たるんだ頬をグッと引き上げる!即効性が期待できるマッサージと美容医療

たるんだ頬をグッと引き上げる!即効性が期待できるマッサージと美容医療

気になる頬のたるみ。年齢を重ねると頬の位置が下がり、フェイスラインがぼやけてきます。「もう手遅れかもしれない」と感じている方もいるかもしれません。

しかし、セルフマッサージや表情筋トレーニングで頬を引き上げる方法から、HIFU・高周波・スレッドリフトなどの美容医療まで、頬のたるみに対処できる選択肢は数多くあります。

この記事では、たるんだ頬を引き上げたいと願う方に向けて、即効性が期待できるマッサージの手順と美容医療の施術内容を、医学的な根拠にもとづきわかりやすく解説します。

目次

頬のたるみが起こるのは加齢だけが原因ではない

頬のたるみは加齢による表情筋やコラーゲンの衰えだけでなく、紫外線ダメージや生活習慣の乱れなど複数の要因が重なって進行します。原因を正しく把握することが、効果的なケアへの第一歩です。

表情筋の衰えが頬をたるませる

顔には約30種類の表情筋があり、これらが皮膚を支えています。加齢とともに筋肉量が減少すると、頬を持ち上げる力が弱まり、皮膚が重力に負けてたるんでしまいます。

とくにデスクワークが多い方やマスク生活が長い方は、表情筋を動かす機会が少なく、筋力低下が加速しやすいでしょう。普段から意識的に表情を動かす習慣を持つことが大切です。

紫外線や乾燥がコラーゲンを壊す

肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンは、紫外線の影響で分解が進みます。真皮層でこれらの繊維が減少すると、肌の弾力が失われ、頬がたるみやすくなります。

頬のたるみを引き起こす主な原因

原因影響する部位対策の方向性
表情筋の衰え頬・口角・フェイスライン表情筋トレーニング
コラーゲン減少真皮層全体紫外線対策・保湿
皮下脂肪の下垂頬骨下・ほうれい線美容医療による引き上げ
骨の萎縮頬骨・顎骨ボリューム補充

生活習慣の乱れが肌の弾力を奪う

睡眠不足や偏った食事は、肌のターンオーバーを乱してコラーゲンの生成を妨げます。喫煙もまた血行不良を招き、肌への栄養供給を減らすため、たるみの進行に拍車をかけるでしょう。

さらに、長時間のスマートフォン操作でうつむき姿勢が続くと、重力によって頬の脂肪が前方に移動しやすくなります。日常の姿勢を整えることも、たるみ予防には欠かせません。

セルフマッサージで頬のたるみを引き上げる即効テクニック

正しい手順で行うセルフマッサージは、リンパの流れを促進してむくみを取り、頬を引き上げる効果が期待できます。力加減を守れば、自宅で手軽に取り組める方法です。

リンパの流れを促す基本のマッサージ手順

マッサージを始める前に、クリームやオイルで肌のすべりをよくしてください。摩擦が強いまま行うと、かえって肌にダメージを与えてしまいます。

まず耳の前から鎖骨に向かって、やさしく手のひらで流します。これでリンパの出口を開いてから、頬のマッサージに移ると効果的です。老廃物の排出が促され、顔全体がすっきりするでしょう。

頬骨まわりを重点的にほぐすテクニック

頬骨の下に指先をあて、小さな円を描くように下から上へほぐしていきます。頬骨に沿って耳の方向に流すイメージで、1か所につき5秒ほどかけて丁寧に行いましょう。

研究によると、2週間のセルフマッサージで頬の厚みが減少し、頬の頂点が上方に移動したという報告があります。毎日続けると変化を実感しやすいです。

マッサージを行う際に守りたい注意点

強い力で揉んだり引っ張ったりすると、肌の弾性繊維を傷つけてたるみを悪化させる恐れがあります。痛みを感じない程度のやさしい圧で行うのが鉄則です。

肌に炎症やニキビがある場合はマッサージを控えてください。また、マッサージ後は保湿をしっかり行い、紫外線対策も忘れないようにしましょう。

マッサージの注意点具体的な対処法
力を入れすぎる指の腹で軽く押す程度に抑える
乾いた肌で行うクリームやオイルを塗ってから開始
炎症がある部位症状が治まるまでマッサージを中止
長時間やりすぎる1回5分以内を目安にする

