眼窩脂肪への脂肪溶解注射は危険?安全な除去法を解説

眼窩脂肪への脂肪溶解注射は危険?安全な除去法を解説

目の下のふくらみやクマの原因となる眼窩脂肪を「注射だけで溶かせたら」と考える方は少なくありません。

しかし眼窩脂肪への脂肪溶解注射は、眼球周囲という繊細な部位に薬剤を注入する行為であり、重大な合併症を招く危険性が指摘されています。

この記事では、脂肪溶解注射のリスクを医学的根拠にもとづいて整理し、安全性の高い除去法として広く採用されている経結膜脱脂術などの選択肢をわかりやすく解説します。

目次

眼窩脂肪に脂肪溶解注射を打つとどんなリスクがあるのか

眼窩脂肪への脂肪溶解注射は、失明や視力低下など取り返しのつかない合併症を起こす恐れがあるため、推奨する医師はほとんどいません。目の周囲は血管や神経が密集しており、ほかの部位とは根本的にリスクの質が異なります。

眼窩という部位が持つ解剖学的な特殊性

眼窩(がんか)は眼球が収まっている骨のくぼみで、その内部には眼球を支える脂肪のほか、視神経・外眼筋・血管が複雑に入り組んでいます。

皮膚から眼窩脂肪までの距離は非常に短く、注射針がわずかにずれるだけで周囲の組織を損傷する恐れがあるでしょう。

腹部や太ももの皮下脂肪と違い、眼窩脂肪は薄い膜(眼窩隔膜)で区切られた閉鎖的な空間にあります。そのため、薬剤の拡散範囲をコントロールするのが極めて困難です。

脂肪溶解注射の薬剤が眼球周囲に与える影響

脂肪溶解注射に使われる主成分はデオキシコール酸やフォスファチジルコリンなどです。これらは脂肪細胞の膜を破壊して溶解を促しますが、脂肪以外の細胞にも同様の作用を及ぼすことが問題視されています。

眼窩内に薬剤が浸透した場合、外眼筋の炎症による眼球運動障害や、視神経周囲の腫脹による視力への影響が懸念されます。薬剤が意図しない範囲へ広がるリスクは、注射する医師の技量だけでは完全に防げません。

脂肪溶解注射の主なリスク一覧

リスクの種類具体的な症状深刻度
視神経障害視力低下・視野欠損高い
眼球運動障害複視(ものが二重に見える)高い
血管塞栓網膜動脈閉塞・失明極めて高い
感染・膿瘍眼窩蜂窩織炎高い
持続的な腫脹長期間の浮腫・しこり中程度

「手軽さ」の裏に隠れた失明の危険

脂肪溶解注射は「メスを使わない」「ダウンタイムが短い」という手軽なイメージで紹介されることがあります。けれども眼窩という部位に限っていえば、その手軽さが大きな落とし穴になりかねません。

注射時に薬剤が眼窩内の動脈へ流入すると、血管塞栓を起こして網膜への血流が途絶え、失明に至る症例が海外の文献で報告されています。一度失われた視機能は回復が難しく、治療の選択肢としてはリスクが高すぎるといえます。

脂肪溶解注射が目の下のクマ治療で広まった背景

もともと脂肪溶解注射は二重あごやフェイスラインなど比較的安全な部位を対象に普及した施術であり、それが目の下の脂肪にまで拡大適用されたことで混乱が生じています。

ボディ用の施術が顔面に転用された経緯

脂肪溶解注射は2000年代以降、ボディラインの微調整に使われ始めました。フェイスラインへの応用が好評を得たことで、やがて目元への施術を試みるクリニックが現れるようになったのです。

しかし顔面の皮下脂肪と眼窩脂肪では解剖学的な条件がまったく異なります。フェイスラインでの成功例が眼窩周囲にそのまま当てはまるわけではありません。

SNSや広告による情報の偏り

InstagramやTikTokなどのSNSでは「注射だけで目の下のクマが消えた」といった投稿が拡散されやすい傾向にあります。施術の手軽さや短いダウンタイムが強調される一方で、合併症やリスクに関する情報は目立ちにくいのが現状でしょう。

広告においても「切らないクマ取り」という表現が独り歩きし、安全で万能な方法であるかのような印象を与えている場面が見受けられます。

美容医療の規制と情報リテラシー

日本では医療広告ガイドラインにより、効果を断定する表現や体験談の掲載には制限が設けられています。

とはいえ、SNS上の個人的な投稿はこの規制の対象外であるケースが多く、正確性の担保されていない情報が広まりやすい構造になっています。

目の下の治療を検討する際には、公的な情報源や学術論文にもとづいた根拠のある情報を確認する姿勢が大切です。

脂肪溶解注射の適用部位ごとの安全性比較

適用部位安全性の評価根拠
二重あご・フェイスライン比較的高い重要臓器から距離がある
頬・ほうれい線周囲注意が必要表情筋・神経への影響
目の下(眼窩脂肪)危険性が高い眼球・視神経に隣接

