【クマ取り後】腫れがひどい…ダウンタイムの腫れを早く引かせるアフターケアとNG行動

【クマ取り後】腫れがひどい…ダウンタイムの腫れを早く引かせるアフターケアとNG行動

クマ取り手術を受けたあと、「思ったより腫れがひどい」「いつ引くの?」と不安になっていませんか。

目の下の腫れは手術による自然な反応であり、多くの場合は適切なアフターケアで落ち着いていきます。

この記事では、クマ取り後のダウンタイムで腫れを早く引かせるための具体的なケア方法と、やってしまいがちなNG行動を詳しく解説します。正しい知識を持てば、回復までの期間をぐっと短縮できるかもしれません。

目次

クマ取り後の腫れはいつピークを迎え、どのくらいで引くのか

クマ取り後の腫れは、術後24〜72時間にピークを迎え、1〜2週間で大部分が落ち着きます。完全に腫れが引くまでには1〜3か月かかるケースもありますが、日常生活に支障が出る時期は限られています。

術後1日目〜3日目が腫れのピークになる

手術によって生じた組織のダメージに対し、からだは炎症反応を起こして修復を始めます。この炎症がもっとも強まるのが術後1日〜3日目です。朝起きたときに腫れが目立ちやすく、日中の活動によって少しずつ軽減する傾向があります。

左右で腫れ方に差が出ることもありますが、片方だけが極端に腫れている場合を除いて心配は不要です。どちらか一方の組織が若干デリケートだったり、寝る向きの影響を受けたりすることは珍しくありません。

1週間〜2週間で見た目の腫れはかなり改善する

術後1週間を過ぎるころから、腫れは目に見えて落ち着いてきます。外出や仕事に復帰できるのもこの時期でしょう。抜糸がある術式であれば、5〜10日前後で糸を取るケースが多く、それも回復の一つの目安になります。

経過期間腫れの程度過ごし方の目安
術後1〜3日ピーク(強い腫れ)安静・冷却を徹底
術後4〜7日徐々に軽減軽い日常生活は可能
術後2〜3週ほぼ目立たない仕事復帰・軽い運動OK
1〜3か月微細な腫れが消失通常の生活に戻れる

完全な仕上がりを実感できるのは1〜3か月後

表面的な腫れが引いたあとも、皮膚の下では組織の修復が続いています。微細なむくみや硬さが完全になくなるには、数か月かかることもあるでしょう。焦らず経過を見守ることが大切です。

ダウンタイム中の腫れを早く引かせるための冷却ケアと頭の高さ

クマ取り後の腫れを抑える基本は、術後48時間以内の冷却と頭を高くして休むことの2つです。この2つを組み合わせるだけで、腫れのピークを低く抑えられます。

冷やすときは「10〜15分オン、10分オフ」のリズムで

冷たいガーゼやジェルパックを布で包み、目の周囲にやさしくあてましょう。直接氷をあてると凍傷のリスクがあるため、必ず布を一枚はさんでください。10〜15分冷やしたら10分ほど休む、というサイクルを繰り返すのが効果的です。

冷却は術後48〜72時間を目安に行います。それ以降は冷やしても大きな効果が得られにくくなるため、担当医の指示に従いましょう。

就寝時は枕を2〜3個重ねて頭を高く保つ

横になると顔に血液や体液がたまりやすくなり、腫れが強まります。枕を2〜3個重ねるか、リクライニングチェアを使って30〜45度の角度を保つと、余分な水分が顔から下に流れやすくなります。

仰向けで寝ることも意識してみてください。横向きだと片側に体液が偏り、左右差が出やすくなります。

72時間を過ぎたら温めるケアへ切り替えるタイミング

腫れのピークを過ぎたあとは、温かいタオルで目の周囲を軽く温めると血行が促進され、むくみや内出血の吸収が早まるとされています。1日3回、各5〜10分程度が目安です。

ただし、温めるタイミングは必ず担当医に確認してから実践してください。

時期ケアの種類ポイント
術後0〜72時間冷却(アイシング)布越しに10〜15分ずつ
術後4日目以降温罨法(温め)医師の許可後に開始

クマ取り後のダウンタイムで絶対にやってはいけないNG行動

せっかく冷却や安静を心がけていても、NG行動を一つでもしてしまうと腫れが長引く原因になります。術後1〜2週間は特に注意が必要です。

激しい運動や重い荷物の持ち上げは腫れを悪化させる

運動や力仕事で血圧が上がると、手術した部位への血流が増えて腫れや内出血がひどくなります。ジムでのトレーニング、ランニング、ヨガなど、顔が下向きになるポーズも含めて少なくとも1〜2週間は控えてください。

日常の家事についても、重い買い物袋を持つ、床のものを拾うために深くかがむ、といった動作は避けたほうがよいでしょう。どうしても下のものを取る必要があるときは、腰をかがめるのではなく膝を曲げてしゃがむようにします。

