「この線を消したい…」ゴルゴラインの消し方を原因別に解説

「この線を消したい…」ゴルゴラインの消し方を原因別に解説

目の下にハの字に伸びる線、ゴルゴライン。疲れて見えたり、老けた印象を与えたりするため、「この線を消したい」と深く悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ゴルゴラインは、単なるシワやクマとは異なり、顔の構造的な問題が関係しているため、セルフケアだけでは改善が難しいのが特徴です。

しかし、原因を正しく理解し、適切な対策を講じることで、目立たなくすることは可能です。

この記事では、ゴルゴラインができてしまう原因を詳しく解剖し、自宅でできるセルフケアから美容クリニックでの専門的な治療法まで、あなたの悩みを解決するための「消し方」を網羅的に解説します。

目次

あなたを悩ませるゴルゴラインとは?その正体と特徴

鏡を見るたびに気になる、目の下から頬にかけて斜めに走る一本の線。まずは、その正体であるゴルゴラインがどのようなものなのか、正確に理解することから始めましょう。

他の肌悩みとの違いを知ることで、対策の方向性が見えてきます。

ゴルゴラインの正式名称と位置

ゴルゴラインは通称で、医学的には「ミッドチークライン」と呼ばれます。目頭の下あたりから頬の中央に向かって、斜め下方向に伸びる溝や線のことを指します。

人気漫画の主人公の頬にある線に似ていることから、この名前で広く知られるようになりました。

生まれつき骨格によって目立ちやすい人もいますが、多くは年齢とともに顕著になります。これは皮膚のたるみだけでなく、その下にある筋肉や脂肪、骨格といった内部構造の変化が深く関わっています。

目の下のクマやほうれい線との違い

ゴルゴラインは、しばしば目の下のクマやほうれい線と混同されますが、発生する場所も原因も異なります。これらの違いを理解することは、適切なケアや治療法を選ぶ上で非常に重要です。

ゴルゴライン・クマ・ほうれい線の比較

種類主な位置主な原因
ゴルゴライン目頭の下から頬の中央へ斜めに伸びる靭帯のゆるみ、皮下脂肪の減少・下垂、筋肉の衰え
目の下のクマ目の下の広範囲血行不良、色素沈着、皮膚の菲薄化、脂肪の突出
ほうれい線小鼻の横から口角へ伸びる頬全体のたるみ、表情の癖、乾燥

ゴルゴラインが与える顔の印象

ゴルゴラインが一本あるだけで、顔の印象は大きく変わります。頬が分断されたように見えるため、顔が平面的でのっぺりとした印象になります。

また、影ができることで、疲れているように見えたり、不機嫌そうな表情に見られたりすることも少なくありません。

実年齢よりも老けて見られる原因にもなり、「この線を消す方法はないか」と多くの方が悩む一因となっています。

なぜできる?ゴルゴラインの主な原因を徹底解剖

ゴルゴラインを効果的に消す方法を見つけるには、まずその原因を深く知る必要があります。

加齢だけでなく、骨格や生活習慣など、複数の要因が複雑に絡み合ってゴルゴラインは形成されます。ご自身の原因がどれに当てはまるか考えてみましょう。

皮膚や筋肉の構造的な問題

私たちの顔の皮膚の下には、表情筋と呼ばれる多くの筋肉が存在します。これらの筋肉は、皮膚や皮下脂肪を支える土台の役割を担っています。

しかし、加齢や表情の癖などによって表情筋が衰えると、その上の脂肪や皮膚を支えきれなくなり、たるみが生じます。特に、頬周りの筋肉が衰えることで、ゴルゴラインがくっきりと現れやすくなります。

また、皮膚そのものの弾力が失われることも一因です。コラーゲンやエラスチンの減少により、肌のハリが失われ、溝が刻まれやすくなるのです。

加齢による骨格の変化と靭帯のゆるみ

ゴルゴラインの形成に大きく関わっているのが、顔の内部にある「リガメント(靭帯)」です。リガメントは、骨と皮膚を繋ぎとめ、皮膚や脂肪が重力で垂れ下がるのを防ぐ支持組織です。

