、圧力を分散させています。

この脂肪は生まれつき誰にでも存在し、眼球の機能維持には欠かせない組織です。したがって、眼窩脂肪そのものは悪者ではなく、生体にとって必要なパーツであることを理解する必要があります。

皮下脂肪と眼窩脂肪の決定的な違い

多くの人が混同しやすい点として、皮膚のすぐ下にある皮下脂肪と、眼球の奥にある眼窩脂肪の違いが挙げられます。

ダイエットをして体重が減ると顔の皮下脂肪は減少しますが、眼窩脂肪はエネルギー貯蔵用の脂肪とは性質が異なるため、食事制限や運動では減少しにくい特徴があります。

以下の表は、それぞれの脂肪の特性を比較したものです。

両者の特性比較

比較項目眼窩脂肪皮下脂肪
主な役割眼球の保護(クッション機能)エネルギー貯蔵、体温維持
存在する場所眼窩隔膜の内側(深い層)皮膚の直下(浅い層)
ダイエットの影響ほとんど受けない受けやすい(痩せると減る)

このように、眼窩脂肪は独立した隔膜(眼窩隔膜)に包まれており、外的な要因による増減の影響を受けにくい構造をしています。

この性質の違いを理解することが、正しい対処法を選択する第一歩となります。

加齢とともに変化する脂肪の配置

若い頃は眼窩脂肪が適切な位置に収まっているため、目の下は平坦で滑らかな状態を保ちます。しかし、年齢を重ねるとともに、脂肪を包んでいる眼窩隔膜や、眼球を支える靭帯が緩んできます。

さらに、眼球自体も重力によってわずかに下がるため、その圧力で下にある眼窩脂肪が前方へと押し出されます。

脂肪の量が増えたわけではなく、配置が変わることによって「突出」という現象が起き、これが目の下の膨らみとして認識されます。

眼窩脂肪が前方へ突出する仕組みと要因

眼窩脂肪が前に出てくる現象は、単一の理由ではなく、眼輪筋の衰えや骨格的な特徴、そして日々の生活習慣が複雑に関係し合って引き起こされます。

これらの要因が重なることで、徐々に膨らみが目立つようになります。

眼輪筋の衰えによる「堤防」の決壊

目の周りを囲む眼輪筋(がんりんきん)は、眼窩脂肪が前に出ないように支える堤防のような役割を果たしています。

瞬きをしたり目を閉じたりする動作に使われるこの筋肉は、加齢とともに筋繊維が細くなり、張力が低下します。

支えを失った眼窩脂肪は、重力に従って逃げ場を探し、抵抗の少ない前方へと移動を開始します。これが、加齢とともに目の下の膨らみが大きくなる主要な物理的要因です。

筋肉という壁が薄くなることで、内部の圧力を抑えきれなくなる状態と言えます。

骨格や遺伝的要因による若年層のクマ

眼窩脂肪の突出は高齢者だけの問題ではありません。10代や20代でも目の下の膨らみに悩む方がいますが、これは骨格や遺伝的な要素が強く関係しています。

眼窩(目の入っている骨の窪み)が浅い骨格の場合、眼窩脂肪が収まるスペースが狭いため、わずかな量でも前に押し出されやすくなります。

また、頬骨の発達具合や上顎骨の形状によっても、目の下が影になりやすい構造を持つ方がいます。

これらは生まれ持った特徴であり、スキンケアなどの表面的なケアでは解決が難しい要因の一つです。

生活習慣が加速させる眼窩脂肪の移動

日々の生活習慣における微細なダメージの蓄積も、組織の支持力を弱め、結果として眼窩脂肪の突出を加速させます。

以下のような習慣は、知らず知らずのうちに目元への負担となっている可能性があります。

突出リスクを高める習慣

  • 長時間うつむいた姿勢でのスマートフォン操作
  • 慢性的な睡眠不足による眼周りの筋疲労
  • 花粉症などで目を頻繁に擦る物理的刺激
  • コンタクトレンズ使用に伴う瞼への負担
  • 表情筋をあまり使わない生活による筋力低下