飲酒と喫煙は回復を大きく遅らせる

アルコールは血管を拡張させ、腫れと内出血を悪化させます。術後少なくとも1〜2週間は禁酒が望ましいでしょう。

  • 飲酒:血管拡張により腫れ・内出血が増す
  • 喫煙:血流低下で傷の治りが遅くなる
  • 電子タバコ・ニコチンパッチも同様に控える

目をこする・触る行為は感染リスクにつながる

かゆみや違和感があっても、目の周囲をこすったり強く触ったりするのは厳禁です。傷口から細菌が入り込むと感染症を起こし、回復が大幅に遅れる可能性があります。

コンタクトレンズの装着も術後2週間程度は控えるよう指示されるのが一般的です。メガネやサングラスであれば問題ありません。

長時間のうつむき姿勢やスマホの見すぎに要注意

長時間うつむいた姿勢でスマートフォンを見続けると、頭部に血液がたまりやすくなり、腫れが悪化します。読書やスマホの使用は目の高さで行い、頭を下げないよう心がけてください。

クマ取り後の食事と水分補給で腫れの回復をサポートする方法

からだの内側からのケアも、腫れを早く引かせるうえで見逃せない要素です。塩分を控えた食事と十分な水分補給を意識しましょう。

塩分のとりすぎはむくみの大敵

塩分を過剰に摂取すると、からだが水分を溜め込もうとしてむくみやすくなります。加工食品やインスタント食品には多くの塩分が含まれているため、術後1〜2週間はできるだけ控えてください。

味付けが物足りなく感じるかもしれませんが、レモンやハーブ、お酢などを活用すると減塩でも満足感のある食事が楽しめます。

抗炎症作用のある食材を積極的に取り入れる

ビタミンCを豊富に含む果物や野菜は、コラーゲンの生成を助けて傷の修復をサポートしてくれます。ブロッコリー、パプリカ、キウイなどがおすすめです。

たんぱく質も組織の修復に欠かせない栄養素です。鶏むね肉、魚、豆腐、卵などを毎食バランスよくとりましょう。

水分補給で体内の巡りをよくする

十分な水分をとることで老廃物の排出が促され、むくみの軽減にもつながります。1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水を飲む習慣をつけてください。

カフェインの多いコーヒーや紅茶は利尿作用があるため、飲みすぎには注意が必要です。

栄養素はたらきおすすめ食材
ビタミンCコラーゲン生成を促進パプリカ、キウイ、いちご
たんぱく質組織の修復を助ける鶏むね肉、魚、豆腐
鉄分酸素運搬・創傷治癒ほうれん草、レバー
亜鉛免疫機能・細胞再生牡蠣、牛肉、ナッツ類

クマ取り後にこの症状が出たらすぐ受診を|腫れの危険サインを見逃さない

通常の腫れは日を追うごとに改善しますが、なかには医師の診察を急いだほうがよいケースもあります。「いつもと違う」と感じたら、早めにクリニックへ連絡してください。

術後に強い痛みが増していく場合は要注意

鎮痛剤を服用しても痛みがどんどん強まる、あるいは片方だけが急に腫れてきたという場合は、血腫(けっしゅ:皮膚の下に血がたまった状態)の可能性があります。

まれなケースではありますが、放置すると視力に影響が出ることもあるため、ためらわず医師に相談しましょう。

感染症を疑うべき赤み・熱感・膿のサイン

傷口の周囲が赤く腫れ上がり、触ると熱を持っている場合や、膿のような分泌物がみられる場合は感染症が疑われます。発熱をともなうこともあります。

抗生物質による治療が必要になるケースもあるため、自己判断せず受診してください。

症状考えられる原因対応
急激に増す痛み血腫の可能性すぐ受診
赤み・熱感・膿感染症の疑いすぐ受診
視界のぼやけが続く眼球への圧迫などすぐ受診
左右差が極端に大きい片側の血腫など早めに相談

視界の異常や目の動きに違和感があるとき

術後しばらくは軟膏や腫れの影響で視界がぼやけることがあります。

しかし、数日経っても改善しない、あるいはものが二重に見える、目を動かすと痛いといった症状が出た場合は、より専門的な検査が必要になるかもしれません。

クマ取り後の洗顔・メイク・紫外線対策はいつから再開できるのか

スキンケアやメイクの再開時期は、術式や個人の回復状況によって異なりますが、おおまかな目安を押さえておくと安心です。

洗顔は術後翌日から可能だが目の周囲はやさしく

多くのクリニックでは、術後翌日から首下のシャワーが許可されます。5日目前後からは全身のシャワーが可能になることが多いですが、目の周囲は刺激の少ないベビーソープなどでやさしく洗い、ゴシゴシこすらないようにしましょう。

メイクの再開は術後2週間が目安

アイメイク(アイシャドウ、アイライナー、マスカラなど)は、傷口が完全にふさがるまで控えたほうが安全です。一般的には術後2週間前後、医師の許可が出てから再開してください。

目の周囲以外のベースメイクは、もう少し早い段階で可能になることもあります。

紫外線は色素沈着の原因になるため早めの対策を

術後の皮膚は紫外線のダメージを受けやすく、色素沈着(しきそちんちゃく:皮膚の色が濃くなること)を起こすリスクが高まります。外出時はUVカット機能のあるサングラスや帽子を着用し、傷跡を直射日光にさらさないよう注意してください。

