クマ取り+脂肪注入のダウンタイム経過|腫れ・内出血・しこりの変化

クマ取り+脂肪注入のダウンタイム経過|腫れ・内出血・しこりの変化

クマ取りと脂肪注入を同時に受けた場合、術後の腫れや内出血はどのくらい続くのか、しこりは消えるのか。多くの方が不安に感じるダウンタイムの経過について、施術直後から1か月後、3か月後までの変化を時系列で丁寧に解説します。

腫れのピークは術後2〜3日目で、内出血は1〜2週間かけて徐々に引いていきます。脂肪注入後のしこりについても、正常な経過と受診が必要なケースの見分け方をお伝えしますので参考にしてください。

目次

クマ取り+脂肪注入のダウンタイムは平均してどのくらい続くのか

クマ取り(下眼瞼脱脂)と脂肪注入を組み合わせた施術では、社会復帰までのダウンタイムは平均して1〜2週間が目安です。ただし、完全に仕上がりが落ち着くまでには1〜3か月ほどかかるケースが多いでしょう。

下眼瞼脱脂だけの場合と脂肪注入を併用した場合の回復期間のちがい

下眼瞼脱脂(経結膜脱脂法)だけであれば、ダウンタイムは比較的短く、1週間程度で日常生活に支障がなくなる方がほとんどです。皮膚を切開しないため、目立つ傷跡も残りません。

一方、脂肪注入を同時に行った際には、注入部位にも腫れや内出血が出る場合があります。そのぶん回復にかかる期間がやや長くなり、見た目の変化が安定するまでに2〜4週間ほど必要になるでしょう。

施術当日から翌日にかけて起こる初期反応

施術直後は麻酔が効いているため痛みはほとんどありませんが、数時間後から鈍い痛みや圧迫感を覚える方が多くいらっしゃいます。目の下がぷっくりと膨らみ、赤みを帯びた状態になるのが一般的な反応です。

翌朝になると腫れがさらに進み、目の下だけでなく頬のあたりまでむくんだように感じるときもあります。就寝時に枕を高くして寝ると、腫れの進行を和らげることが期待できます。

ダウンタイム期間の目安

経過日数主な症状外見の目安
当日〜翌日腫れ・鈍痛目の下がふっくら腫れる
2〜3日目腫れのピーク・内出血赤紫〜青紫の変色
1週間後腫れが引き始めるコンシーラーで隠せる程度
2週間後内出血がほぼ消失メイクで自然にカバー可能
1か月後むくみ感が残る場合あり仕上がりの80%程度
3か月後ほぼ完成自然なハリのある目元

個人差が大きい回復スピードに影響を与える要因

ダウンタイムの長さは体質や生活習慣によって大きく異なります。血流が良い方は内出血が出やすい傾向がありますし、喫煙習慣のある方は組織の回復が遅れがちです。

年齢も影響する要因の一つです。30代の方と50代の方では、同じ施術内容でも回復のスピードに差が出る場合があります。医師から指示された術後のケアをしっかり守ることが、スムーズな回復への近道といえます。

術後の腫れはいつがピーク?クマ取り脂肪注入後の腫れ方を日数別に追う

クマ取りと脂肪注入を併用した場合、腫れのピークは術後2〜3日目に訪れます。そこから少しずつ引いていき、1週間を過ぎるころにはかなり落ち着いてきます。

術後1日目〜3日目の腫れが強い時期の過ごし方

この時期は無理をせず、できる限り安静に過ごすことが大切です。顔を下に向ける姿勢や重い荷物を持つ動作は、血流が目元に集中して腫れを悪化させる原因になりかねません。

冷却も効果的で、保冷剤をタオルで包んで目の周囲にそっと当てると腫れの軽減につながります。ただし、冷やしすぎは血行不良を招くため、1回15分程度を目安にしてください。

1週間後にはどの程度の腫れが残っているのか

術後1週間が経過すると、目の下のふくらみはかなり小さくなっています。周囲の人から見ても「少しむくんでいるかな」という程度まで落ち着く方が大半です。

この段階ではメイクで十分にカバーできる範囲にまで回復しているため、多くの方が仕事や日常生活に復帰されています。

とはいえ、完全に腫れが引いたわけではないので、仕上がりの判断はもう少し先まで待つ必要があります。

2週間〜1か月後に感じる「まだむくんでいる?」という不安への答え

2週間を過ぎても、目の下にわずかなむくみ感が残るときがあります。脂肪注入を行った場合、注入した脂肪が生着する過程で周囲の組織にむくみが生じるため、この時期に「まだ腫れている」と感じるのは珍しくありません。