例えば、スマートフォンの長時間使用やパソコン作業による眼精疲労は、目の周りの血流を悪化させ、眼輪筋のコリや機能低下を招きます。

目を強く擦る癖や、コンタクトレンズの着脱時に瞼を引っ張る動作は、眼窩隔膜や皮膚に物理的な負担をかけ、組織の緩みを早める原因となります。

黒クマの正体:膨らみと凹みが作る「影」

一般的に「黒クマ」と呼ばれる症状は色素沈着ではなく、眼窩脂肪の突出による膨らみと、その下にできる凹みの段差が生み出す「影」が原因であり、光の当たり方で濃さが変わる特徴があります。

ティアトラフ(ゴルゴ線)との関係

眼窩脂肪が突出して山ができる一方で、そのすぐ下にある「ティアトラフ(目頭から斜め下に伸びる溝)」や「眼瞼頬溝(がんけんきょうこう)」と呼ばれる部分は、加齢とともに皮膚が骨に癒着し、痩せて凹んでいく傾向があります。

この「上の山(脂肪の突出)」と「下の谷(皮膚の凹み)」の落差が大きくなるほど、深い影が落ち、黒クマが濃く見えます。

単に脂肪が出ているだけでなく、その下のボリュームロスが影を強調しているケースが非常に多く見受けられます。

皮膚のたるみが影を濃くする

眼窩脂肪の突出が続くと、皮膚は常に内側から引き伸ばされた状態になります。

長期間風船を膨らませた後に空気を抜くとゴムが伸びてしまうように、皮膚も弾力を失い、たるみが生じます。

この皮膚のたるみが重力で垂れ下がると、眼窩脂肪の膨らみと合わさって、より複雑で濃い影を作ります。皮膚の余剰分が影の面積を広げ、疲労感を助長させる要因となります。

クマの種類と特徴

クマの種類主な原因見え方の特徴
黒クマ(影クマ)眼窩脂肪の突出と皮膚のたるみ上を向くと薄くなる、光加減で変化する
赤クマ眼輪筋が透けて見える、血行不良赤紫色に見える、眼窩脂肪の圧迫も関与
青クマ静脈の鬱血、皮膚が薄い青黒く見える、日によって変動する

むくみによる日内変動

朝起きた時に特に目が腫れぼったく、黒クマが目立つと感じることがあります。これは睡眠中に体内の水分が顔の方に移動し、眼窩脂肪を含む組織が水分を含んで膨張するためです。

眼窩脂肪自体は水分を溜め込みやすい性質を持っており、塩分の多い食事やアルコール摂取の翌日には、膨らみが顕著になります。

こうした一時的なむくみが繰り返されることで、皮膚が伸び縮みを繰り返し、将来的なたるみへと繋がっていきます。

セルフケアで眼窩脂肪は減らせるのか

多くの情報メディアで「目の下のクマ解消マッサージ」や「アイクリーム」が紹介されていますが、解剖学的な観点から見ると、セルフケアで眼窩脂肪そのものを減らすことは極めて困難であり、誤ったケアはリスクを伴うことがあります。

マッサージのリスクと限界

眼窩脂肪を押し戻そうとして強くマッサージを行うことは、非常に危険です。目の周りの皮膚はゆで卵の薄皮程度しか厚みがなく、摩擦に非常に弱いためです。

強い摩擦は色素沈着(茶クマ)の原因となるほか、眼球を支える靭帯(支持組織)をさらに引き伸ばし、たるみを悪化させる可能性があります。

リンパを流して「むくみ」を解消することで一時的にすっきり見せることは可能ですが、物理的に突出した脂肪を定位置に戻すことはできません。

セルフケア手法とリスク対照

手法期待できる効果注意点・リスク
アイクリーム乾燥による小ジワ改善、保湿脂肪の量は変わらない
マッサージ一時的なむくみ解消摩擦による色素沈着、皮膚の伸び
眼輪筋体操血行促進、予防表情ジワの形成、即効性は低い

眼輪筋トレーニングの効果

眼輪筋を鍛えるトレーニングは、予防的な意味合いでは一定の価値があります。筋肉のポンプ作用で血流が改善し、むくみが取れることで目元が明るくなる効果は期待できます。

しかし、すでに突出してしまった眼窩脂肪を筋肉の力だけで押し戻し、完全にフラットな状態にするには、物理的な限界があります。

トレーニング中に眉間にシワを寄せたり、目を強く食いしばったりすることで、新たな表情ジワを作ってしまうリスクも考慮する必要があります。

温めるケアと保湿の重要性

眼窩脂肪そのものは減らせませんが、目元を温めて血行を良くすることは、クマを目立たなくするために有効です。血流が良くなると皮膚の色調が明るくなり、影のコントラストが多少和らぎます。

