切らないたるみ取りの費用対効果は?1回で終わる?メンテナンスは必要?気になる疑問を解消

切らないたるみ取りの費用対効果は?1回で終わる?メンテナンスは必要?気になる疑問を解消

目の下のたるみを切らずに改善したい。そう願う方にとって、費用と効果のバランスは気になるポイントでしょう。

切らないたるみ取りは1回の施術で一定の変化を実感できるケースが多い反面、永続的な効果を維持するには定期的なメンテナンスが必要です。

この記事では、ヒアルロン酸注入やハイフ(HIFU)、高周波(RF)など代表的な施術について、費用相場から持続期間、メンテナンス頻度まで、臨床経験をもとに丁寧に解説します。

目次

目の下の切らないたるみ取りにはどんな施術がある?代表的な治療法を整理した

目の下のたるみを切らずに改善する方法は、大きく分けて「注入系」と「エネルギーデバイス系」の2つに分類できます。それぞれ得意とする症状やダウンタイムが異なるため、ご自身の悩みに合った施術を選ぶことが大切です。

ヒアルロン酸注入で目の下のくぼみやクマをふっくら見せる

ヒアルロン酸注入は、目の下のくぼみやティアトラフ(涙袋の下にできる溝)に少量のジェルを注入し、影を目立たなくする治療法です。施術時間は片側あたり10〜15分程度で、直後から変化を感じられるのが大きな魅力といえます。

ただし、目元の皮膚は非常に薄いため、注入量や深さの調整には高い技術が求められます。経験豊富な医師のもとで受けることが、満足度を左右する決め手になるでしょう。

ハイフ(HIFU)は超音波の熱で皮膚の深層からリフトアップを狙う

ハイフは高密度焦点式超音波と呼ばれる技術で、皮膚の深い層にあるSMAS(筋膜)に熱エネルギーを届けます。この熱刺激がコラーゲンの産生を促し、数週間から数か月かけてじわじわと引き締め効果があらわれます。

メスを使わずに筋膜レベルまでアプローチできる唯一の非侵襲的治療として注目を集めています。目の下だけでなく、フェイスライン全体のたるみ予防にも活用されることが少なくありません。

切らないたるみ取りの施術別比較

施術名主な作用持続期間の目安
ヒアルロン酸注入くぼみの補填・影の軽減8〜18か月
ハイフ(HIFU)コラーゲン再生・引き締め6〜12か月
高周波(RF)真皮の引き締め・小じわ改善3〜6か月

高周波(RF)治療は肌表面の引き締めと小じわケアが得意

高周波治療は、電磁波の熱によって真皮層のコラーゲン繊維を収縮させ、その後の新生を促す方法です。ハイフほど深い層には届きませんが、肌のハリ感を高めたり、細かなシワを目立たなくしたりするのに適しています。

痛みやダウンタイムが比較的少ないため、初めて美容医療を受ける方にもハードルが低い施術です。複数回の照射を重ねることで効果が積み上がっていくタイプの治療だと覚えておきましょう。

切らない目の下のたるみ取りの費用相場はいくら?施術ごとの価格帯を比べた

費用は施術の種類、使用する製剤やデバイス、クリニックの立地によって幅がありますが、おおよその目安を知っておくと比較検討しやすくなります。

ヒアルロン酸注入の費用は1回あたり5万〜15万円が相場

ヒアルロン酸注入の費用は、使用する製剤のブランドや注入量によって変動します。目の下だけに限定した場合、片側0.3〜0.5mL程度で済むケースも多く、両側合計で5万〜15万円ほどが一般的な価格帯です。

安価すぎる施術には注意が必要です。製剤の品質や医師の技術力が価格に反映されていることを理解したうえで、信頼できるクリニックを選んでください。

ハイフ(HIFU)の費用は目元限定なら3万〜10万円前後

ハイフは照射する範囲やショット数によって料金が変わります。目の下を含む目元周辺だけの照射であれば3万〜10万円程度、フェイスライン全体を含むフルフェイスの場合は10万〜30万円ほどになることもあるでしょう。

照射ショット数が多ければ多いほど効果が高まるわけではなく、適切な出力と照射密度が仕上がりを左右します。カウンセリング時に「何ショット打つのか」「なぜその設定なのか」を確認すると安心です。