目の下のふくらみの正体は眼窩脂肪|そもそもなぜ飛び出すのか

目の下がぷっくりとふくらんで見える原因の多くは、加齢に伴って眼窩脂肪が前方へ突出することにあります。この仕組みを理解すると、脂肪溶解注射ではなく外科的な除去法が選ばれる理由が見えてきます。

加齢による眼窩隔膜のゆるみと脂肪突出

若い頃は眼窩隔膜(がんかかくまく)というしっかりした膜が眼窩脂肪を奥に押さえ込んでいます。ところが30代後半あたりからこの膜のハリが徐々に失われ、内側の脂肪が押し出されるようにして下まぶたの裏側からふくらんできます。

さらに、頬骨周辺の皮下脂肪や骨自体が加齢で痩せると、目の下のふくらみがいっそう目立つようになります。影ができるため「クマ」として認識されやすくなるわけです。

眼窩脂肪の構造は3つのコンパートメントに分かれている

眼窩脂肪は「内側」「中央」「外側」の3つの区画(コンパートメント)に分かれています。目の下のふくらみとして目立ちやすいのは主に内側と中央の脂肪です。

眼窩脂肪の3つの区画

区画位置ふくらみへの寄与
内側脂肪目頭寄り大きい(突出しやすい)
中央脂肪瞳孔の真下あたり大きい
外側脂肪目尻寄り比較的小さい

脂肪溶解注射では突出した脂肪を正確にコントロールできない

突出の程度はコンパートメントごとに異なるため、治療ではそれぞれの脂肪量を見極めながら適切に除去する必要があります。

脂肪溶解注射では薬剤がどのコンパートメントにどれだけ作用するかを正確にコントロールできず、左右差やくぼみが生じるリスクが残ります。

外科的な方法であれば、術中に直接脂肪を確認しながら適量を取り除けるため、仕上がりの精度において大きな差がつくといえます。

経結膜脱脂術は眼窩脂肪を安全に除去できる外科的治療法

眼窩脂肪の除去において現在もっとも広く行われているのが、下まぶたの裏側(結膜側)からアプローチする「経結膜脱脂術(けいけつまくだっしじゅつ)」です。

皮膚を切開しないため傷あとが外から見えず、ダウンタイムも比較的短い方法として多くの医療機関で採用されています。

経結膜脱脂術の手術の流れ

手術は局所麻酔下で行われ、所要時間はおおむね30分から60分程度です。下まぶたの裏側の粘膜(結膜)を小さく切開し、眼窩隔膜を開いて突出した脂肪を引き出します。

内側・中央・外側の3つのコンパートメントから突出量に応じた適量を摘出し、止血を確認したあと粘膜を閉じます。結膜の傷は縫合しなくても自然にふさがることが多いです。

皮膚を切らないから傷あとが残らない

経結膜脱脂術が支持される大きな理由は、外見上の傷あとがまったく残らない点にあります。まぶたの裏側からアプローチするため、手術翌日からメイクで隠せる程度の腫れで済むケースも珍しくありません。

対照的に、下まぶたの皮膚側を切開する「経皮的脱脂術」では、まつ毛の際に細い切開線が残るときがあります。傷あとが気になる方にとって経結膜法の利点は非常に大きいでしょう。

脂肪溶解注射との安全性・効果の違い

脂肪溶解注射は薬剤の拡散を制御しにくいという根本的な弱点がありますが、経結膜脱脂術では術者が直接脂肪を視認しながら除去できます。取りすぎによるくぼみや左右差のリスクも、術中に細かく調整すると抑えられます。

また、経結膜脱脂術は長い臨床実績があり、合併症の発生率やその対処法についても豊富なデータが蓄積されています。安全性と効果の両面で、脂肪溶解注射よりも信頼性が高い選択肢といえるでしょう。

脂肪溶解注射と経結膜脱脂術の比較

比較項目脂肪溶解注射経結膜脱脂術
眼窩脂肪への効果限定的・不確実確実に除去できる
重篤な合併症のリスク高い(失明報告あり)低い
仕上がりの精度制御困難術中に調整可能
ダウンタイム数日〜1週間1〜2週間
傷あと外見上なし外見上なし(結膜側)