表情筋トレーニングでたるみ頬をリフトアップできる

表情筋トレーニングは、頬を支える筋肉を鍛えることで内側から引き上げる方法です。道具を使わず今日から始められるため、まず試してみましょう。

頬を膨らませるエクササイズで筋肉を鍛える

口を閉じた状態で頬を風船のように膨らませ、10秒間キープします。そのあと空気を左右交互に移動させる動きを5回繰り返しましょう。

この動作は頬筋と口輪筋を同時に鍛えられます。ある研究では、20週間の表情筋エクササイズにより、頬のふっくら感が増し、見た目年齢が若返ったと報告されています。

口角を引き上げるトレーニングが効果的

割りばしを横にくわえ、口角を上に引き上げて笑顔をつくるトレーニングは、大頬骨筋(だいきょうこつきん)に効きます。1回30秒を3セット行うのが目安です。

  • 頬を膨らませてキープする「バルーンエクササイズ」
  • 口角を引き上げる「スマイルトレーニング」
  • 舌を回して頬の内側を押す「ベロ回しエクササイズ」
  • 「あいうえお」を大きく口を開けて発声する運動

毎日5分から始める表情筋エクササイズの続け方

表情筋トレーニングは継続が重要です。朝の洗顔後やお風呂上がりなど、決まったタイミングに組み込むと習慣化しやすくなります。

いきなり多くの種類をこなそうとせず、2〜3種目を5分以内で行うところから始めましょう。無理のないペースで続けることが、頬のリフトアップへの近道です。

美容医療で頬のたるみを改善する代表的な施術とは

セルフケアだけでは対処しきれない頬のたるみには、美容医療が有効な選択肢になります。HIFU・高周波・スレッドリフトなど、頬の引き上げに適した施術にはそれぞれ特徴があります。

HIFU(ハイフ)で皮膚深層からリフトアップする

HIFU(高密度焦点式超音波)は、超音波エネルギーをSMAS筋膜(表在性筋腱膜系)に集中させ、熱による収縮と再生を促す施術です。メスを使わずに深い層へアプローチできる点が大きな特長でしょう。

システマティックレビューでは、HIFUにより顔の下半分や首の皮膚のゆるみが18〜30%改善したと報告されています。施術時間は30〜60分程度で、ダウンタイムがほとんどない点も支持されています。

高周波(RF)治療がコラーゲン生成を促す

高周波(ラジオ波)治療は、電磁波で真皮層を加熱し、コラーゲンの収縮と新たなコラーゲンの産生を促す施術です。肌表面を傷つけずに引き締め効果が得られます。

施術直後にコラーゲンが収縮することで即時的な引き締めを感じ、その後数週間から数か月かけて新しいコラーゲンが生成されるため、効果が持続しやすいという特長があります。

スレッドリフトで物理的に頬を引き上げる

スレッドリフトは、体内で吸収される医療用の糸を皮下に挿入し、たるんだ頬を物理的に引き上げる施術です。PDO(ポリジオキサノン)やPCL(ポリカプロラクトン)といった素材が使われます。

糸が吸収される過程でコラーゲンの産生も促されるため、引き上げ効果と肌質改善の両方が期待できます。ただし施術者の技術によって結果が左右されるため、経験豊富な医師を選ぶことが大切です。

