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スネコスとリジュランの違いを徹底比較!特徴・効果・選び方について

ドクター美佐栄

スネコスとリジュランは、どちらも肌質改善を目的とした注入治療ですが、主成分と得意な悩みが異なります。スネコスは非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を配合し、目元などの細かな小じわ、ハリ不足、乾燥が気になる場合に検討されます。リジュランはサーモン由来のPNを主成分とし、毛穴、ニキビ跡、傷跡、刻まれた小じわなどの改善を目指す治療です。どちらが適しているかは、肌の薄さ、凹凸、注入部位、悩みの原因によって異なるため、製剤名だけで選ばず、診察で注入方法まで含めて判断することが大切です。

スネコスとリジュランは、どちらも肌へ製剤を注入し、ハリ・弾力や小じわなどの肌質改善を目指す治療ですが、主成分と得意とする悩みが異なります。スネコスは非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を配合した製剤で、乾燥・ハリ不足・細かな小じわを自然に整えたい場合に検討されます。リジュランの主成分はサーモン由来のPN(ポリヌクレオチド)で、刻まれた小じわ、毛穴、ニキビ跡、傷跡などの肌質改善に用いられます。どちらが優れているかではなく、肌の薄さ、凹凸、乾燥、注入部位などを診断し、目的に合う製剤と注入方法を選ぶことが重要です。

スネコスとリジュランは、いずれもヒアルロン酸注入のように大きくボリュームを足すことを主目的とする治療ではありません。肌そのものの質感を自然に整えたい方に選ばれることが多い、いわゆる「肌育注射」の一種です。

ただし、「スネコスは構造、リジュランは再生」と単純に分けるだけでは、適切な治療選びはできません。製剤の種類、注入する深さや量、治療部位によっても仕上がりが変わります。

この記事では、スネコスとリジュランの成分、効果、適した部位、治療回数、ダウンタイム、料金の違いを比較します。

目次

1.スネコスとリジュランの違いとは?

結論|ハリ・小じわを自然に整えるならスネコス、凹凸や刻まれた小じわにはリジュランを検討します

スネコスとリジュランの主な違いは、配合されている成分と、ミサクリニックで使用する目的です。

比較項目スネコスリジュラン
主成分非架橋ヒアルロン酸+6種類のアミノ酸サーモン由来のPN
主な目的ハリ・弾力・乾燥・細かな小じわ刻まれた小じわ・毛穴・ニキビ跡・傷跡
仕上がりボリュームを強調しにくく自然肌の凹凸や質感を少しずつ整える
向いている部位目元、口元、額、首など目元、頬、毛穴、ニキビ跡、傷跡など
注入後の見た目腫れ・針跡・内出血が出ることがある細かな膨らみや凹凸が一時的に出やすい

ミサクリニックではスネコスを、目元など皮膚が薄い部位の小じわやハリ不足に使用しています。一方、リジュランは「リジュランS」を採用し、毛穴、ニキビ跡、クレーター、傷跡、刻まれた小じわなどに使用しています。

スネコスとリジュランの比較

2.成分から見るスネコスとリジュランの違い

スネコスは非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を配合

スネコスは、低分子の非架橋ヒアルロン酸と、グリシン、プロリン、リジン、バリン、アラニン、ロイシンの6種類のアミノ酸を組み合わせた製剤です。

架橋ヒアルロン酸のように形をつくってボリュームを補うのではなく、肌へ広がりやすい製剤を注入し、線維芽細胞や細胞外マトリックスに関わる環境を整えることを目的としています。製造元は、ヒアルロン酸とアミノ酸の組み合わせによってコラーゲン・エラスチンに関連する働きを支える製剤として案内しています。

スネコスは、注入によって大きく形を変える治療ではありません。目元や口元など、ヒアルロン酸で不自然な膨らみを出したくない部位の細かな小じわやハリ不足に使用されます。

リジュランの主成分はPN

リジュランの主成分は、サーモン由来のDNAから精製したPN(ポリヌクレオチド)です。

PNとPDRNは関連する成分ですが、同じものとして表記するのは正確ではありません。リジュランの主成分はPNです。リジュランの製品ラインには、顔全体向けの製剤、目元向け、傷跡や凹みに向けた製剤などがあり、ミサクリニックではリジュランSを採用しています。

リジュランSは、S=Scar(傷跡)を意味し、ニキビ跡や傷跡、毛穴、肌の凹凸、刻まれた小じわなどへの使用を検討します。

3.効果の違い|どのような人に向いている?