1か月後の時点で大部分の腫れは解消されますが、ごくわずかなむくみが3か月ほど残るケースもあります。焦らず経過を見守ることが、結果的に満足のいく仕上がりにつながるでしょう。

時期腫れの程度日常生活
2〜3日目ピーク(強い腫れ)安静が望ましい
5〜7日目やや腫れあり軽い外出は可能
2週間後軽度のむくみ通常生活に復帰
1か月後ほぼ消失運動も再開可能

内出血はどこまで広がる?クマ取り脂肪注入後の色味の変化と消えるまでの目安

内出血は目の下から頬にかけて広がるときがあり、色は赤紫から青紫、黄色へと日ごとに変化していきます。多くの場合、1〜2週間で自然に消失します。

内出血が出やすい人の特徴と術前にできる対策

血管が透けて見えるほど皮膚の薄い方や、血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)を服用中の方は、内出血が出やすい傾向にあります。普段からアザができやすいと感じている方も同様です。

術前にできる対策としては、施術の1〜2週間前からサプリメント(ビタミンE、魚油、イチョウ葉エキスなど)やアルコールの摂取を控えることが挙げられます。

事前のカウンセリングで服用中の薬やサプリをすべて医師に伝えておくのも、リスク軽減のためにとても大切です。

術後の内出血が赤紫→青紫→黄色に変化

  • 赤紫色(術後1〜2日目):血液中のヘモグロビンが酸素を含んだ状態
  • 青紫色(3〜5日目):ヘモグロビンが酸素を失い変色した状態
  • 黄緑〜黄色(1週間〜2週間):ビリルビンへの分解が進んだ状態

内出血を早く引かせたいときに自宅でできるケア

術後48時間が経過した後は、温かいタオルで目元をやさしく温めると血流が促進され、内出血の吸収が早まるといわれています。冷却は腫れの抑制に有効ですが、内出血をすでに起こした後は温める方が回復を後押しします。

また、頭を心臓より高い位置に保つ工夫も回復を助けます。就寝時に枕を2つ重ねるなど、頭部を少し高くする工夫を取り入れてみてください。

ただし、医師の指示に反するケアは避け、不安がある場合は必ず担当医に相談しましょう。

1〜2週間経っても内出血が消えないときに受診すべきサインとは

通常、内出血は2週間以内にほぼ消えます。しかし、2週間を超えても色の変化が見られない場合や、痛みを伴って範囲が拡大している場合は、早めにクリニックを受診してください。

まれに、皮下に血腫(血液のかたまり)ができているケースがあり、放置すると回復が遅れる原因になります。自己判断で様子を見続けるよりも、少しでも異常を感じたら担当医に連絡する方が安心です。

脂肪注入後にしこりができた!正常な経過と要注意のしこりの見分け方

脂肪注入の後に目の下にしこりのような硬さを感じることは、術後の正常な経過として起こりえます。ただし、すべてのしこりが問題ないわけではなく、大きさや痛みの有無によって受診が必要なケースもあります。

なぜ脂肪注入後にしこりが発生するのか

注入した脂肪は体内で生着(定着)する過程で一時的に硬くなるときがあります。脂肪細胞が新しい血管とつながり、周囲の組織になじむまでの間に、触れると少しコリコリした感触を覚える方は少なくありません。

また、注入された脂肪の一部が吸収されずに残ると、脂肪壊死(えし)という状態になり、硬いしこりとして触れるようになります。ごく少量であれば自然に吸収されることが多いものの、気になる場合は早めに相談してください。

しこりが自然に消えるまでの一般的なタイムライン

術後2〜4週間は、注入部位に硬さやゴロゴロした感触が残りやすい時期です。これは脂肪が周囲の組織と一体化するまでの過渡期にあたり、多くの場合は1〜3か月かけて徐々に柔らかくなっていきます。

3か月を過ぎても硬さが残っている場合は、脂肪壊死や石灰化(カルシウムが沈着する現象)の可能性が考えられます。この時点で改善が見られないようであれば、担当医に状態を確認してもらうのが賢明です。

痛みを伴うしこりと痛みのないしこり、それぞれの対処法

痛みのないしこりは、脂肪が生着する過程で生じた一時的なものであるケースがほとんどです。触りすぎると刺激になるため、必要以上に押したり揉んだりしないように気をつけましょう。

一方、押すと痛みを感じるしこりや赤みを帯びている場合は、感染や炎症の兆候かもしれません。発熱を伴うときはとくに注意が必要で、速やかに医療機関を受診してください。

しこりの特徴考えられる原因対応
柔らかく痛みなし脂肪の生着過程経過観察で問題なし
硬いが痛みなし脂肪壊死の可能性3か月経過後も続けば受診
痛みや赤みあり感染・炎症速やかに受診が必要