しかし、このリガメントも加齢とともに伸びてゆるんできます。特に、ゴルゴラインの位置にあるリガメントがゆるむと、その部分が溝のように凹み、線として現れます。

さらに、年齢を重ねると頭蓋骨、特に頬骨や眼窩(がんか)周辺の骨が萎縮することも分かっています。

骨という土台が小さくなることで、その上の皮膚や脂肪が余ってしまい、たるみや溝の原因となります。

加齢による顔の内部変化

変化する組織具体的な変化ゴルゴラインへの影響
骨格頬骨や眼窩の骨が萎縮する土台が減り、皮膚や脂肪がたるむ原因となる
靭帯皮膚を支える靭帯が伸び、ゆるむ靭帯に沿って皮膚が引き込まれ、溝ができる
筋肉表情筋が衰え、脂肪を支えきれなくなる頬全体のたるみを引き起こし、線を深くする

皮下脂肪の減少と移動

頬のハリや丸みを保っているのは皮下脂肪です。若い頃は頬の高い位置に十分な量の脂肪がありますが、加齢とともに脂肪は減少し、さらに重力の影響で下方へ移動します。

これにより、頬の上部のボリュームが失われ、ゴルゴラインの部分が凹んで影になります。

一方で、移動した脂肪が頬の下の方に溜まることで、顔全体がたるんだ印象になり、ゴルゴラインをより一層目立たせることになります。

生活習慣が与える影響

生まれつきの骨格や加齢だけでなく、日々の生活習慣もゴルゴラインの形成に影響を与えます。無意識に行っている習慣が、ゴルゴラインを深くする原因になっているかもしれません。

早めに見直すことが、ゴルゴラインを消すための第一歩です。

ゴルゴラインを悪化させる可能性のある生活習慣

  • 長時間のスマートフォンやパソコンの使用
  • 喫煙による血行不良
  • 睡眠不足や質の悪い睡眠
  • 偏った食生活による栄養不足

自宅でできる!ゴルゴラインを目立たなくするセルフケア方法

美容クリニックでの治療は効果的ですが、まずは自宅で手軽に始められるケアから試したい、という方も多いでしょう。

毎日の少しの工夫で、ゴルゴラインの印象を和らげることが期待できます。根気強く続けることが大切です。

表情筋を鍛えるフェイシャルエクササイズ

顔の筋肉「表情筋」を鍛えることで、頬のたるみを内側から引き上げ、ゴルゴラインを目立ちにくくする効果が期待できます。

大切なのは、正しい方法で無理なく毎日続けることです。間違った方法はかえってシワを深くする可能性もあるため、注意しましょう。

簡単フェイシャルエクササイズ

エクササイズ名方法ポイント
頬の空気入れ口を閉じて、頬を左右交互に大きく膨らませる。各5秒キープ。頬の筋肉が伸びていることを意識する。
「あいうえお」体操口を大きく動かし、「あ・い・う・え・お」とゆっくり発音する。一つ一つの音で顔全体の筋肉を使うようにする。
舌回し運動口を閉じたまま、歯茎の外側を舌でゆっくりとなぞるように回す。ほうれい線や顔全体の引き締めにも効果的。