高周波(RF)治療は1回2万〜8万円が目安で複数回セットのプランもある

高周波治療は1回あたりの費用がやや抑えめですが、3〜5回の施術を推奨されるケースが多いため、トータルコストを意識することが大切です。セット料金を設定しているクリニックもあるので、事前に総額を確認しましょう。

費用を比較するときに見落としがちなポイント

確認項目注意点
初診・再診料施術費用に含まれるか別途かを確認
麻酔代表面麻酔やブロック麻酔が別料金の場合あり
追加注入・タッチアップ2週間後の微調整が無料かどうか

目の下のたるみを切らない施術は1回で終わる?回数と持続期間のリアルな目安

「1回で本当に変わるの?」という疑問は、カウンセリングで最も多く寄せられる質問のひとつです。結論として、1回の施術でも見た目の変化を得られるケースは多いものの、1回だけで長期的にたるみが消え続けるわけではありません。

ヒアルロン酸注入は1回の施術で即時効果を得やすい

ヒアルロン酸はジェル状の製剤を直接くぼみに注入するため、施術直後から目の下のくぼみや影が改善されるのを実感しやすい治療です。ただし、体内で徐々に吸収されていくため、効果の持続は平均して8〜18か月程度といわれています。

なかには2回目以降の注入でより長持ちするケースもあります。初回の施術から2〜4週間後に状態を確認し、必要に応じて微調整を行うと仕上がりが安定するでしょう。

ハイフ(HIFU)は1回で効果を実感できるが「完成」まで2〜3か月かかる

ハイフの引き締め効果は、施術直後にわずかな変化を感じる方もいますが、コラーゲンのリモデリング(再構築)が進む2〜3か月後にピークを迎えます。そのため「施術を受けたのに変わらない」と早合点しないことが大切です。

施術別の効果実感までの期間

施術名変化を感じる時期効果のピーク
ヒアルロン酸注入施術直後2〜4週間後
ハイフ(HIFU)1〜2週間後2〜3か月後
高周波(RF)施術直後〜1週間3回目以降

高周波(RF)治療は3〜5回の施術で効果を積み上げるのが基本

高周波治療は1回の施術でも肌のハリ改善を感じる方がいますが、真皮のコラーゲン産生を十分に促すには、2〜4週間おきに3〜5回の施術を受けるのが一般的です。回数を重ねるごとに引き締め感が増していきます。

途中でやめてしまうと効果の蓄積が途切れるため、治療計画を立てたうえで通い続ける覚悟が必要かもしれません。

メンテナンスはどれくらいの頻度で必要?切らないたるみ取りの長期プラン

どの施術を選んでも、メンテナンスなしで永久に効果が続くことはありません。加齢による組織の変化は止められないからです。だからこそ、長期的な維持プランを最初から考えておくことが、満足度を高めるコツになります。

ヒアルロン酸注入は1年〜1年半ごとの追加注入がひとつの目安

ヒアルロン酸は時間とともに分解・吸収されるため、効果を維持したい場合は定期的な再注入が必要です。多くの場合、1年〜1年半ごとの追加注入で自然な状態を保てます。

初回に比べて追加注入の量は少なくて済むことが多いため、費用負担も軽くなる傾向があります。ただし、前回の製剤が完全に吸収される前に追加するのか、吸収後に注入するのかによってアプローチが変わるため、担当医との連携が欠かせません。

ハイフ(HIFU)は半年〜1年に1回のペースで継続すると効果を維持しやすい

ハイフの効果がピークに達したあと、徐々にコラーゲンの減少とともに引き締め感が薄れていきます。半年〜1年に1回の照射を続けると、たるみの進行を穏やかに抑えられるでしょう。

年齢やたるみの進行度合いによって推奨頻度は異なります。40代以降で皮膚の弾力低下が目立ち始めた方は、半年ごとのメンテナンスを検討してみてください。

高周波(RF)治療は月1回のペースから始めて、その後は2〜3か月に1回が理想

高周波治療は、初期集中コースとして月1回を3〜5回行い、その後は2〜3か月に1回のメンテナンスに切り替えるパターンが一般的です。肌のターンオーバーに合わせた施術間隔が効果を引き出します。

