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料金施術別の費用相場

「クマ取りって、結局いくらかかるんですか」カウンセリングで最初に聞かれるのは、たいていこの質問です。

目安としては、ヒアルロン酸注入なら両目で4万円から10万円、再生医療は10万円から50万円、手術は15万円から60万円あたり。ただ、この幅を見て「同じ施術なのに、どうしてこんなに違うんですか」と戸惑われる方がほとんどです。

理由自体はシンプルで、麻酔や薬、術後の診察が表示価格に含まれるかどうかが医療機関ごとに違うからです。むしろ表示価格が安いところほど後から積み上がっていくことが多いので、総額で比べないと意味がない、というのが正直なところです。

この記事では、施術ごとの相場と価格差が生まれる仕組み、そして10年単位で見たときの維持費までを並べて整理しました。

【総額】クマ取りの値段はいくら?治療法別の相場一覧

クマ取りの費用は、注入系・再生医療系・手術系の3つに分けると全体像がつかめます。数万円台、十数万円台、二十万円台以上という順に価格が上がり、その差は効果がどれだけ長く続くかとほぼ重なります。

施術の種類費用相場(両目)効果の持続目安
レーザー治療(1回)1万〜5万円複数回で徐々に
ヒアルロン酸注入4万〜10万円6か月〜1年半
PRP・成長因子注射10万〜30万円1〜3年
経結膜脱脂15万〜30万円長期
脂肪注入25万〜50万円長期
ハムラ法・裏ハムラ法30万〜60万円長期

金額の幅がこれほど広いのは、目の下の状態によって必要な術式が変わるからです。同じ「クマ取り」でも、膨らみを取るのか、へこみを埋めるのか、色を薄くするのかで手段はまったく違います。

数万円台から検討できるヒアルロン酸とレーザー

予算を抑えたい方がまず候補に挙げるのが、ヒアルロン酸注入とレーザー治療です。どちらもメスを使わず、施術時間は10分から20分ほど、腫れも軽く済むことが多い方法といえます。

ただし持続期間には限りがあります。ヒアルロン酸は半年から1年半ほどで吸収され、レーザーも複数回の照射を前提にするため、1回の安さだけで判断すると総額が読みにくくなります。

手術と再生医療は高い分だけ長く持つ

経結膜脱脂やハムラ法は、膨らみの原因である眼窩脂肪(がんかしぼう)そのものを処理します。取り除いた脂肪が元に戻ることは基本的にないため、一度で長く効果が続く点が価格に表れています。

脂肪注入やPRPなど再生医療系は、その中間にあたる存在です。自分の組織を使うので定着すれば長持ちしますが、定着率には個人差があり、追加注入を見込んで予算を組む方もいます。

治療法ごとの値段と費用を抑える工夫をまとめて確認したい方へ
治療法別に見るクマ取りの費用相場と節約のコツ

ヒアルロン酸注入の値段は注入量と製剤の種類で決まる

目の下のヒアルロン酸注入は、両目でおよそ4万円から10万円が相場です。金額を左右するのは施術名ではなく注入量と製剤のグレードで、この2点さえ押さえれば見積もりの妥当性を判断できます。

目の下とゴルゴラインで変わる注入量の目安

目の下のくぼみだけなら、片側0.3ccから0.5cc、両目で1cc前後が一つの目安です。ゴルゴラインまで一緒に整える場合は、頬の骨の上にも土台を作るため、合計で1.5ccから2cc必要になることもあります。

1cc単位で料金を組み立てる医療機関が多く、必要量が増えればそのまま金額に跳ね返ります。カウンセリングでは「何cc使う想定か」を必ず聞いておくと安心です。

見積もりの金額を左右する4つの要素

  • 注入する部位と合計の量(cc)
  • 製剤の硬さと持続期間のグレード
  • 鋭針かカニューレかという注入器具の違い
  • 麻酔クリーム代や診察料の扱い

目の下は皮膚が薄く、柔らかく馴染む製剤ほど向いていますが、そうした製剤は単価が高めに設定してある場合もあります。安さだけで選ぶと、透けて青白く見えたり凹凸が目立ったりする結果になりかねません。

製剤のグレードが持続期間と単価を動かす

ヒアルロン酸には硬さや水分を抱える力の異なる製剤が複数あり、骨の上に置く土台用と、皮膚のすぐ下に薄く広げる用で使い分けます。持ちの良い製剤ほど1本あたりの価格は上がる傾向です。