スネコスが向いている方

スネコスは、次のような悩みがある方に検討されます。

  • 目の下の細かな小じわが気になる
  • 皮膚が薄く、ハリが低下している
  • 口元や額の細かな線が気になる
  • 首の横じわや肌の薄さが気になる
  • 不自然なボリュームを出さずに整えたい
  • 乾燥や弾力低下を自然に改善したい

スネコスは、眼窩脂肪そのものを減らしたり、深い凹みへ大きなボリュームを補ったりする治療ではありません。目の下のクマが脂肪の膨らみや骨格、強い凹みによる場合は、別の治療が必要になることがあります。

関連記事:スネコスでクマ改善はできる?注射の効果を解説

関連記事:スネコスの効果・回数・持続期間について

リジュランが向いている方

リジュランは、次のような悩みがある方に検討されます。

  • ニキビ跡や傷跡の凹凸が気になる
  • 毛穴が目立つ
  • 刻まれた小じわを整えたい
  • 頬や目元の肌質を改善したい
  • 肌のざらつきや弾力低下が気になる
  • ヒアルロン酸で膨らませずに質感を整えたい

ポリヌクレオチド注入については、肌の弾力、しわ、質感などに関する臨床研究が報告されています。ただし、研究ごとに製剤や注入方法、対象者が異なり、すべての肌悩みへの効果が確立しているわけではありません。

関連記事:発売から10年経っても使用されるリジュランとは?

関連記事:リジュランSの特徴・毛穴・ニキビ跡への効果

赤みや敏感肌だけを理由にリジュランを選ばない

「敏感肌だからリジュラン」「赤みがあるからリジュラン」と一律に選ぶことはできません。

赤みの原因が皮膚炎、酒さ、アレルギー、感染などの場合は、注入治療よりも皮膚科での診断や治療を優先します。アトピー性皮膚炎や炎症がある状態でも安全に受けられると断定することはできません。

また、リジュランは魚由来の成分を含むため、魚やサーモンに対するアレルギーがある方は、必ず事前に医師へ申告してください。

4.部位別|スネコスとリジュランの選び方

目の下の小じわ・薄い皮膚

目の下に細かな小じわやハリ不足があり、自然に皮膚の質感を整えたい場合は、スネコスを検討します。

一方、すでに刻まれた小じわや、肌の凹凸・傷跡に近い変化がある場合は、リジュランSを選ぶことがあります。
ただし、目の下の悩みは、脂肪の膨らみ、皮膚のたるみ、凹み、血管の透け、色素沈着など複数の原因が重なるため、注射だけでは改善しない場合があります。

関連記事:肌育・再生医療注射による目元治療

毛穴・ニキビ跡・傷跡

毛穴やニキビ跡の凹凸、傷跡には、リジュランが効果的です。

凹みが深い場合は、リジュランだけでなく、サブシジョン、サーマニードル、フラクショナル治療などを組み合わせることがあります。注射の回数を増やすより、凹みの深さと原因に合う治療を選ぶことが重要です。

関連施術:毛穴・ニキビ跡・傷跡のお悩み

額・口元・首

額や口元、首の細かな小じわやハリ不足には、スネコスが適する場合があります。

すでに深く刻まれたしわの場合は、ボトックス、ヒアルロン酸、リジュラン、機器治療などを組み合わせた方がよいケースもあります。

ほうれい線・フェイスライン

ほうれい線やフェイスラインのもたつきを、スネコスやリジュランだけで大きく引き上げることは困難です。

ほうれい線は、骨格、脂肪の下垂、皮膚のゆるみ、靱帯、表情の動きなど複数の原因で生じます。必要に応じて、ヒアルロン酸、RF、HIFU、アッティバなどを検討します。

5.治療回数と持続期間の違い

スネコスの回数

スネコスは、1回で大きな変化をつくる治療ではなく、複数回の注入によって肌状態を整えていく治療です。

製造元のプロトコルでは、スネコス200を7〜10日間隔で4回行い、その後にメンテナンスを検討する方法が案内されています。ミサクリニックでは、肌状態や部位に合わせ、2週間程度の間隔で4回を目安に提案することがあります。