正しいスキンケアと保湿の重要性

肌の乾燥は、あらゆる肌悩みの原因となります。肌が乾燥すると、ハリや弾力が失われ、小さなシワや溝が目立ちやすくなります。ゴルゴラインも例外ではありません。

化粧水で水分を十分に与えた後、乳液やクリームなどの油分でしっかりと蓋をして、水分が蒸発するのを防ぎましょう。

特に、エイジングケアに特化した、コラーゲンやヒアルロン酸、レチノールなどが配合された化粧品を選ぶのも良い方法です。

メイクで上手にカバーするテクニック

すぐにゴルゴラインを消したい、という場合にはメイクの力を借りるのが最も手軽で即効性のある方法です。

コンシーラーやハイライトを効果的に使うことで、影になっているゴルゴラインを目立たなく見せることができます。

カバーメイクのポイント

  • コンシーラーの色選び
  • ハイライトを入れる位置
  • 厚塗りを避けること

コンシーラーは、ご自身の肌色より少し明るめの色を選び、ゴルゴラインの影の部分にだけ細くのせます。指やブラシで優しく叩き込むようになじませるのがコツです。

その上から、パール感のあるハイライトを少量重ねると、光の効果で凹みがふっくらと見え、より自然にカバーできます。

生活習慣の見直しで内側からアプローチ

バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動は、健やかな肌を保つための基本です。特に、タンパク質やビタミン、ミネラルは、肌のターンオーバーを整え、ハリを保つために重要です。

また、血行を促進することも大切なので、湯船に浸かる、軽いストレッチを行うなど、体を温める習慣を取り入れましょう。

紫外線対策も忘れずに行い、肌の老化を防ぐことが、未来のゴルゴライン予防につながります。

本気で消したい方へ 美容クリニックでのゴルゴライン治療法

セルフケアでは改善が難しい、くっきりと刻まれてしまったゴルゴラインには、美容クリニックでの治療が有効な選択肢となります。

専門医の診断のもと、原因に直接アプローチすることで、より確実な効果が期待できます。代表的な治療法をいくつか紹介します。

ヒアルロン酸注入によるアプローチ

ヒアルロン酸注入は、ゴルゴライン治療において最も一般的な方法の一つです。ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分で、皮膚のハリや潤いを保つ役割があります。

これをゴルゴラインの凹んだ部分に直接注入することで、皮膚を内側から持ち上げ、溝を目立たなくします。施術時間が短く、ダウンタイムもほとんどないため、手軽に受けられる点が魅力です。

ただし、効果は永久ではなく、半年から1年程度で体内に吸収されるため、効果を維持するには定期的な注入が必要です。

脂肪注入で根本から改善

ご自身の体(太ももやお腹など)から採取した脂肪を、遠心分離機などで不純物を取り除いて濃縮し、ゴルゴラインの凹みに注入する方法です。

自分自身の組織を使うため、アレルギー反応のリスクが極めて低いのが大きな利点です。また、ヒアルロン酸よりも生着率が高く、一度定着すれば効果が長期間持続します。

ヒアルロン酸注入に比べてダウンタイムが長くなる傾向がありますが、より根本的で自然な仕上がりを求める方に適した方法です。

糸リフト(スレッドリフト)による引き上げ

糸リフトは、医療用の溶ける糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚や脂肪組織を物理的に引き上げる治療法です。

ゴルゴラインだけでなく、頬全体のたるみを改善することで、顔全体の印象を若々しく見せる効果が期待できます。糸についたコグ(とげ)が組織をしっかりと捉えて引き上げます。

また、糸が挿入された刺激で、周辺のコラーゲン生成が促進されるため、肌のハリや弾力アップにもつながります。たるみが主な原因でゴルゴラインが目立っている場合に特に有効です。

ハイフ(HIFU)などの照射治療

ハイフ(HIFU)は、高密度焦点式超音波という技術を使い、皮膚の奥深くにあるSMAS筋膜に熱エネルギーを照射する治療です。

SMAS筋膜は皮膚の土台となる組織で、ここに熱を加えることで組織が収縮し、強力なリフトアップ効果が得られます。

メスや注射を使わずにたるみを引き締めることができるため、ダウンタイムを気にされる方にも人気があります。

ゴルゴラインそのものというよりは、頬全体のたるみを改善することで、結果的にゴルゴラインを目立たなくするアプローチです。

治療法ごとのメリット・デメリットを比較!あなたに合う方法は?

