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ピーリングの頻度はどれくらい?やりすぎのサインと適切な間隔を美容皮膚科医が解説

ドクター美佐栄

ピーリングの適切な頻度は、使用する薬剤や製品、肌状態、治療目的によって異なります。「脂性肌なら週1回」「敏感肌なら月1回」のように肌タイプだけで一律に決めるものではありません。
美容皮膚科で行うピーリングについては、ミサクリニックではサリチル酸ピーリングを2〜4週間おき、マッサージピールは2週間ごとを一つの目安として案内しています。一方、自宅用ピーリングは製品ごとに濃度や使用方法が異なるため、メーカーが定めた使用頻度を守ることが基本です。
ピーリングは回数を増やすほど効果が高まる治療ではありません。赤み、乾燥、ヒリつきなどが出ているときは、予定より間隔を空ける判断も必要です。

目次

ピーリングの頻度は「何週間に1回」と一律には決められない

ピーリングは、薬剤などを用いて不要な角質を整えることで、ざらつきや毛穴詰まり、くすみなどの改善を目指す治療です。

ただし、「ピーリング」という名称でも作用の強さや目的は同じではありません。

美容皮膚科で使用する薬剤と市販の角質ケア製品では成分や濃度、肌への作用が異なります。また、同じ製品でも、乾燥している日と皮脂が多い日では肌の反応が変わることがあります。

そのため、適切な頻度を考えるときは、

「何肌か」だけではなく、
「何を使うのか」
「何のために行うのか」
「今の肌に炎症や乾燥がないか」

を見ることが重要です。

ピーリングの頻度を決める4つの要素

美容皮膚科のピーリングはどれくらいの頻度?

ミサクリニックでは、サリチル酸ピーリング、マッサージピール、リバースピールを取り扱っています。

それぞれ作用や目的が異なるため、施術間隔も同じではありません。

サリチル酸ピーリング|2〜4週間おきが目安

サリチル酸ピーリングは、サリチル酸をマクロゴールに溶かした薬剤を使用し、古い角質や毛穴詰まりを整える治療です。

ミサクリニックでは、2〜4週間おきの継続を一つの目安としています。毛穴詰まりや白ニキビ、ざらつきなどが気になる場合に検討します。

サリチル酸ピーリングの詳細を見る

マッサージピール|2週間ごとが目安

マッサージピールはPRX-T33を使用し、ハリやツヤ、小ジワなどへのアプローチを目的とした治療です。

ミサクリニックでは、2週間ごとに5回程度を治療例として案内しています。サリチル酸ピーリングとは治療目的が異なるため、単純に「どちらが強いか」で比較するものではありません。

リバースピール|肌状態や目的に合わせて判断

リバースピールは、PRX-T33に加えて複数の薬剤を段階的に使用し、肝斑や色素沈着などを対象とする治療です。治療間隔は肌状態や治療計画によって判断します。

ピーリングの種類そのものを比較したい方は、ピーリングの種類の違い|肌悩み別に選び方を紹介をご覧ください。

ミサクリニックのピーリングと施術間隔

自宅用ピーリングは週何回?

自宅用ピーリングについては、「週1回なら安全」「脂性肌なら週2回」という一律の基準はありません。

市販品には、洗い流すタイプ、拭き取りタイプ、AHAやBHAを含む美容液などさまざまな製品があり、濃度や使用方法も異なります。

まずは製品の説明書に記載された頻度を守り、複数の角質ケアを同日に重ねないことが重要です。

例えば、ピーリング剤を使用した日にスクラブ洗顔や高濃度の酸を追加すると、角質への刺激が重なる場合があります。

また、肌が乾燥している、日焼け後で赤みがある、皮むけしているといった場合には、「いつもの曜日だから」と無理に行わず休む判断も必要です。

ピーリングのやりすぎで起こりやすいサイン

ピーリングを頻繁に行いすぎると、必要な角質まで過剰に取り除き、肌のバリア機能に影響する可能性があります。

代表的なのは、これまで使えていた化粧品がしみる、洗顔後につっぱる、赤みや乾燥が続く、皮むけやヒリつきが出るといった変化です。

「皮がむけるほど効いている」「刺激が強いほど効果がある」とは限りません。

肌状態が悪化しているときにさらにピーリングを重ねるのではなく、一度休止し、保湿を中心としたシンプルなケアへ戻すことが重要です。

ピーリングを休みたい4つのサイン

ピーリングを控えたほうがよいタイミング

強い日焼け直後、傷や強い赤みがあるとき、皮膚炎などが悪化しているときは、ピーリングを急いで行う必要はありません。

また、レーザーや光治療など別の美容施術の前後は、施術内容によってピーリングを避ける期間が異なります。自己判断で同日に複数の施術を重ねず、治療を受けるクリニックへ確認してください。