また、十分な保湿を行うことで皮膚にハリを持たせ、光の反射を綺麗にすることで、視覚的に膨らみを目立たなくする効果(レフ板効果)は期待できます。

これらは根本治療ではありませんが、現状維持や悪化予防として取り入れる価値はあります。

切らない治療のアプローチ:脂肪を「取らない」選択肢

眼窩脂肪の突出に対する治療といえば、外科手術で脂肪を取り除く「脱脂術」が有名ですが、脂肪を取りすぎることによる将来的なリスクを考慮し、現在の組織を活かしながら美しく見せる「切らない治療」のアプローチが推奨されます。

眼窩脂肪を温存するメリット

眼窩脂肪を取り除くと、確かに膨らみは解消されますが、将来的に目がくぼんでしまうリスクがあります。

加齢とともに顔の脂肪は全体的に減少していく傾向にあるため、今ある眼窩脂肪を完全に取り去ってしまうと、10年後、20年後に目元が痩せこけ、老けた印象や疲れた印象が強くなる可能性があります。

ある程度の脂肪を残しておくことは、将来的な若々しさを保つための「貯金」とも言えます。適度なボリュームは、健康的で優しい目元を作るために大切な要素です。

「凹みを埋める」逆転の発想

切らない治療の多くは、出っ張っている脂肪をどうにかするのではなく、その下の「凹み」を目立たなくすることに重点を置きます。

山を削るのではなく、谷を埋めることで平らに見せるというアプローチです。段差をなだらかにすることで、影を消し、フラットで滑らかな目元を作り出します。

この方法はダウンタイムが短く、急激な顔貌の変化を避けることができるため、周囲に気付かれずに自然な若返りを望む方に適しています。

脂肪を取らない治療が向いている方

  • 手術によるダウンタイムやリスクを避けたい方
  • 将来的な目のくぼみを予防したい方
  • 自然な変化で少しずつ改善したい方
  • 皮膚のたるみが強く、脂肪除去だけではシワが増える懸念がある方
  • メスを入れることに心理的な抵抗がある方

医療機器と注入治療による複合的なアプローチ

切らないクマ取り治療では、高周波(RF)や超音波(HIFU)などの医療機器と、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの注入製剤を組み合わせ、それぞれの治療法が異なる層に働きかけることで、複合的に改善へと導きます。

皮膚と筋肉を引き締めて脂肪を押し込む

高周波(RF)やHIFUなどの熱エネルギーを用いる機器は、皮膚深層や筋膜層(SMAS)に熱を与え、組織を収縮させます。

緩んだ眼輪筋や皮膚がタイトニングされることで、前方に突出していた眼窩脂肪を奥へと押し戻すサポートをします。

特にサーマジェンやサーマニードルといったRF機器は、真皮層のコラーゲン生成を促し、皮膚自体に厚みと弾力を持たせることで、内側からの圧力に負けない強い皮膚構造を作ります。

このため、脂肪の膨らみを物理的に抑え込む効果が期待できます。

注入治療による段差の修復とカモフラージュ

眼窩脂肪の下にある凹み(ティアトラフ)に対しては、注入治療が力を発揮します。ベビーコラーゲンやヒアルロン酸を慎重に注入し、段差を埋めることで影を消します。

特にベビーコラーゲンは組織になじみやすく、薄い目元の皮膚でもチンダル現象(透けて青く見える現象)が起きにくいため、非常に自然な仕上がりが可能です。

スネコスやリジュランといった肌育製剤は、細胞外マトリックスの再生を促し、皮膚自体のハリを回復させることで、小ジワや色味の改善も同時に行います。

主な非外科的治療のターゲット層

治療カテゴリー主な施術名作用する深さと目的
熱エネルギー機器HIFU、サーマジェン筋膜・真皮層/引き締め・固定
ボリューム補充ヒアルロン酸、ベビーコラーゲン皮下組織/凹みの充填・段差解消
肌質改善・再生スネコス、リジュラン真皮層/ハリ・弾力回復・厚み強化

