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美容医療未経験から半年で院長に!大抜擢の理由は?

目次

美容医療未経験からのスタートと東京への強い想い

医師国家試験に合格後、九州での生活に強いストレスを感じていたことから、「必ず東京に戻る」という強い意志を持って研修期間を過ごしました。

ちょうどそのタイミングで、医師の研修制度が大きく変わり、いわゆる「スーパーローテーション制度」が導入されました。この制度により、内科・外科・産婦人科・小児科など複数の診療科を3ヶ月ごとに回り、2年間で幅広く経験を積む仕組みとなりました。

さらに、病院選びも「マッチング制度」によって自分で選択できるようになり、東京での研修のチャンスが広がりました。しかし、その分競争も激しくなり、見学や試験、面接などを経て選ばれる必要がありました。

その結果、無事に東京の病院で研修を行うことができました。

医師としての義務と企業勤務での経験

大学の方針により、研修後は一定期間決められた進路に従う必要がありました。具体的には、企業内で従業員の健康管理を担う産業医として7年間勤務することになります。

この期間は、健康診断後のフォローや生活指導だけでなく、メンタルヘルスの対応が中心となりました。

この経験は、美容医療においても非常に役立っています。美容の悩みを抱える患者さまの中には、自己評価が低下していたり、不安を抱えていたりする方も少なくありません。そうした方に対して、適切に寄り添いながら現実的な視点を提供できるようになったのは、この時期の経験があってこそです。

30代から美容皮膚科へ転身

義務期間を終えた時点で30代半ばとなり、ここで初めて美容皮膚科の道へ進む決断をしました。

もともと「綺麗なものが好き」「皮膚に興味がある」という気持ちはありましたが、30代からの転職は決して簡単ではありませんでした。採用側から見ると、20代の医師に比べてハードルが高いため、就職活動は非常に困難を極めました。

その中で、長年美容医療をしっかり行っているクリニックに採用され、キャリアをスタートさせることができました。

多様な学びと独自のスタイルの確立

美容医療の現場では、先輩医師の施術を観察しながら学ぶことを徹底しました。

一人の医師のやり方を鵜呑みにするのではなく、複数の医師の技術や考え方を比較しながら、自分にとって最適な方法を模索しました。医師それぞれに癖やこだわりがあり、それを知ることが技術の幅を広げる重要な要素となります。

また、患者さまとのコミュニケーション力も評価され、入職からわずか数ヶ月で指名患者がつくようになりました。美容医療は結果が目に見えやすく、患者さまの表情が明るくなることに大きなやりがいを感じるようになりました。

入職半年で院長に抜擢された理由

入職からわずか半年後、院長への就任を打診されるという大きな転機が訪れました。

経験の浅さや周囲の先輩医師の存在を考えると驚くべき出来事でしたが、結果を評価されたこと、そしてチャンスは逃すべきではないと判断し、その役割を引き受ける決断をしました。

この抜擢の背景には、以下のような要素が考えられます。

・患者満足度の高さ
・コミュニケーション能力
・柔軟な学習姿勢
・多角的な視点での診療

ただし、院長としての業務は決して容易ではなく、強いストレスの中で帯状疱疹を発症するなど、身体的にも大きな負担を経験しました。

美容部門の立ち上げとキャリアの拡大

その後、新たなクリニックで美容部門の立ち上げを任されることになります。

もともとアートメイク中心だった施設に、美容医療を導入するという挑戦であり、大きなやりがいを感じながら取り組みました。

自力での開業と資金調達の苦労

美容クリニックの開業においては、家族の支援を受けるケースも多い中、自身の資金と実績のみで開業準備を進めました。

銀行との融資面談では、堅実な貯蓄や経済観念を高く評価される一方で、「家族背景による信用」が影響する現実も実感しました。

それでも、自分の力で積み上げてきた努力が認められたことは、大きな自信と感動につながりました。

美容医療との出会いと適性

美容医療の道に進んだきっかけは、強い野心ではなく、「好き」という感覚でした。

整えることが好きで、少しの変化で印象が良くなることに魅力を感じる。その感覚が美容医療と非常に相性が良く、結果的にこの分野でのキャリアを築くことになりました。

開業を目標にしていたわけではなく、目の前の課題に向き合い続けた結果、現在の立場に至っています。

六本木での開業と現在の想い

現在は六本木でクリニックを開業し、多くの患者さまと向き合っています。

過去の同級生からも驚かれるようなキャリアですが、自分自身としては「導かれてここにいる」という感覚が強くあります。

美容医療の現場では、他院でのトラブルや不満を抱えた患者さまも多く来院されます。そうした方々に対して、適切な提案やサポートができることに大きなやりがいと使命感を感じています。

まとめ

美容医療未経験から半年で院長に抜擢された背景には、単なる技術力だけではなく、これまでの人生経験や姿勢が大きく関係しています。

遠回りに見えるキャリアも、すべてが現在の診療に活かされています。
患者さま一人ひとりに向き合い、最適な提案を行うことこそが、美容医療において最も重要な価値です。

これからも、多くの方の悩みに寄り添いながら、長く信頼される医療を提供していくことが求められています。

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