メンテナンス頻度と年間コストの目安

施術名メンテナンス頻度年間費用の目安
ヒアルロン酸注入1年〜1年半に1回5万〜15万円
ハイフ(HIFU)半年〜1年に1回3万〜20万円
高周波(RF)2〜3か月に1回8万〜32万円

切らないたるみ取りの費用対効果を高めるために知っておきたいクリニック選びのコツ

同じ施術でもクリニックによって仕上がりや満足度は大きく変わります。費用対効果を最大化するには、価格だけでなく医師の専門性や使用する製剤・機器の品質にも目を向けることが大切です。

目の下の治療実績が豊富な医師を選ぶ

目の下は顔の中でも特にデリケートな部位であり、皮膚の厚さはわずか0.5mm程度しかありません。解剖学的な知識と豊富な臨床経験を兼ね備えた医師のもとで治療を受けることが、トラブルを回避するうえで欠かせない条件です。

カウンセリングの際には、過去の症例写真を見せてもらったり、起こりうる副作用についてしっかり説明があるかどうかを確認してみてください。丁寧な説明をしてくれる医師は、施術の腕前も信頼できることが多いものです。

使用する製剤やデバイスの種類を事前に確認する

ヒアルロン酸ひとつとっても、製剤によって粘度や持続期間、安全性に差があります。目の下に適したヒアルロン酸は、低粘度で柔らかく、ティンダル現象(皮膚が青白く透ける現象)が起きにくいタイプが望ましいとされています。

  • 製剤の商品名とメーカー
  • デバイスの機種名と照射パラメータ
  • 使用期限や保管状態の管理体制

アフターフォロー体制が充実しているクリニックは安心感が違う

施術後の経過観察や、万が一のトラブル時に迅速に対応してくれるかどうかは、クリニック選びにおいて見逃せないポイントです。術後のチェック受診が無料で設定されているクリニックや、24時間対応の相談窓口を設けている施設は、安心して任せられるでしょう。

「安いから」という理由だけで選んでしまうと、結果的に修正費用がかさんで割高になることもあります。長い目で見たときのトータルコストを意識して判断してください。

目の下のたるみ取りで切らない施術を受ける前に確認すべきリスクと注意点

切らない施術はメスを使う手術に比べてリスクが低い傾向にありますが、ゼロではありません。事前にリスクを理解しておくと、冷静な判断ができるようになります。

ヒアルロン酸注入で起こりうる副作用を正しく把握しておく

内出血、腫れ、左右差、しこり感、ティンダル現象などが代表的な副作用として報告されています。いずれも一時的なケースがほとんどですが、ごくまれに血管閉塞(けっかんへいそく=フィラーが血管を塞いでしまう状態)といった重篤な合併症が起こる可能性も否定できません。

万が一に備えて、ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸を分解する酵素)を常備しているクリニックで施術を受けることを強くおすすめします。

ハイフ(HIFU)や高周波(RF)にも知っておくべきリスクがある

ハイフでは施術中の痛み、一時的な赤みや腫れ、まれに火傷のリスクがあります。とりわけ目元周辺は皮膚が薄く脂肪層も少ないため、出力設定には細心の注意が求められます。

高周波治療は副作用が比較的軽微ですが、施術直後にわずかな赤みやほてりを感じることがあるでしょう。通常は数時間から1日程度で落ち着きます。

「切らない=リスクがない」という思い込みは禁物

非侵襲的な施術であっても、アレルギー反応や感染症のリスクはゼロにはなりません。持病のある方や妊娠中の方、金属インプラントが入っている方など、施術を受けられない条件に該当しないか、事前に医師と十分に相談してください。

施術名主な副作用頻度
ヒアルロン酸注入内出血・腫れ・しこりやや多い
ハイフ(HIFU)痛み・赤み・まれに火傷少ない
高周波(RF)赤み・ほてり軽微

目の下の切らないたるみ取りで失敗しないための自宅ケアと生活習慣

施術の効果を長持ちさせるには、日々のセルフケアと生活習慣の見直しも大切です。高い施術費用をかけても、日常生活で肌にダメージを与え続けていては効果が半減してしまいます。

紫外線対策は目元のたるみ予防に直結する

紫外線は真皮のコラーゲンやエラスチンを分解し、たるみの進行を加速させます。日焼け止めを毎日塗ることはもちろん、サングラスやUVカット機能付きメガネで目元を物理的に守る習慣も取り入れましょう。