複数の種類を組み合わせると本数が増え、その分だけ総額も伸びていきます。1回で完璧を目指すか、少量から様子を見るかでも費用は変わってくるでしょう。

必要な注入量から逆算した目の下の値段相場を詳しく見る
目の下のヒアルロン酸注入にかかる費用と注入量の目安

ゴルゴラインのヒアルロン酸の料金相場と費用を抑えるコツ

再生医療(PRP・脂肪注入)の料金は持続期間とセットで見る

再生医療は特別に高額な治療と思われがちですが、価格帯は10万円台から始まります。むしろ1回の金額よりも、何年もつかを含めて計算しないと割高か割安かの判断を誤ります。

PRP・成長因子注射の相場と必要な回数

自分の血液から取り出した成分を目の下へ注入するPRPは、1回あたり10万円から25万円ほどが相場です。効果の出方はゆるやかで、3か月ほどかけて少しずつ変化が現れます。

1回で完結するとは限らず、状態によっては2回目を提案されることもあります。成長因子を加えた製剤ではしこりが残ったという報告もあるため、料金より先にリスクの説明を受けておきたいところです。

脂肪注入は初期費用が高くても通う回数が少ない

太ももやお腹から採取した脂肪を目の下へ移す方法で、費用は25万円から50万円程度です。脂肪を吸引する工程と注入する工程の両方を含むため、注射系のなかでは高い価格帯にあたります。

いったん定着した脂肪は吸収されにくく、繰り返し通う必要がほとんどありません。脱脂と同時に行うケースも多く、その場合はセット価格を提示するところもあります。

再生医療系の費用と通院回数の目安

施術1回あたりの費用想定する回数
PRP注射10万〜25万円1〜2回
成長因子注射10万〜30万円1回が中心
脂肪注入25万〜50万円1回(定着次第で追加)

切らない脱脂と切る手術で費用が変わる理由

手術の値段は、皮膚を切るかどうかで大きく動きます。切らない経結膜脱脂は15万円から30万円、皮膚のたるみまで扱うハムラ法は30万円から60万円が目安で、この差は手術時間と難易度から生まれます。

経結膜脱脂の費用に含まれるもの

まぶたの裏側を数ミリ切開して眼窩脂肪を取り除く方法で、表面に傷が残りません。表示価格に麻酔代と術後の内服薬まで含む医療機関もあれば、基本の手術料だけを掲げているところもあります。

同じ術式で9万円と40万円の表示が並ぶ最大の理由が、この含まれる範囲の違いです。金額を比べるときは、静脈麻酔・アフターケア・再診料の3点をそろえたうえで並べてください。

手術別の費用相場とダウンタイムの目安

術式費用相場(両目)腫れが落ち着く目安
経結膜脱脂15万〜30万円1〜2週間
脱脂+脂肪注入30万〜50万円2週間前後
裏ハムラ法30万〜50万円2〜3週間
表ハムラ法35万〜60万円3〜4週間

ハムラ法が高くなる理由

ハムラ法は脂肪を取り除くのではなく、くぼんだ部分へ移動させて段差をならす術式です。靭帯を処理して脂肪を固定する工程が加わるぶん、手術時間も執刀医に求める技術も上がります。

皮膚のたるみが強い方に向く一方で、ダウンタイムは長めになります。仕事を休める日数まで含めて、費用に見合うかどうかを考えたいところです。

手術の見積もりで見落としやすい項目の解説を読む
黒クマ整形の見積もりで確認したい追加料金と総額

表示価格と総額の差を生む追加費用を見積もりで確認

「思っていた金額と違った」という声の多くは、表示価格に含まれない費用から生まれます。麻酔・薬・再診・保証の4項目を契約前に確かめておけば、総額のずれはほとんど防げます。

見積書で確認したい費用の内訳

カウンセリングで受け取る見積もりが、どこまでの範囲を含むのかは医療機関ごとに違います。手術そのものの料金だけを提示し、麻酔や薬は当日に加算する形式も珍しくありません。

契約前に確認したい5項目

  • 静脈麻酔・笑気麻酔などの麻酔料
  • 術後の内服薬と点眼薬の代金
  • 再診料とダウンタイム中の診察回数
  • 左右差が出た場合の修正保証の範囲
  • 分割払いにしたときの手数料