リジュランの回数

ミサクリニックでは、リジュランを2〜3週間ごとに3〜5回程度行い、その後は肌状態を見ながらメンテナンスを検討しています。
回数は固定ではありません。目的が目元の小じわなのか、ニキビ跡や傷跡なのかによっても必要な回数は変わります。

持続期間は一律に決められない

スネコスとリジュランは、ヒアルロン酸のように「製剤が残っている期間」を基準に効果を判断する治療ではありません。
治療後の変化や持続期間には、年齢、肌状態、紫外線、摩擦、治療部位、注入回数などが影響します。初めから長期コースを固定するのではなく、数回施術したあとの反応を確認することが大切です。

6.ダウンタイムと副作用の違い

スネコスのダウンタイム

スネコスでは、次のような症状が出ることがあります。

  • 注射部位の赤み
  • 腫れやむくみ
  • 痛み・熱感・かゆみ
  • 針跡
  • 内出血
  • アレルギー
  • 感染

赤みや腫れは数時間から数日で落ち着くことがありますが、目元ではむくみが目立つ場合があります。内出血が出た場合は、1〜2週間ほど残ることがあります。スネコスの臨床報告でも、注射部位の内出血や軽い浮腫などが報告されています。

関連記事:スネコス注射のダウンタイムと注意点

リジュランのダウンタイム

リジュランは皮膚の浅い層へ細かく注入するため、施術直後に蚊に刺されたような細かな膨らみや、表面の凹凸が目立つことがあります。

この膨らみは時間とともになじみますが、赤み、腫れ、痛み、熱感、内出血、感染、アレルギーなどが起こる可能性があります。ミサクリニックでは、当日のメイク、激しい運動、飲酒を控え、顔への強いマッサージを約1週間避けるよう案内しています。

7.料金の違い

ミサクリニックでの料金は、次のとおりです。

スネコス
スネコス注射¥55,000(税込)

※コース・初回割あり

リジュラン注射
リジュラン注射¥57,200 (税込)

※コース・初回割あり

いずれも税込価格で、コース・初回割が用意される場合があります。料金や割引は変更される可能性があるため、予約時に最新情報をご確認ください。
製剤の価格だけで選ぶのではなく、使用する量、注入部位、注入方法、必要な回数まで含めて比較することが大切です。

8.スネコスとリジュランは併用できる?

スネコスとリジュランを同じ治療計画の中で使い分けることはあります。
ただし、両方を注入すれば効果が高くなるとは限りません。

例えば、

  • 目元の薄さと細かな小じわにはスネコス
  • 頬の毛穴やニキビ跡にはリジュランS
  • 深い凹みにはサブシジョンや機器治療
  • ボリュームロスにはヒアルロン酸

というように、部位や原因ごとに治療を分ける方法があります。
「目元はスネコス、頬は必ずリジュラン」と機械的に決めるのではなく、その方の肌状態に合わせて判断します。

ミサクリニックではこう考えます|製剤より注入部位と入れ方が重要

スネコスとリジュランは、成分だけでなく、どこへ、どの深さで、どの程度注入するかによって仕上がりが変わります。
ミサクリニックでは、製剤を先に決めるのではなく、

  • 小じわなのか、深い溝なのか
  • 皮膚が薄いのか、凹みがあるのか
  • 毛穴なのか、ニキビ跡なのか
  • 脂肪の膨らみや骨格の影響がないか
  • 手打ち、水光注射、ニードルRFのどれが適するか

を確認します。

同じ製剤でも、目元に浅く注入する場合と、傷跡や凹みへ使用する場合では、注入方法が異なります。
単に人気の肌育注射を選ぶのではなく、悩みの原因、製剤、注入方法の3つを合わせることが、自然な仕上がりにつながります。

動画で見る|肌育注射は入れ方によって何が違う?