  • SPF30以上の日焼け止めを毎朝塗り直す
  • UVカットサングラスを外出時に着用する
  • 帽子やつばの広い日傘で直射日光を避ける

目元の血行を促すマッサージは「やさしく」が鉄則

目の周りの皮膚は非常に薄いため、強い力でこすったり引っ張ったりするとかえってたるみを悪化させることがあります。ホットタオルで温めたり、アイクリームを薬指でそっとなじませる程度のケアにとどめましょう。

施術後2〜3日は特にデリケートな状態になっているため、マッサージは控えてください。腫れや内出血のリスクを高めてしまう恐れがあります。

十分な睡眠と水分補給がコラーゲンの再生をサポートする

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、コラーゲンの合成を促す働きがあります。毎日6〜8時間の質の高い睡眠を確保することが、施術効果を維持するための基盤になるでしょう。

水分不足は肌の弾力を低下させる原因のひとつです。1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水分を摂取してください。カフェインやアルコールは利尿作用があるため、飲みすぎには注意が必要です。

よくある質問

切らない目の下のたるみ取りは何歳から受けられますか?

切らない目の下のたるみ取りに厳密な年齢制限はありませんが、一般的には20代後半〜30代から相談される方が増えてきます。目の下のくぼみやクマが気になり始めた時期がひとつの受診タイミングといえるでしょう。

10代や20代前半の方でも、骨格的にティアトラフが目立つ場合は施術の対象になることがあります。まずはカウンセリングで医師に目元の状態を診てもらい、施術が適切かどうか判断してもらうことをおすすめします。

切らない目の下のたるみ取りにダウンタイムはどれくらいありますか?

施術の種類によって異なりますが、ヒアルロン酸注入では内出血が出ると1〜2週間ほど目立つ場合があります。内出血がなければ翌日からメイクでカバーできる程度です。

ハイフや高周波治療の場合、赤みやほてりが数時間〜1日で引くことがほとんどです。いずれの施術も、外科手術に比べるとダウンタイムは格段に短い傾向にあります。お仕事の都合などで長期間の休みが取れない方にも選びやすい治療でしょう。

切らない目の下のたるみ取りと切る手術はどちらが効果的ですか?

たるみの原因や程度によって適した治療は変わります。軽度のくぼみや影が主な悩みであれば、ヒアルロン酸注入やハイフで十分な効果を得られるケースが多いです。

一方で、眼窩脂肪(がんかしぼう=目の奥にある脂肪)の突出が大きい場合や、皮膚のたるみが著しい場合は、経結膜脱脂術などの外科的治療のほうが根本的な改善につながります。どちらが良いかは一概にいえないため、医師と相談したうえで総合的に判断しましょう。

切らない目の下のたるみ取りで使うヒアルロン酸は安全ですか?

医療機関で使用されるヒアルロン酸製剤は、各国の審査機関から承認を受けたものであり、安全性に関して多くの臨床データが蓄積されています。ヒアルロン酸はもともと人体にも存在する成分であるため、アレルギー反応が起きる確率は低いとされています。

ただし、注入部位によっては血管閉塞などの重篤な合併症が報告されており、完全にリスクがないわけではありません。万一の場合に備え、ヒアルロニダーゼ(分解酵素)を用いた対処が可能な医療機関で施術を受けることが大切です。

切らない目の下のたるみ取りは男性でも受けられますか?

もちろん受けられます。近年は男性の美容医療への関心が高まっており、目の下のクマやたるみの相談で来院される男性の方も増えています。

施術内容や費用は性別によって変わるものではありません。ビジネスシーンで清潔感のある印象を保ちたいという理由で治療を始める方も多いので、気軽にカウンセリングを受けてみてください。

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この記事を書いた人

Dr.寺井美佐栄のアバター Dr.寺井美佐栄 ミサクリニック 六本木本院 院長

日本抗加齢医学会認定専門医。日本美容皮膚科学会、日本レーザー医学会、日本産業衛生学会専門医。
複数の大手美容皮膚科で10年以上の院長経験を経て、2022年9月にMiSA Clinic(ミサクリニック)を開業。YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。皆様と共に、MiSA Clinicスタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

資格
アラガン社ボトックスビスタ認定医
アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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