ダウンタイム中の過ごし方で差がつく!回復を早めるクマ取り術後のセルフケア

術後のセルフケア次第で、ダウンタイムの長さや仕上がりに差が出てきます。日常生活のちょっとした工夫が、スムーズな回復と満足度の高い仕上がりを引き寄せます。

術後に控えるべき行動と再開してよい時期の目安

飲酒や激しい運動は血流を増加させ、腫れや内出血を悪化させる原因になります。施術後1週間は飲酒を避け、ジムやランニングなどの本格的な運動は2〜3週間後まで控えるのが望ましいでしょう。

入浴については、施術当日はシャワーのみにとどめ、湯船に浸かるのは翌日以降を目安にしてください。長風呂やサウナは腫れを長引かせるため、少なくとも1週間は避けたほうが安心です。

アイメイクやコンタクトレンズの再開はいつからか

アイメイクは、施術部位に直接触れないベースメイクであれば翌日から可能な場合が多いです。

ただし、アイシャドウやアイラインなど目の際に塗る化粧品は、1週間後を目安に再開してください。

項目再開時期の目安注意点
ベースメイク翌日〜施術部位は避ける
アイメイク1週間後〜強くこすらない
コンタクトレンズ3日〜1週間後違和感があれば中止
飲酒1週間後〜少量から再開
激しい運動2〜3週間後〜軽い運動は1週間後から

食事や睡眠で回復力を高めるためにできること

たんぱく質やビタミンCを意識的に摂ると、組織の修復に必要な栄養素を補えます。鶏肉、魚、卵、柑橘類、ブロッコリーなどをバランスよく食事に取り入れてみてください。

良質な睡眠も回復には欠かせません。成長ホルモンは深い睡眠中に多く分泌されるため、夜更かしを避け、十分な睡眠時間を確保するよう心がけましょう。枕を高めにして寝ると、むくみの軽減にも役立ちます。

術後に「やってしまいがち」な失敗行動とその回避法

つい気になって鏡で頻繁にチェックしたり、目の下を指で触ったりしてしまう方がいらっしゃいます。

しかし、施術部位への過度な刺激は感染リスクを高めるだけでなく、脂肪の定着を妨げる原因にもなりかねません。

うつ伏せで寝る習慣がある方も要注意です。うつ伏せの姿勢は目元に圧力がかかり、腫れが長引く原因になります。術後2週間は仰向けで寝るように意識してみてください。

クマ取り脂肪注入のダウンタイム経過写真からわかる見た目の変化

ダウンタイム中の見た目の変化を事前に知っておくと、術後の不安を大幅に軽減できます。日数ごとにどのような外見の変化が起こるか、経過の流れを具体的にお伝えします。

術後1日目〜3日目の見た目はどう変わるのか

施術翌日には目の下がふっくりと腫れ上がり、泣いた後のような見た目になります。内出血が出始めると、目の下から頬にかけて赤紫色の変色が広がっていくでしょう。

2〜3日目が見た目の変化としてもっとも大きい時期です。サングラスや伊達メガネがあると、外出時に周囲の目を気にせず過ごせるので準備しておくと安心です。

1週間後の見た目とメイクでカバーできる範囲

1週間後には腫れがかなり落ち着き、内出血も黄色みを帯びた薄い色に変わります。コンシーラーを使えば、ほとんどの内出血はカバーできる状態です。

この時期にはマスクとメガネの組み合わせだけでも、目立たずに外出できるようになっています。

ただし、至近距離で見るとまだ少し赤みや色味が残っているときがあるため、大切な予定は2週間後以降に入れるのが無難です。

1か月後・3か月後に実感できる仕上がりの変化

1か月後には目の下のふくらみやくぼみが改善され、自然なハリのある目元に近づいてきます。ただ、脂肪注入による若干のむくみ感がまだ残っている方もいるため、完成形とは言い切れない段階です。

3か月後になると、注入した脂肪が安定して生着し、本来の仕上がりが見えてきます。クマやくぼみのない若々しい目元を鏡で確認できるようになると、施術を受けてよかったと実感する方が多いものです。

時期外見の特徴カバー方法
1〜3日目強い腫れと内出血サングラス・伊達メガネ
1週間後腫れ引き始め・内出血が黄色化コンシーラー+メガネ
2週間後内出血ほぼ消失通常メイクで対応可能
1か月後むくみ感が残る場合ありカバー不要な場合が多い
3か月後仕上がり完成カバー不要