美容クリニックでの治療法には、それぞれ異なる特徴があります。

ご自身のライフスタイルやゴルゴラインの原因、どのくらいの効果を望むかに合わせて、最適な方法を選ぶことが満足への近道です。それぞれの治療法を多角的に比較してみましょう。

手軽さと持続期間で選ぶ

治療を受ける上で、手軽さや効果の持続期間は重要な選択基準になります。忙しい方や初めて美容医療を受ける方は、まずは手軽な治療から試してみるのも良いでしょう。

治療法別 手軽さと持続期間の比較

治療法手軽さ(施術時間など)持続期間の目安
ヒアルロン酸注入非常に手軽(約10~30分)約半年~1年
脂肪注入やや時間がかかる(脂肪採取含む)半永久的(定着後)
糸リフト比較的短い(約30~60分)約1年~2年
ハイフ(HIFU)比較的短い(約30~60分)約半年~1年

ダウンタイムの長さと症状

ダウンタイムとは、施術を受けてから通常の生活に戻るまでの期間のことです。施術によっては、腫れや内出血などの症状が出ることがあります。

仕事やプライベートの予定を考慮して、ダウンタイムが許容できる範囲の治療を選ぶことが大切です。

ダウンタイム比較

治療法主な症状期間の目安
ヒアルロン酸注入軽い腫れ、内出血、針穴の赤み数日~1週間程度
脂肪注入強い腫れ、内出血(注入部・採取部)1~2週間程度
糸リフト腫れ、痛み、引きつれ感、内出血数日~2週間程度
ハイフ(HIFU)赤み、軽い腫れ、筋肉痛のような痛みほとんどない~数日

仕上がりの自然さと期待できる効果

どの治療法もゴルゴラインの改善を目指すものですが、アプローチが異なるため、仕上がりの印象や効果の出方も変わってきます。

凹みを直接埋めたいのか、たるみを全体的に引き上げたいのかなど、ご自身の希望するゴールを明確にすることが重要です。

ゴルゴライン治療後の過ごし方と注意点

治療の効果を最大限に引き出し、長持ちさせるためには、施術後のセルフケアが非常に重要です。デリケートな状態にある肌をいたわり、回復を促すためのポイントを解説します。

医師の指示に従い、正しくケアを行いましょう。

施術当日の過ごし方

施術当日は、血行が良くなる行動は避けるのが基本です。長時間の入浴やサウナ、激しい運動、飲酒などは、腫れや内出血を悪化させる原因となります。

シャワーは当日から可能なことが多いですが、施術箇所を強くこすらないように注意してください。安静に過ごし、体を休めることを優先しましょう。

ダウンタイム中のセルフケア

ダウンタイム中は、腫れや内出血を少しでも早く引かせるためのケアが有効です。施術直後から数日間は、保冷剤などで軽く冷やすと症状が和らぎます。

睡眠時は、枕を少し高くすると顔のむくみ軽減に繋がります。

また、施術箇所へのマッサージや強い刺激は、注入したヒアルロン酸や脂肪が移動したり、糸がずれたりする原因になるため、少なくとも1ヶ月程度は避けるようにしましょう。

効果を長持ちさせるためのポイント

治療の効果をできるだけ長く維持するためには、日々の生活習慣が鍵を握ります。紫外線は肌の老化を促進し、コラーゲンを破壊するため、季節を問わず日焼け止めを塗るなど、紫外線対策を徹底しましょう。

また、バランスの取れた食事や十分な睡眠を心がけ、肌の健康を内側からサポートすることも大切です。定期的な保湿ケアで肌のバリア機能を高めることも忘れずに行いましょう。

【原因別】ゴルゴライン治療の費用相場

ゴルゴライン治療にかかる費用は、治療法や使用する製剤の種類、注入量、クリニックによって大きく異なります。カウンセリングを受ける前に、おおよその相場を把握しておくと安心です。

