切らない眼瞼下垂で失敗することはある?原因・リスク・対処法を解説
「切らない眼瞼下垂は失敗することがある?」「治療後に後悔したくない」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
切らない眼瞼下垂は、切開を伴わずに目元の印象改善を目指せる治療として注目されています。しかし、症状や治療法によっては期待した効果が得られなかったり、左右差などが気になったりするケースもあります。
この記事では、切らない眼瞼下垂で起こり得る失敗例や原因、後悔しないためのポイントについて詳しく解説します。
1.眼瞼下垂とは?
眼瞼下垂とは、まぶたが下がることで目が開きにくくなった状態を指します。加齢による変化だけでなく、コンタクトレンズの長期使用や筋肉の機能低下などが関係することもあります。
症状が進行すると見た目だけでなく、日常生活にも影響を及ぼすことがあります。
関連記事:切らない眼瞼下垂は戻る?ダウンタイム・保険適用との違いと「切らずにまぶたを上げる最新アプローチ」を解説(7-1)

切らない治療が選ばれる理由
眼瞼下垂治療というと手術をイメージする方も多いですが、近年は切らない治療を選択する方も増えています。
その理由として、傷跡への不安が少ないことや、比較的ダウンタイムを抑えやすいことが挙げられます。
また、加齢によるたるみや骨格変化が原因の場合は、切開を行わずに改善が期待できるケースもあります。
2.切らない眼瞼下垂とは?
切らない眼瞼下垂とは、メスを使わずに目元の開きづらさや重たい印象の改善を目指す治療です。一般的には糸を用いるタッキング法のほか、たるみやボリュームロスにアプローチする美容治療も含めて「切らない眼瞼下垂」と呼ばれることがあります。
ただし、症状や原因によって適した治療法は異なるため、事前の診断が重要です。
切らない眼瞼下垂の仕組み
切らない眼瞼下垂治療は、糸によってまぶたの開きをサポートしたり、たるみやボリュームロスを改善したりすることで目元の印象改善を目指します。
切開を伴わないため、傷跡への不安を抑えながら治療を受けられることが特徴です。一方で、症状によっては十分な改善が得られないケースもあります。
切開法との違い
切開法は、まぶたを持ち上げる筋肉や組織へ直接アプローチする治療です。それに対し、切らない眼瞼下垂は比較的ダウンタイムを抑えながら改善を目指せる反面、適応範囲や持続期間に違いがあります。
重度の眼瞼下垂では、切開手術が適している場合もあります。
適応となるケース
切らない眼瞼下垂は、軽度から中等度の症状や、加齢によるたるみが原因で目元が重く見えている方に適している場合があります。また、「手術には抵抗がある」「まずはダウンタイムの少ない方法から試したい」という方にも選ばれています。
ただし、症状の原因を正しく見極めなければ満足のいく結果につながらないこともあるため、適応判断が重要です。
3.一般的な切らない眼瞼下垂施術(タッキング法)の失敗例・後悔しやすいケース
切らない眼瞼下垂は手軽な印象を持たれやすい治療ですが、適応や治療方法によっては満足できない結果につながることがあります。
ここでは、実際によく相談される失敗例や後悔しやすいケースをご紹介します。
効果が物足りない
治療後に「思ったより変化が少ない」と感じるケースがあります。
特に、まぶたそのものではなく、たるみや骨格変化が原因となっている場合は、糸だけでは十分な改善が得られないこともあります。原因に合った治療法を選ぶことが重要です。
後戻り・再発した
切らない眼瞼下垂は、切開手術と比較すると後戻りが起こる可能性があります。時間の経過や加齢変化によって、再びまぶたの重さが気になるようになるケースもあります。そのため、治療前に持続期間や限界について理解しておくことが大切です。
左右差が気になる
もともとの骨格や筋肉の動きには左右差があるため、施術後に左右差が気になる場合があります。施術直後の腫れによる一時的な左右差もあるため、完成までの経過を見守ることも重要です。
二重幅が広すぎて不自然になった
目の開きを優先しすぎると、二重幅が広く見えたり、不自然な印象になったりすることがあります。
特に「目を大きくしたい」という希望だけで治療を進めると、顔全体のバランスが崩れる場合もあります。自然な仕上がりを重視したデザインが重要です。
びっくり目・三角目になった
まぶたが過度に持ち上がることで、常に驚いたような目元になってしまうケースがあります。また、目の形が三角形のように見え、不自然な印象につながることもあります。
こうしたトラブルを防ぐためには、目元だけでなく顔全体のバランスを考慮した治療計画が欠かせません。
腫れや内出血が長引いた
施術後の腫れや内出血は一般的なダウンタイム症状ですが、体質や施術内容によっては長引くことがあります。大切な予定がある場合は、余裕を持ったスケジュールで施術を受けることがおすすめです。
また、異常な腫れや強い痛みが続く場合は早めに医師へ相談しましょう。
4.眼瞼下垂治療で後悔しないためのポイント5つ
切らない眼瞼下垂治療で満足度の高い結果を得るためには、施術を受ける前の情報収集が重要です。「思っていた仕上がりと違った」「もっと調べておけばよかった」と後悔しないために、事前に確認しておきたいポイントをご紹介します。
リスクや限界を理解しておく
切らない眼瞼下垂はメリットの多い治療ですが、すべての症状を改善できるわけではありません。
また、治療方法によっては後戻りの可能性や、効果に限界があることも理解しておく必要があります。メリットだけでなくリスクも把握したうえで治療を選択することが大切です。
症例写真を確認する
クリニック選びの際は、症例写真を確認することをおすすめします。特に、自分と似た症状の症例や、自然な仕上がりの症例があるかをチェックすると参考になります。
施術直後だけでなく、数か月後の経過写真があればより安心です。