施術名作用する層効果の持続目安
HIFU(ハイフ)SMAS筋膜約6か月〜1年
高周波(RF)真皮層約3〜6か月
スレッドリフト皮下組織約1〜2年

ヒアルロン酸注入で頬のボリュームを回復させてリフトアップ

加齢による頬のボリューム喪失は、たるみの大きな原因のひとつです。ヒアルロン酸注入で頬にボリュームを補うことで、フェイスラインの引き上げと若々しい輪郭の回復が期待できます。

ヒアルロン酸で頬のボリュームを補う仕組み

ヒアルロン酸は人体にもともと存在する成分で、水分を保持する能力に優れています。これを頬骨の上や頬のくぼみに注入することで、失われたボリュームを直接的に補います。

注入されたヒアルロン酸は周囲の組織に水分を引き込み、自然なふくらみをつくります。コラーゲンの生成を促す働きもあるため、肌のハリ改善にもつながるでしょう。

注入部位によってリフトアップ効果が変わる

頬骨の上に注入すると上方向へのリフトアップ効果が得られ、頬のくぼみに注入するとほうれい線の改善につながります。医師は患者の骨格や脂肪の減り方を見て注入部位を判断します。

注入部位期待できる効果
頬骨の上部頬全体のリフトアップ
頬のくぼみほうれい線の軽減
こめかみ上顔面のボリューム回復

ヒアルロン酸注入のダウンタイムと持続期間

ヒアルロン酸注入のダウンタイムは比較的短く、軽い腫れや内出血が数日で落ち着くのが一般的です。施術当日からメイクが可能なケースも多いため、日常生活への影響は少ないでしょう。

効果の持続期間は使用する製剤や注入量によって異なりますが、半年から1年半程度が目安です。定期的にメンテナンスを受けると、頬のリフトアップ効果を維持できます。

セルフケアと美容医療を組み合わせた頬のたるみ対策

マッサージや表情筋トレーニングといったセルフケアと美容医療を上手に組み合わせると、頬のたるみ改善効果を高められます。どちらか一方だけでなく、両方を取り入れると持続的なリフトアップにつながります。

マッサージと美容医療を併用するメリット

美容医療の施術で頬のたるみを引き上げたあと、セルフマッサージで血流やリンパの流れを維持すると、効果が長持ちしやすくなります。

施術の直後は肌が敏感なため、医師の指示に従ってからマッサージを再開してください。

年代別に選ぶたるみケアの組み合わせ方

20〜30代のうちは、表情筋トレーニングと紫外線対策を中心にしたセルフケアで十分な場合が多いといえます。たるみが目立ち始めたらHIFUや高周波などの軽い施術を組み合わせるとよいでしょう。

40代以降で頬の下垂が進んでいる場合は、スレッドリフトやヒアルロン酸注入による積極的なアプローチが適しています。医師と相談のうえ、自分の状態に合った組み合わせを選んでください。

頬のたるみ予防に毎日取り入れたいスキンケア習慣

保湿と紫外線対策は、たるみ予防の基本です。セラミドやヒアルロン酸配合の化粧水で肌の水分量を保ちながら、SPF30以上の日焼け止めを毎日使用しましょう。

夜のスキンケアではレチノール配合のクリームを取り入れると、コラーゲンの生成をサポートできます。食事面では、ビタミンCやたんぱく質を意識的に摂取すると肌の弾力維持に役立ちます。

ケア項目推奨される方法
保湿セラミド・ヒアルロン酸配合の化粧水
紫外線対策SPF30以上の日焼け止めを毎日塗布
栄養補給ビタミンC・たんぱく質の積極的な摂取
ナイトケアレチノール配合クリームの使用

頬のたるみ改善で失敗しないための注意点と対処法

セルフケアでも美容医療でも、正しい知識なく行うと逆効果になることがあります。よくある失敗パターンを事前に把握しておけば、安全かつ効果的にたるみ改善を進められます。

自己流マッサージで逆効果になるケース

  • 強すぎる圧で皮膚の弾性繊維を傷つけてしまう
  • 下向きにこする動作がたるみを助長する
  • オイルやクリームを使わず摩擦で肌荒れを起こす
  • 長時間の過度なマッサージで炎症を引き起こす