とりわけ修正保証は、期間と回数、対象になる状態が細かく決まっています。書面で残してもらえるかどうかも、信頼できる医療機関を見分ける手がかりになるでしょう。

片目だけ受ける場合の料金は半額にならない

左右で状態が違う方から多い質問ですが、片目のみの料金は両目のおよそ50%から70%に設定する医療機関が大半です。手術室の準備や麻酔にかかる費用は、片目でも両目でも大きく変わらないからです。

経結膜脱脂なら片目で12万円から25万円前後が目安になります。将来もう片方も気になった場合の追加費用まで含めて考えておくと、判断しやすくなります。

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10年後まで見たとき安いのはヒアルロン酸か手術か

目の下の膨らみが原因のクマであれば、10年単位で見た総額は手術のほうが安く収まるケースが多くなります。ヒアルロン酸は1回が手軽でも、吸収されるたびに費用が積み上がっていくためです。

選ぶ施術10年間の想定回数累計費用の目安
ヒアルロン酸注入8〜10回40万〜80万円
PRP注射3〜5回40万〜90万円
経結膜脱脂1回15万〜30万円

あくまで一つの試算にすぎませんが、繰り返しを前提とする施術ほど累計額は伸びていきます。

繰り返す前提なら注入の累計額は膨らむ

ヒアルロン酸の持続はおよそ6か月から1年半で、多くの方が年に1回前後の頻度で入れ直しています。1回5万円でも10年続ければ50万円前後になり、手術1回分を上回る計算になります。

それでもメスを避けたい、まずは仕上がりを試したいという希望があるなら、注入から始める価値は十分あります。金額だけで優劣が決まるわけではありません。

手術が向く人と注入が向く人の分かれ目

下を向いたときに膨らみがはっきり出る、皮膚をつまむとたるみが動く。こうした状態なら、脂肪そのものを処理する手術のほうが費用に見合う結果を得やすくなります。

反対に骨のくぼみが目立つタイプや、色素沈着による茶クマは、脂肪を取っても改善しません。自分のクマの種類を診断してもらうことが、無駄な出費を避ける近道といえます。

よくある質問

目の下のクマ取りで一番安く済む施術はどれですか?

レーザー治療が1回1万円から5万円程度で、単価としては最も抑えられます。ただし色素沈着や血行不良によるクマが対象で、複数回の照射を前提とする点は押さえておいてください。

膨らみが原因の黒クマには届きにくいため、安さだけで選ぶと満足できない場合もあります。まずは自分のクマの種類を確かめるところから始めましょう。

目の下のヒアルロン酸注入は何年ごとに入れ直しますか?

製剤や注入量にもよりますが、6か月から1年半で吸収されるため、年に1回前後のペースで入れ直す方が多くみられます。骨の上に硬めの製剤を置いた場合は、もう少し長く保たれることもあります。

持続が短いと感じたら、量が足りないのか製剤が合っていないのかを担当医に相談してください。入れ直す回数が増えるほど、累計の費用も上がっていきます。

経結膜脱脂の費用が医療機関によって大きく違うのはなぜですか?

表示価格に含まれる範囲が異なることが主な理由です。麻酔代・薬代・再診料・修正保証まで込みの総額表示と、手術料だけの表示とでは、同じ術式でも金額が倍以上開くことがあります。

執刀する医師の経験や設備も価格に表れます。比較するときは、同じ条件に並べ替えたうえで検討するのが確実です。

クマ取りの費用を安く抑える方法はありますか?

モニター制度を利用する、複数の医療機関で見積もりを取って比べるといった方法があります。ただし価格が相場から極端に離れているときは、含まれていない費用が別にある可能性を疑ってください。

目元は皮膚が薄く、やり直しの難しい部位です。金額と同じくらい、担当医の症例数や説明の丁寧さを判断材料に加えることをおすすめします。

目の下のクマ取りは分割払いに対応していますか?

医療ローンやクレジットカードの分割に対応する医療機関がほとんどです。手術のように十万円単位の費用がかかる施術では、月々の負担をならす方が現実的な選択でしょう。

ただし分割回数に応じて手数料が上乗せになります。総支払額がいくらになるのかを、契約前に必ず書面で確かめてください。

参考文献

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