形成外科・眼瞼治療経験が豊富な医師を選ぶ
目元は顔の印象を大きく左右する繊細な部位です。そのため、眼瞼治療の経験が豊富な医師を選ぶことが重要になります。
症状の原因を正しく診断し、適切な治療法を提案できるかどうかも確認したいポイントです。
保険診療と自由診療の違いを理解する
眼瞼下垂には保険適用となる手術と、美容目的の自由診療があります。保険診療は機能改善を目的とする一方で、自由診療では見た目の改善やデザイン性も考慮した治療が可能です。
それぞれの特徴を理解したうえで、自分の目的に合った治療を選びましょう。
術後の過ごし方にも注意する
施術後の過ごし方によっては、腫れや内出血が長引くことがあります。飲酒や激しい運動を控えるなど、医師から説明された注意事項を守ることも大切です。
施術だけでなく、術後のケアまで含めて治療と考えることで、より良い結果につながります。
5.ミサクリでできる切らない眼瞼下垂とメリット
ミサクリニックでは、一般的なタッキング法とは異なり、まぶただけでなくお顔全体のたるみや骨格変化まで考慮した治療をご提案しています。
目元が重く見える原因は一つではありません。加齢によるたるみやボリュームロスが関係している場合は、それらへアプローチすることで自然な目元改善が期待できます。
【低頻度でもOK】アッティバ
アッティバは、高周波エネルギーによって皮膚や皮下組織の引き締めを目指す治療です。
たるみの原因となる組織へアプローチし、目元やお顔全体のリフトアップ効果が期待できます。比較的長期的な変化を目指せるため、頻繁な施術が難しい方にも選ばれています。

【土台から引き上げ】ハイフ
ハイフは超音波エネルギーを用いて、皮膚の深い層へ熱を届ける治療です。まぶた周辺や額、こめかみなどのたるみにアプローチすることで、目元の重たい印象の改善を目指します。
切開を伴わず、比較的ダウンタイムを抑えながら治療できることが特徴です。

【縮小してしまった骨を補填】ヒアルロン酸
加齢とともに骨格は少しずつ変化し、お顔の支えが減少していきます。ヒアルロン酸を適切な部位へ注入することで、失われたボリュームを補い、目元や眉周囲を自然に支えることが可能です。単純にまぶたを引き上げるのではなく、お顔全体のバランスを整えながら改善を目指しま
す。