仕事を休めない人のための|クマ取り脂肪注入のダウンタイムを乗り切る工夫

長期間の休みが取れない方でも、工夫次第でダウンタイムを乗り切ることは十分に可能です。スケジューリングのコツや、周囲にバレにくくする方法を具体的にご紹介します。

マスクやメガネで目元をカバーするテクニック

大きめのフレームの伊達メガネは、目の下の腫れや内出血をさりげなくカバーしてくれる心強い味方です。薄いブラウンやグレーの色付きレンズを選ぶと、より自然に変色を目立たなくできます。

マスクとメガネを組み合わせれば、目の下のほとんどの範囲を隠せます。オフィスワークやちょっとした買い物であれば、術後3日目ごろから外出できるケースも珍しくありません。

施術日の選び方と休暇スケジュールの組み方

  • 木曜日や金曜日に施術を受け、土日を安静期間に充てる
  • 連休前に施術を予約し、腫れのピークを休み中に迎える
  • テレワーク可能な方は、術後2〜3日をリモート勤務にする

周囲に気づかれずにダウンタイムを乗り越えるための心構え

周囲に施術を知られたくないと感じるのは自然なことです。「花粉症がひどくて」「ものもらいができて」など、あらかじめ理由を用意しておくと、いざというときに慌てずに済みます。

過度に気にしすぎると表情が硬くなり、かえって不自然に映る場合があります。腫れや内出血は日々改善していくものなので、「あと数日で目立たなくなる」と前向きに過ごすことが、精神的な負担を減らすコツです。

よくある質問

クマ取り脂肪注入のダウンタイム中にコンタクトレンズを使っても大丈夫?

一般的には、施術後3日〜1週間程度でコンタクトレンズの使用を再開できるケースが多いです。

ただし、目の下の腫れが強い時期にレンズを装着すると、圧迫感や異物感を覚える場合があります。

違和感を少しでも感じたら無理をせず、メガネで過ごすようにしてください。再開の時期は個人差がありますので、担当医の指示に従うのがもっとも安全です。

クマ取り脂肪注入の術後に目の下が凸凹して見える場合、自然に治る?

術後1〜2週間の段階で目の下に凸凹感があるのは、腫れやむくみが不均一に引いている途中であるためです。多くの場合、1〜3か月かけて組織がなじんで平坦になっていきます。

ただし、3か月以上経過しても凸凹が改善しない場合は、脂肪の吸収ムラや注入量の偏りが原因の可能性があります。気になる場合は担当医に相談して、追加の処置が必要かどうか確認してもらいましょう。

クマ取り脂肪注入の施術後に飲酒を再開してもよい時期はいつ?

飲酒は血管を拡張させて血流を増加させるため、腫れや内出血を悪化させるリスクがあります。少なくとも術後1週間は飲酒を控えることを推奨しているクリニックがほとんどです。

1週間後以降であっても、大量の飲酒は避けた方が無難でしょう。少量のお酒から再開し、目元に変化がないことを確認しながら徐々に通常の量に戻していくのが安心です。

クマ取り脂肪注入で注入した脂肪はどのくらい定着する?

注入した脂肪の定着率は一般的に30〜70%程度とされており、個人差が大きい部分です。定着しなかった脂肪は体内に自然と吸収されるため、安全面での心配はほとんどありません。

定着率を高めるためには、術後の過ごし方がとても重要です。喫煙を控え、栄養バランスの良い食事を心がけ、施術部位への刺激を避けると、脂肪が生着しやすい環境を整えられます。

クマ取り脂肪注入の術後にしこりが消えない場合はどう対処すべき?

術後1〜2か月の段階でしこりを感じていても、3か月ほどで軟化して気にならなくなるケースが多くみられます。焦って自分でマッサージをすると、かえって組織を傷つけてしまう場合があるので控えてください。

3か月以上経過しても硬さが残る場合や、しこりが大きくなっている場合は医師の診察を受けることをおすすめします。状態によっては、ステロイド注射や吸引といった追加処置で改善できる場合もあります。

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この記事を書いた人

Dr.寺井美佐栄のアバター Dr.寺井美佐栄 ミサクリニック 六本木本院 院長

日本抗加齢医学会認定専門医。日本美容皮膚科学会、日本レーザー医学会、日本産業衛生学会専門医。
複数の大手美容皮膚科で10年以上の院長経験を経て、2022年9月にMiSA Clinic(ミサクリニック)を開業。YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。皆様と共に、MiSA Clinicスタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

資格
アラガン社ボトックスビスタ認定医
アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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