日焼け止めを傷口に塗れるようになるのは、担当医のOKが出てからです。回復が順調であれば、術後2〜3週間で使用を開始できるケースが多いでしょう。

  • 外出時はUVカットサングラスと帽子を併用する
  • 日焼け止めの使用開始は医師の許可後
  • 紫外線が強い時間帯(10〜14時)の外出を避ける

クマ取り後のダウンタイムを短くするために日常で心がけたい睡眠と生活習慣

術後の回復スピードは、毎日の生活習慣によっても大きく変わります。質のよい睡眠と穏やかな過ごし方が、ダウンタイムを短縮するカギです。

7〜9時間の良質な睡眠が回復を加速させる

からだは睡眠中にもっとも活発に修復作業を行います。術後は7〜9時間の十分な睡眠を確保するよう心がけてください。

生活習慣回復への影響
十分な睡眠(7〜9時間)組織修復が促進される
ストレスの軽減免疫機能が正常に保たれる
軽いウォーキング血行促進でむくみ軽減
入浴(長風呂)の回避腫れの悪化を防ぐ

術後1週間は入浴よりシャワーを選ぶ

湯船に長くつかると血行が促進されすぎて、腫れや内出血が悪化するリスクがあります。

術後1週間程度はシャワーで済ませ、ぬるめのお湯を使いましょう。サウナや岩盤浴も同じ理由で避けてください。

軽い散歩は術後数日後から取り入れてOK

激しい運動はNGですが、軽い散歩は血液循環を促してむくみの改善に役立ちます。術後3〜4日目以降、からだの調子をみながら15〜20分程度の散歩から始めてみてください。

無理は禁物ですので、少しでもふらつきや痛みを感じたらすぐに休みましょう。

よくある質問

クマ取り手術後の腫れは平均でどのくらいの期間続きますか?

クマ取り手術後の腫れは、術後1〜3日目にもっとも強くなり、1〜2週間で大部分が落ち着くのが一般的な経過です。日常生活や仕事に復帰できるまでには、およそ10〜14日を見ておくとよいでしょう。

ただし、微細なむくみが完全に消えるまでには1〜3か月かかる場合もあります。術式や個人の体質によって回復スピードには差がありますので、焦りすぎずに経過を見守ってください。

クマ取り術後に冷やすのは何日目まで続けるべきですか?

クマ取り術後の冷却は、腫れがピークを迎える術後48〜72時間が特に効果的な期間です。それ以降は冷やし続けても大きなメリットが得られにくくなる傾向があります。

3日目以降は、担当医の判断によっては温めるケアに切り替えるよう指示されることもあります。冷却から温罨法への移行タイミングはクリニックによって方針が異なりますので、必ず術後の指示書を確認するか、直接医師にお問い合わせください。

クマ取り後のダウンタイム中に仕事へ復帰できる時期の目安はいつですか?

デスクワークなどからだへの負担が少ない仕事であれば、クマ取り手術後1週間〜10日程度で復帰できるケースが多いです。ただし腫れや内出血がまだ残っている場合は、サングラスやメガネで目元をカバーして出勤される方もいらっしゃいます。

肉体労働や接客業など、人目に触れるお仕事の場合は2週間程度のお休みを確保しておくと安心です。復帰のタイミングは個人差がありますので、担当医と相談のうえで判断されることをおすすめします。

クマ取り手術後に市販の痛み止めを飲んでも問題ありませんか?

クマ取り手術後の痛み止めは、担当医から処方された薬を指示通りに服用するのが基本です。市販薬を自己判断で服用すると、出血が止まりにくくなるリスクがあります。

特にアスピリンやイブプロフェンなどの成分は、血液をサラサラにする作用があるため、術後の出血や内出血を悪化させるおそれがあります。痛みが処方薬で抑えきれない場合は、必ず担当医に連絡して指示を仰いでください。

クマ取り後の腫れが左右で違うのは失敗のサインですか?

クマ取り後に左右で腫れ方が異なるのは、よくみられる経過であり、必ずしも失敗を意味するわけではありません。組織の構造や血管の走り方には左右差があるため、腫れや内出血の出方にも自然な違いが生じます。

寝る向きによって片側に体液が偏ることも原因の一つです。ただし、片方だけが急激に腫れて強い痛みをともなう場合は血腫の可能性がありますので、早めに担当医を受診してください。ほとんどの場合、時間の経過とともに左右差は解消されます。

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この記事を書いた人

Dr.寺井美佐栄のアバター Dr.寺井美佐栄 ミサクリニック 六本木本院 院長

日本抗加齢医学会認定専門医。日本美容皮膚科学会、日本レーザー医学会、日本産業衛生学会専門医。
複数の大手美容皮膚科で10年以上の院長経験を経て、2022年9月にMiSA Clinic(ミサクリニック)を開業。YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。皆様と共に、MiSA Clinicスタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

資格
アラガン社ボトックスビスタ認定医
アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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