脂肪溶解注射の活用

どうしても脂肪の量が多すぎる場合には、脂肪溶解注射を補助的に用いることがあります。これは薬剤を注入して脂肪細胞を分解し、排出させる方法です。

手術のように一度に大量の脂肪をなくすのではなく、様子を見ながら少しずつ減らすことができるため、調整がしやすいのが特徴です。

ただし、適応を見極める必要があり、他の引き締め治療と併用することで、皮膚のたるみを防ぎながらボリュームコントロールを行います。

皮膚の「緩み」に対するスレッドリフトの役割

眼窩脂肪が突出している方は、同時に皮膚が伸びて余っているケースが多く、この「余剰皮膚」を放置したまま脂肪へのアプローチだけを行うと、シワが悪化するリスクがあるため、糸(スレッド)を用いた治療が重要な役割を果たします。

糸による物理的なサポートとコラーゲン増生

ショッピングリフトやジェンバー糸などの極細の糸を皮下に挿入することで、物理的に皮膚を支えるネットワークを形成します。

糸が皮下組織に刺激を与えることで、その周囲にコラーゲンが生成され、皮膚が引き締まります。その結果、眼窩脂肪の重みを支える力が強化され、たるみの進行を抑制します。

まるでハンモックのような構造を皮下に作ることで、目元のハリを取り戻すイメージです。

スレッド(糸)治療の特徴

項目特徴
メカニズム糸の刺激による創傷治癒反応を利用
素材PDO(ポリジオキサノン)など吸収される安全な素材
効果の持続糸が吸収された後もコラーゲン生成が続く

複合治療のシナジー効果

糸による治療は、単独で行うよりも、注入治療や照射治療と組み合わせることで真価を発揮します。

例えば、RF機器で皮膚を引き締めた後に糸を入れることで、その引き締め効果を維持しやすくなります。

また、ヒアルロン酸でリフトアップした土台に糸を加えることで、より立体的で若々しい目元を形成できます。

複数の手段を組み合わせることで、外科手術を行わなくても、満足度の高い結果を目指すことが可能です。

Q&A

眼窩脂肪は放置すると自然に消えますか?

残念ながら、一度突出してしまった眼窩脂肪が自然になくなることはありません。

加齢とともに眼輪筋などの支持組織はさらに緩んでいくため、放置すると徐々に膨らみが大きくなり、皮膚のたるみも進行する傾向にあります。

早い段階で適切なケアや治療を行うことが、将来的な重症化を防ぐことにつながります。

親もクマがあるのですが、遺伝するのでしょうか?

眼窩脂肪の量や眼窩(骨のくぼみ)の大きさ、頬骨の高さといった骨格的な特徴は遺伝する要素が強いです。

そのため、親御さんに目立つクマがある場合、お子様も同様の症状が出やすい傾向にあります。

遺伝的な要因が強い場合は、10代や20代といった早い時期から膨らみが気になり始めることがあります。

痩せれば目の下の脂肪も減りますか?

眼窩脂肪は体のエネルギーとして使われる皮下脂肪や内臓脂肪とは性質が異なるため、ダイエットで体重を落としても目の下の脂肪だけが減ることはほとんどありません。

逆に、急激なダイエットで頬の脂肪が落ちると、目の下の膨らみとの段差が際立ち、かえってクマが目立って見えることがあるため注意が必要です。

クマ取り治療は何歳から始めると良いですか?

年齢に決まりはありませんが、気になり始めた時が治療を検討するタイミングと言えます。

皮膚のたるみが少ない若いうちに対処することで、皮膚を切除する必要がなくなり、治療の選択肢が広がります。

また、深いシワが刻まれる前に予防的な治療(コラーゲン生成促進など)を行っておくことは、長期的な目元の美しさを保つ上で非常に有効です。

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この記事を書いた人

Dr.寺井美佐栄のアバター Dr.寺井美佐栄 ミサクリニック 六本木本院 院長

日本抗加齢医学会認定専門医。日本美容皮膚科学会、日本レーザー医学会、日本産業衛生学会専門医。
複数の大手美容皮膚科で10年以上の院長経験を経て、2022年9月にMiSA Clinic(ミサクリニック)を開業。YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。皆様と共に、MiSA Clinicスタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

資格
アラガン社ボトックスビスタ認定医
アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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