ミサクリニックの施術ページでも、ピーリング後には赤み、乾燥、腫れ、皮むけ、かぶれ、色素沈着などが生じる可能性があり、施術直後は摩擦を避け、十分な保湿と紫外線対策を行うよう案内しています。

ピーリング後は保湿と紫外線対策を優先する

ピーリング後は、肌が普段より乾燥しやすく、刺激を感じやすくなる場合があります。

施術後に「さらに美容成分を入れた方がよい」と考えて、刺激のあるスキンケアを追加する必要はありません。

まずは普段から肌に合っている保湿剤を使用し、こすらずにケアします。日中は日焼け止めを使用し、紫外線を浴びる時間が長い場合は帽子や日傘なども併用します。

ミサクリニック監修のDo skinでは、日常の保湿ケアに使用する「リバースセラム」と、紫外線対策用の「ピュア UV ディフェンスミルク」を展開しています。

Do skin公式ページを見る

施術直後に使用できる化粧品は肌状態や施術内容によって異なるため、医師の指示を優先してください。

ミサクリニックではこう考えます|予定ではなく「今の肌」を見る

ピーリングでは、「2週間たったから必ず施術する」「週1回と決めたから自宅ケアをする」と、カレンダーだけで判断しないことが大切です。

院長寺井美佐栄が治療で重視しているのは、施術回数を増やすことではなく、今の肌に何が必要なのかを確認することです。

毛穴詰まりやざらつきが原因なら角質を整える。ハリやツヤが目的なら、それに合うピーリングを選ぶ。赤みや乾燥が出ていれば、一度休む。

ピーリングは万能な治療ではありません。毛穴の開きやニキビ跡の凹みなど、角質以外が原因の悩みに対して回数だけを増やしても、十分な改善につながらないことがあります。

毛穴詰まりへのピーリングの適応については、毛穴詰まりにピーリングは効果ある?で詳しく解説しています。

次のピーリングを受けるか判断するフロー

ピーリングの頻度に関するよくある質問

ピーリングは毎日してもよいですか?

製品によりますが、自己判断で毎日行うのはおすすめできません。自宅用製品は必ず説明書の使用頻度を確認し、美容皮膚科のピーリングは医師が設定した施術間隔を守ってください。

サリチル酸ピーリングは何週間おきですか?

ミサクリニックでは2〜4週間おきを一つの目安としています。肌状態によって間隔を調整する場合があります。

ピーリングをやりすぎたらどうすればよいですか?

一度ピーリングや刺激の強い角質ケアを休み、摩擦を避けて保湿を行います。赤みや痛み、皮むけなどが強い場合や症状が続く場合は皮膚科へ相談してください。

敏感肌はピーリングできませんか?

必ずできないわけではありませんが、肌状態や使用する薬剤によって適応が異なります。

詳しくは敏感肌でもピーリングできる?種類・選び方・注意点をご覧ください。

効果を感じない場合は頻度を増やせばよいですか?

頻度を増やす前に、悩みの原因がピーリングの適応か確認することが重要です。特にたるみ毛穴やニキビ跡の凹みなどは、別の治療が必要な場合があります。

まとめ|ピーリングは「頻度を守る」より「肌を見て調整する」

ピーリングの適切な頻度は、一律ではありません。

美容皮膚科では使用する薬剤や目的に合わせて施術間隔を設定し、自宅ケアでは製品の使用方法を守ることが基本です。

ミサクリニックでは、サリチル酸ピーリングは2〜4週間おき、マッサージピールは2週間ごとを一つの目安としていますが、実際の治療間隔は肌状態を確認しながら調整します。

「前回から何日たったか」だけではなく、乾燥や赤みがないか、今の悩みにそのピーリングが必要なのかを確認することが、やりすぎを防ぐポイントです。

ピーリングの施術詳細を見る

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この記事を書いた人

寺井 美佐栄

ミサクリニック 六本木本院 院長

寺井 美佐栄 医師

10年にも及ぶ、複数の大手美容皮膚科での院長経験を経て、満を辞して2022年9月に独立開業いたしました。
YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。
皆様と共に、MiSA Clinic六本木本院スタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

  

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