経結膜脱脂術のダウンタイムと術後に気をつけるべき過ごし方

経結膜脱脂術のダウンタイムは1〜2週間程度が目安です。術後の過ごし方を正しく守ると、腫れや内出血を抑え、きれいな仕上がりにつなげられます。

術後の腫れ・内出血はいつまで続くのか

手術直後から2〜3日目にかけてが腫れのピークです。内出血が出る場合は目の下が紫色や黄色に変色しますが、おおむね1〜2週間で吸収されていきます。

冷やしすぎは血行不良を招くため、保冷剤を直接当てるのではなく、タオルで包んで軽く冷やす程度が適切です。術後48時間は特に安静を心がけましょう。

入浴・運動・飲酒の制限期間

術後1週間程度は血行を促進する行為を控えてください。熱い湯船に浸かること、激しい運動、飲酒は内出血を悪化させる原因になります。

術後の生活制限の目安

行動再開の目安注意点
シャワー当日〜翌日目元を強くこすらない
入浴(湯船)術後3〜5日短時間に留める
軽い運動術後1週間ウォーキング程度から
激しい運動術後2〜3週間筋トレ・ランニングなど
飲酒術後1週間少量から様子を見る

仕上がりが安定するまでの期間

術後1か月ほどでむくみがおさまり、3か月を過ぎたあたりから最終的な仕上がりが見えてきます。焦って「効果がない」と判断するのは早計です。

まれに術後の腫れが長引くケースもありますが、多くは一時的なものです。気になる症状があれば自己判断せず、手術を受けた医療機関に相談しましょう。

目の下のクマ取りで失敗しないためのクリニック選びのポイント

眼窩脂肪の除去は担当医の技量によって仕上がりが大きく左右されるため、クリニック選びが結果を決めるといっても過言ではありません。価格だけで判断するのではなく、複数の視点から比較検討するようにしましょう。

眼窩脂肪の手術実績が豊富な医師を選ぶ

目の下の脱脂術は美容外科の中でも繊細な技術を求められる領域です。形成外科や眼形成外科の専門的なトレーニングを受けた医師、あるいは目元の手術を数多く手がけてきた医師が望ましいといえます。

カウンセリングの段階で「年間の手術件数」や「合併症が起きた場合の対応体制」について質問してみると、クリニックの姿勢が見えてくるでしょう。

カウンセリングで確認すべきこと

初回のカウンセリングでは、自分の目の下の状態に対してどの術式が適しているのか、術後に予想されるダウンタイム、そして起こりうる合併症について具体的に説明を受けてください。

良心的な医療機関であれば、脂肪溶解注射のリスクについても率直に話してくれるはずです。リスク説明をせずに施術をすすめるクリニックには注意が必要でしょう。

脂肪注入やハムラ法など複合的な治療を提案できるか

目の下のクマは眼窩脂肪の突出だけでなく、頬のボリュームロスや皮膚のたるみが複合的に絡んでいる場合があります。

脱脂術だけでなく、脂肪注入やハムラ法(裏ハムラ法)といった選択肢を提案できる医師は、幅広い症例に対応できる実力の証です。

自分の悩みの根本原因を正確に診断し、それに合った治療計画を立ててくれる医師を見つけることが、納得のいく結果につながります。

  • 形成外科または眼形成外科の専門資格を持つ医師が在籍しているか
  • 目の下の手術実績が豊富で、症例写真を公開しているか
  • 合併症が起きた場合のアフターケア体制が整っているか
  • 脱脂術以外の治療法(脂肪注入・ハムラ法など)にも対応しているか
  • カウンセリングでリスクやデメリットも含めた説明をしてくれるか

脂肪溶解注射以外で目の下のたるみ・クマを改善する方法

眼窩脂肪の外科的除去が根本的な治療であることに変わりはありませんが、たるみの程度や原因によってはほかの治療法も選択肢に入ります。ご自身の症状がどのタイプに該当するか、専門医の診断を受けたうえで検討してみてください。

裏ハムラ法で脂肪を除去せず移動させる

裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)は、突出した眼窩脂肪を切除するのではなく、目の下のくぼみ(ティアトラフ)の部分へ移動させる術式です。

脂肪を捨てずに再配置し、ふくらみの解消とくぼみの改善を同時に実現できるのが大きな利点でしょう。

ただし裏ハムラ法は経結膜脱脂術より手術の難度が上がるため、十分な経験を持つ医師のもとで受けることが大切です。

眼窩脂肪に関連する治療法の比較

治療法特徴適応
経結膜脱脂術脂肪を直接除去脂肪突出が主な原因
裏ハムラ法脂肪を移動して再配置突出+くぼみの併存
脂肪注入自家脂肪でボリューム補填くぼみ・やせが目立つ
ヒアルロン酸注入フィラーでくぼみを補正軽度のくぼみ