美容医療のカウンセリングで確認すべきこと

施術を受ける前には、使用する機器や製剤の種類、施術にともなうリスク、ダウンタイムの目安を医師に確認しましょう。自分の悩みや希望をしっかり伝えると、適切な施術プランを立ててもらえます。

複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較検討するのも賢い方法です。焦って即日施術を決めるのではなく、十分に納得してから治療に進んでください。

施術後のアフターケアを怠ると効果が半減する

美容医療を受けたあとのアフターケアは、効果を持続させるうえで極めて重要です。施術直後は肌が敏感な状態にあるため、強い刺激や紫外線を避ける生活を心がけてください。

医師から指示されたケア方法を守ることはもちろん、十分な睡眠とバランスのよい食事で体の内側から肌の回復を助けましょう。せっかくの施術効果を無駄にしないためにも、術後の過ごし方に気を配ることが大切です。

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よくある質問

頬のたるみを引き上げるセルフマッサージはどのくらいの期間で効果を実感できますか?

頬のたるみに対するセルフマッサージは、2〜4週間ほど毎日続けると変化を感じ始める方が多いです。ただし個人差があり、肌の状態や年齢によっても異なります。

即座にむくみが取れてすっきりする効果は1回の施術でも感じやすいですが、筋膜や脂肪の位置が変わるような変化には継続が欠かせません。焦らず毎日取り組むことが大切です。

頬のたるみ改善を目的としたHIFU(ハイフ)施術に痛みはありますか?

HIFU施術中は、超音波が筋膜に到達する際にチクチクとした刺激や熱感を感じることがあります。痛みの程度には個人差がありますが、耐えられないほどの痛みではないとおっしゃる方がほとんどです。

施術者が出力を調整しながら進めるため、痛みが強い場合はその場で伝えてください。クリニックによっては、麻酔クリームや笑気麻酔を併用できる場合もあります。

頬のたるみに対するスレッドリフトの効果はどのくらい持続しますか?

スレッドリフトの効果は、使用する糸の種類や本数、施術部位によって異なりますが、おおむね1〜2年程度が目安です。糸が体内で吸収されたあとも、コラーゲンの増生効果はしばらく持続します。

効果をより長く維持したい場合は、定期的なメンテナンス施術を受けることや、日常的なセルフケアを併用することをおすすめします。医師と相談のうえ、ご自身に合ったスケジュールを立ててください。

頬のたるみを引き上げる表情筋トレーニングに副作用やリスクはありますか?

表情筋トレーニングは基本的に安全なセルフケア方法ですが、過度にやりすぎると筋肉疲労を引き起こしたり、同じ動きを繰り返すことでシワが深くなったりする可能性があります。

1日5〜10分程度を目安に行い、痛みや違和感を覚えたら無理せず中断してください。正しいフォームで行うことがリスクの回避につながります。

頬のたるみ対策としてヒアルロン酸注入とHIFUはどちらを先に受けるべきですか?

一般的には、先にHIFUで皮膚のたるみを引き締めてから、ヒアルロン酸でボリュームを補うという順序が多く採用されています。引き締めてから足りない部分を補うほうが、全体のバランスを整えやすいためです。

ただし、たるみの程度やお悩みのポイントによって順序は変わります。カウンセリングで医師に自分の希望を伝え、個別の状態に合った治療計画を立ててもらうのが望ましいでしょう。

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この記事を書いた人

Dr.寺井美佐栄のアバター Dr.寺井美佐栄 ミサクリニック 六本木本院 院長

日本抗加齢医学会認定専門医。日本美容皮膚科学会、日本レーザー医学会、日本産業衛生学会専門医。
複数の大手美容皮膚科で10年以上の院長経験を経て、2022年9月にMiSA Clinic(ミサクリニック)を開業。YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。皆様と共に、MiSA Clinicスタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

資格
アラガン社ボトックスビスタ認定医
アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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