【目元のハリ感アップ】サーマニードル
年齢とともに緩んでしまったまぶたの引き締めには、極細針と高周波(RF)を組み合わせた「サーマニードル」が効果的です。
当院では、コラーゲンの生成を促す次世代型PLLA製剤「ミラクルL」を併用し、内側から押し上げるようなボリューム感をプラスします。 または、細胞レベルで肌の再生をサポートする「エクソソーム」を導入することで、傷ついた組織の修復を早め、より若々しく澄んだ目元へと導きます。
6.失敗・修正が必要になった場合の対処法
万が一、施術後に仕上がりが気になった場合でも、すぐに失敗と判断する必要はありません。
ダウンタイム中の症状であることも多いため、まずは医師の指示に従いながら経過を確認することが大切です。
経過観察で改善するケース
施術直後は腫れやむくみによって左右差が強く見えたり、違和感を覚えたりすることがあります。しかし、多くの場合は時間の経過とともに落ち着いていきます。
完成前に自己判断せず、まずは経過観察を行いましょう。
別の治療を併用
仕上がりが物足りない場合や、原因が複数ある場合には、別の治療を組み合わせることで改善が期待できるケースがあります。たとえば、たるみ治療やヒアルロン酸注入などを追加することで、より自然な変化が得られることもあります。
修正手術を検討するケース(ミサクリでは対応不可)
症状が重度の場合や、切らない治療だけでは改善が難しい場合には、修正手術が必要になることがあります。ただし、修正の必要性は症状によって異なるため、慎重な判断が求められます。
修正は術後数か月経過をみて判断することもある
施術直後は完成形ではありません。腫れや組織の回復を考慮し、数か月程度経過を見てから修正の必要性を判断するケースもあります。
焦って追加治療を行う前に、医師へ相談することが大切です。
他院修正に対応しているクリニックを選ぶ
万が一の修正を考えた場合、修正治療の経験が豊富なクリニックへ相談することも選択肢の一つです。
初回治療だけでなく、アフターフォローや修正対応についても事前に確認しておくと安心でしょう。
関連記事:【他院修正外来】美容治療で「失敗されたかも」と感じても諦めないで
7.切らない眼瞼下垂のよくある質問
切らない眼瞼下垂は元に戻せますか?
治療方法によって異なります。
ヒアルロン酸の場合は溶解剤による調整が可能なケースがありますが、すべての治療が簡単に元の状態へ戻せるわけではありません。
仕上がりに不安がある場合は、施術前のカウンセリングで十分に相談しておくことが大切です。
左右差は改善できますか?
左右差の原因によって対応方法は異なります。ダウンタイム中の腫れが原因であれば、経過とともに改善することがあります。一方で、もともとの骨格や筋肉の左右差が影響している場合は、追加治療による調整を検討することもあります。
まずは担当医による診察を受けることが重要です。
保険適用になることはありますか?
美容目的で行う切らない眼瞼下垂治療は、基本的に自由診療となります。一方で、視野障害など日常生活へ支障が出ている眼瞼下垂については、保険適用で手術が行われる場合があります。
保険診療と自由診療では目的や治療内容が異なるため、自分の希望に合った方法を選ぶことが大切です。
8.まとめ
切らない眼瞼下垂は、メスを使わずに目元の重たい印象や開きづらさの改善を目指せる治療です。
一方で、症状や原因によっては効果が十分に得られなかったり、後戻りや左右差などが気になったりするケースもあります。そのため、「切らないから失敗しない」のではなく、自分に合った治療を選ぶことが重要です。
また、目元の印象はまぶただけで決まるものではありません。加齢によるたるみや骨格の変化、お顔全体のバランスが関係していることも少なくありません。
ミサクリニックでは、まぶただけを診るのではなく、お顔全体の構造やエイジング変化を考慮しながら、一人ひとりに適した切らない眼瞼下垂治療をご提案しています。
「手術は避けたいけれど目元を若々しく見せたい」「自分に合う治療法を知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人

略歴
- 2004年産業医科大学医学部卒業
- 2004年労働者健康福祉機構 東京労災病院
- 2006年東京女子医科大学付属女性生涯健康センター
- 2013年都内美容クリニック
- 2014年上記クリニック院長就任
- 2019年都内美容クリニック院長
- 2022年MiSA Clinic六本木本院開設
所属学会
- 日本抗加齢医学会認定専門医
- 日本美容皮膚科学会
- 日本レーザー医学会
- 日本産業衛生学会専門医
資格
- アラガン社ボトックスビスタ認定医
- アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

略歴
- 2004年産業医科大学医学部卒業
- 2004年労働者健康福祉機構 東京労災病院
- 2006年東京女子医科大学付属女性生涯健康センター
- 2013年都内美容クリニック
- 2014年上記クリニック院長就任
- 2019年都内美容クリニック院長
- 2022年MiSA Clinic六本木本院開設
所属学会
- 日本抗加齢医学会認定専門医
- 日本美容皮膚科学会
- 日本レーザー医学会
- 日本産業衛生学会専門医
資格
- アラガン社ボトックスビスタ認定医
- アラガン社ヒアルロン酸注入認定医