ヒアルロン酸注入で目の下のくぼみを補正する

眼窩脂肪の突出が軽度で、むしろ目の下のくぼみやティアトラフが目立つ場合は、ヒアルロン酸注入が有効なケースもあります。注入は短時間で終わり、ダウンタイムも短いのが魅力です。

ただしヒアルロン酸は永続的なものではなく、半年から1年ほどで体内に吸収されるため定期的な再注入が必要になります。

また、目の下への注入はチンダル現象(皮膚が青白く透けて見える現象)のリスクがあるため、経験豊富な医師を選ぶべきです。

セルフケアだけで眼窩脂肪を減らすことはできない

マッサージや目元のエクササイズ、アイクリームなどのセルフケアが眼窩脂肪の突出そのものを改善するという医学的エビデンスは存在しません。むしろ目元を強くこするマッサージは色素沈着を悪化させ、茶クマの原因になるときもあります。

セルフケアで改善が見込めるのは、むくみや血行不良が原因の青クマに限られます。眼窩脂肪による影グマ(黒クマ)を根本的に解消したいのであれば、医療機関での治療が必要です。

よくある質問

眼窩脂肪への脂肪溶解注射で失明した事例は報告されているのか?

海外の医学文献では、目の周囲への脂肪溶解注射後に血管塞栓が起き、重度の視力障害や失明に至った症例が複数報告されています。

眼窩内には網膜中心動脈につながる血管が走っており、注射時に薬剤が流入すると血流が遮断されるおそれがあります。

国内での報告例は限られていますが、リスクがゼロではない以上、眼窩脂肪への脂肪溶解注射は避けるのが賢明です。目の下の脂肪除去には経結膜脱脂術のように安全性が確立された方法を選んでください。

眼窩脂肪の脂肪溶解注射は何回で効果が出るのか?

一般的に脂肪溶解注射は3〜5回の施術で効果を実感するとされていますが、眼窩脂肪に対しては複数回の注射を重ねること自体がリスクの蓄積につながります。回数を重ねるほど薬剤が周囲の組織へ影響を及ぼす可能性が高まるためです。

そもそも眼窩脂肪は構造上、注射による溶解が確実に期待できる部位ではありません。効果の不確実さとリスクの大きさを天秤にかけると、経結膜脱脂術による1回の手術で根本的に解決するほうが合理的な判断といえるでしょう。

経結膜脱脂術の術後に眼窩脂肪が再び突出する可能性はあるのか?

経結膜脱脂術で除去した脂肪細胞そのものが再生することはありません。ただし加齢によって残った脂肪が再び前方へ押し出されるケースがまれに報告されています。

再突出のリスクを抑えるためには、初回の手術で3つのコンパートメントから適切な量を過不足なく取り除くことが重要です。経験豊富な医師であれば、将来的な変化も見越してバランスの取れた脂肪除去を行ってくれるでしょう。

目の下のクマ取りで脂肪溶解注射と経結膜脱脂術のどちらを選ぶべきか?

眼窩脂肪が原因で目の下がふくらんでいる場合、安全性と効果の確実性を考慮すると経結膜脱脂術が推奨されます。脂肪溶解注射は眼窩という解剖学的に繊細な部位には適しておらず、リスクに見合う効果が得られない可能性が高いためです。

「手術は怖い」という心理は自然なことですが、経結膜脱脂術は局所麻酔で行われる比較的低侵襲な手術であり、皮膚を切開しないため見た目の傷あとも残りません。

まずは信頼できる医療機関でカウンセリングを受け、自分の目の下の状態に合った方法を確認してみてください。

眼窩脂肪への脂肪溶解注射にダウンタイムはどのくらいかかるのか?

脂肪溶解注射のダウンタイムは一般的に2〜3日から1週間程度とされています。注射部位の腫れや赤み、鈍い痛みが出るケースがありますが、多くの場合は日常生活に大きな支障が出ない範囲で治まります。

しかし眼窩周囲に注入した場合は、通常の部位より腫れが強く出たり長引いたりする傾向があります。ダウンタイムが短いからといって安全というわけではなく、見えない部分で重大な合併症が進行しているリスクがあることを忘れてはなりません。

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この記事を書いた人

Dr.寺井美佐栄のアバター Dr.寺井美佐栄 ミサクリニック 六本木本院 院長

日本抗加齢医学会認定専門医。日本美容皮膚科学会、日本レーザー医学会、日本産業衛生学会専門医。
複数の大手美容皮膚科で10年以上の院長経験を経て、2022年9月にMiSA Clinic(ミサクリニック)を開業。YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。皆様と共に、MiSA Clinicスタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

資格
アラガン社ボトックスビスタ認定医
アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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