ここで紹介するのはあくまで目安であり、実際の費用はクリニックで確認してください。

ヒアルロン酸注入の費用

ヒアルロン酸注入は、使用する製剤の種類(硬さや持続期間など)と注入する量(cc)によって費用が決まります。ゴルゴラインの状態によって必要な量は個人差があります。

ヒアルロン酸注入の費用目安

注入量費用相場(両側)備考
1cc5万円~10万円比較的軽度な場合に適用されることが多い
2cc10万円~20万円標準的なゴルゴラインの状態に対応
それ以上注入量に応じて加算凹みが深い場合や、他の部位も同時に治療する場合

脂肪注入の費用

脂肪注入は、脂肪の採取から注入までの一連の手技が含まれるため、ヒアルロン酸注入よりも高額になります。

クリニックによっては、採取した脂肪の加工方法(コンデンスリッチファットなど)によって料金が異なる場合があります。基本料金に加えて、麻酔代などが別途必要になることもあります。

糸リフトやその他の治療費用

糸リフトは、使用する糸の種類と本数によって費用が変動します。ゴルゴラインの改善を目的とする場合、頬全体を引き上げるために複数本使用することが一般的です。

ハイフ(HIFU)は、照射するショット数や範囲によって料金が設定されています。顔全体への照射が基本プランとなっていることが多いです。

「この線を消したい…」ゴルゴラインの消し方に関するよくある質問

最後に、ゴルゴライン治療を検討している方が抱きがちな疑問についてお答えします。不安や疑問を解消し、安心して一歩を踏み出すための参考にしてください。

治療中に痛みはありますか?

痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの治療では麻酔を使用するため、強い痛みを感じることはほとんどありません。

ヒアルロン酸注入や糸リフトでは、注入時や糸を挿入する際にチクッとした痛みを感じることがありますが、麻酔クリームや局所麻酔で十分にコントロールできます。

脂肪注入の場合は静脈麻酔などを使用することが多く、眠っている間に施術が終わります。ハイフは、骨に近い部分で熱感や響くような軽い痛みを感じることがあります。

効果はどれくらい持続しますか?

効果の持続期間は、選択する治療法によって大きく異なります。ヒアルロン酸注入は約半年から1年、糸リフトは約1年から2年が目安です。

ハイフは半年から1年程度効果が持続すると言われています。これらは体内に吸収されたり、効果が薄れたりするため、維持するには定期的な治療が必要です。

一方、脂肪注入は一度定着すれば半永久的な効果が期待できますが、加齢による変化が止まるわけではありません。

治療後、すぐにメイクはできますか?

多くの治療で、施術当日からメイクが可能です。ただし、注射の針穴や施術箇所を避けてメイクをするように指示されることが一般的です。

内出血が出た場合は、コンシーラーでカバーすることもできます。施術後数日間は、クレンジングの際に施術箇所を強くこすらないように優しく行いましょう。

詳しい指示は、施術を受けるクリニックで必ず確認してください。

自分に合った治療法がわかりません

ゴルゴラインの原因は一人ひとり異なるため、最適な治療法も人それぞれです。皮膚のたるみが原因なのか、骨格や脂肪の減少が原因なのかを自分自身で判断するのは困難です。

まずは経験豊富な医師のいる美容クリニックでカウンセリングを受け、専門的な診断を受けることが最も重要です。

医師があなたの肌の状態や骨格を診察し、原因を特定した上で、あなたの希望やライフスタイルに合わせた治療法を提案してくれます。

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この記事を書いた人

Dr.寺井美佐栄のアバター Dr.寺井美佐栄 ミサクリニック 六本木本院 院長

日本抗加齢医学会認定専門医。日本美容皮膚科学会、日本レーザー医学会、日本産業衛生学会専門医。
複数の大手美容皮膚科で10年以上の院長経験を経て、2022年9月にMiSA Clinic(ミサクリニック)を開業。YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。皆様と共に、MiSA Clinicスタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

資格
アラガン社ボトックスビスタ認定医
アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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