スネコスやリジュランは、製剤選びだけでなく、手打ち・水光注射・ニードルRFなどの注入方法も重要です。

【肌育注射】リジュラン・スネコス・エクソソームを最適に入れる方法!水光注射・ニードルRF・手打ちを徹底比較

動画では、肌育注射は薬剤を選ぶだけではなく、悩みに合わせて注入方法を選ぶ必要があることを解説しています。
リジュランSの特徴や、傷跡・ニキビ跡への使い方については、次の動画も参考になります。

【傷跡治療】クレーター・ニキビ跡・シワに使用するリジュランを解説

スネコスとリジュランに関するよくある質問

どちらの方が目の下に向いていますか?

細かな小じわやハリ不足、皮膚の薄さが中心であればスネコスを検討します。刻まれた小じわや凹凸、傷跡に近い変化にはリジュランSを使用することがあります。

ただし、クマの原因が脂肪の膨らみや深い凹みの場合、どちらの注射だけでも十分に改善しないことがあります。

どちらの方が痛いですか?

痛みは注入部位、針の本数、注入方法によって変わります。どちらも細かく注入する場合は痛みを感じることがあるため、麻酔クリームなどを使用します。

1回でも効果がありますか?

1回でハリやうるおいの変化を感じる方もいますが、基本的には複数回で経過を見る治療です。1回だけで完成する治療とは考えない方がよいでしょう。

ヒアルロン酸注入とは何が違いますか?

ヒアルロン酸注入は、ボリュームロスや深い溝へ形をつくることを目的とします。スネコスとリジュランは、大きく形を変えるより、肌のハリ・小じわ・質感を整える目的で使用します。

魚アレルギーがあってもリジュランを受けられますか?

リジュランはサーモン由来の成分を含みます。魚やサーモンへのアレルギーがある方は、自己判断せず、必ず診察時に申告してください。

まとめ|スネコスとリジュランは肌悩みと部位で選ぶ

スネコスとリジュランは、どちらも自然な肌質改善を目指す注入治療ですが、成分と得意な悩みが異なります。

  • スネコスは非架橋ヒアルロン酸とアミノ酸を配合
  • リジュランはサーモン由来のPNを配合
  • 細かな小じわ・ハリ不足・薄い目元にはスネコスを検討
  • 毛穴・ニキビ跡・傷跡・刻まれた小じわにはリジュランSを検討
  • 深いたるみや大きな凹みは、別の治療が必要な場合がある
  • 製剤だけでなく注入方法と部位選びが重要

どちらを選べばよいか分からない場合は、「人気がある方」「高い方」ではなく、肌悩みの原因を診察したうえで選びましょう。

症例|スネコス注射による目の下の治療

スネコス注射で自然なクマ改善

スネコスは真皮層に注入することでコラーゲン・エラスチンの生成を促し、肌の弾力やハリを回復させます。非常にサラサラとした製剤で、より自然な仕上がりになります。2週間おきに4回の施術を受けて頂くのが一番効果を実感して頂きやすいですが、今回は3回の施術クマの要因である眼窩脂肪の膨らみを目立たなくさせ、クマが改善しました。

  • 年齢・性別・症状 65歳・女性・クマ
  • 施術内容 スネコス
  • 施術時間・回数 45分(麻酔時間含む)・3回
  • 費用 3回 156,750円
  • 副作用・リスク 内出血、腫れ、アレルギー
  • 監修医師 寺井 美佐栄

効果や必要な回数には個人差があります。目の下の脂肪そのものを除去する治療ではありません。

スネコスとリジュランを相談したい方へ

ミサクリニックでは、肌分析と医師の診察によって、小じわ、皮膚の薄さ、毛穴、ニキビ跡、傷跡、凹みなどを確認します。
肌状態に応じて、スネコス、リジュランS、ヒアルロン酸、ベビーコラーゲン、サーマニードルなどから必要な治療をご提案します。

スネコス・リジュランは自由診療です。赤み、腫れ、内出血、痛み、熱感、感染、アレルギーなどが起こる可能性があります。ミサクリニックでは、国内未承認の製剤を医師の判断により輸入・管理して使用する場合があります。

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この記事を書いた人

寺井 美佐栄

ミサクリニック 六本木本院 院長

寺井 美佐栄 医師

10年にも及ぶ、複数の大手美容皮膚科での院長経験を経て、満を辞して2022年9月に独立開業いたしました。
YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。
皆様と共に、MiSA Clinic六本木本院スタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

  

スネコスとリジュランの違い

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