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美容コラム

乾燥肌に効果的なスキンケア方法とは?正しいお手入れでうるおい肌へ

肌のつっぱりや粉ふき、かゆみ、メイクのりの悪さ——これらはすべて「乾燥肌のサイン」です。
多くの人が乾燥肌に悩まされていますが、実は原因は単純な「保湿不足」だけではありません。
肌のバリア機能の低下や、間違ったスキンケア、紫外線、生活習慣の乱れなどが複雑に関係しており、正しいケアを行わなければうるおいは長続きしにくくなります。

特に冬場や季節の変わり目は、気温と湿度の低下によって肌から水分が逃げやすくなり、外部刺激に敏感な状態になります。
そのため、「化粧水を塗るだけ」、「保湿クリームを厚く塗る」といった対症的なケアでは根本的な改善に繋がりにくいことがあります。この記事では、乾燥肌を引き起こすメカニズムをわかりやすく解説し、毎日のスキンケアでうるおいを取り戻す具体的な方法を紹介します。
さらに、生活習慣やおすすめの保湿アイテム選びも含め、今日からできる乾燥対策を網羅的にまとめました。
正しい知識と丁寧なケアで、しっとりなめらかな「うるおい肌」を目指しましょう。

1.乾燥肌とは?まずは肌のしくみを知ろう

乾燥肌とは、肌の表面にある角質層の水分や皮脂が不足し、うるおいを保てない状態を指します。
「肌がカサつく」、「化粧水がしみる」、「小じわが目立つ」といった悩みは、乾燥によって肌のバリア機能が低下しているサインです。
まずは、乾燥肌の基本的な仕組みを理解することが、効果的なスキンケアの第一歩となります。

水分も油分も不足している「うるおい不足の肌」

健康な肌は、角質層に約20%から30%の水分を含み、その水分を皮脂膜と天然保湿因子(NMF)がしっかり閉じ込めています。
しかし、乾燥肌ではこの水分と油分のバランスが崩れ、肌内部の水分が蒸発しやすくなっている状態です。肌がつっぱる、粉をふく、メイクがムラになるなどの症状は、まさにこの「うるおい不足」から起こります。
また、乾燥が進むと肌表面のキメが乱れ、光の反射が不均一になることでくすんで見えることもあります。
つまり、ツヤのない乾燥肌は見た目の印象を老けさせてしまう要因にもなるのです。

「肌のバリア機能」が低下すると刺激を受けやすくなる

角質層には、外部刺激や異物の侵入を防ぐ「バリア機能」が備わっています。
しかし、乾燥によって角質細胞のすき間を埋めるセラミドなどの脂質が減少すると、この防御機能が低下します。バリア機能が弱まった肌は、紫外線やほこり、花粉、摩擦などの刺激を受けやすくなり、赤みやかゆみ、ひりつきといったトラブルを起こしやすい状態になります
特に冬やエアコンの使用時など、空気が乾燥する環境ではさらにバリア機能が崩れやすく、敏感肌との境界があいまいになることもあります。

かゆみや粉ふき、メイクのりの悪さも乾燥サイン

乾燥肌の初期段階では、「少しかさつく」、「肌がつっぱる」といった軽い不快感から始まります。
しかし、そのまま放置すると、かゆみや赤み、粉ふきなどが現れ、メイクのノリが悪くなることも。
これは、肌の表面が荒れてファンデーションが均一に密着しないためです。

さらに、肌をかく・こするなどの刺激によって炎症が起きると、バリア機能がさらに悪化し、乾燥スパイラルに陥ります。
この悪循環を断ち切るためには、日常的な保湿ケア刺激を与えないスキンケアが欠かせません。乾燥肌は、単なる一時的な「水分不足」ではなく、肌構造の乱れが関係する慢性的な状態です。
次の章では、こうした乾燥を引き起こす主な原因を詳しく見ていきましょう。

2.乾燥肌を招く主な原因

肌が乾燥する原因はひとつではありません。
外的環境による刺激、加齢やホルモン変化、生活習慣の乱れ、スキンケアの方法など、複数の要因が重なって起こります。
そのため、どんなに高保湿な化粧品を使っても、根本原因を見直さなければ改善は難しいのです。
ここでは、乾燥肌を悪化させる主な原因を詳しく解説します。

紫外線やエアコンによる外的刺激

紫外線は、肌の奥にある真皮層まで届き、コラーゲンやエラスチンにダメージを与え、乾燥やハリ低下を引き起こします。
また、紫外線には角質層の水分を蒸発させる作用もあり、長時間浴びることで肌のバリア機能が損なわれます。さらに、エアコンによる風や室内の乾燥も大きな要因です。
特に冬の暖房や夏の冷房は、湿度を下げるため、角質層のうるおいが奪われやすくなります。
オフィスなどの空調環境では、加湿器を使用したり、水分補給をこまめに行うことが大切です。

加齢・ホルモンバランスの変化

年齢を重ねると、皮脂や天然保湿因子(NMF)、セラミドの分泌量、体内水分量が徐々に減少します。
その結果、肌のうるおいを維持する力が弱まり、カサつき・小じわ・くすみといった乾燥トラブルが目立つようになります。また、女性の場合、ホルモンバランスも乾燥を助長します。
特に更年期には、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が減少することで、肌のハリや皮脂分泌量が低下します。
このため、年齢や体調に合わせた保湿ケアを心がけることが必要です。

洗いすぎ・こすりすぎなどの間違ったスキンケア

「清潔を保ちたい」と思って過剰に洗顔やクレンジングをすると、必要な皮脂や角質層の保湿成分まで洗い流してしまうことがあります。
熱いお湯での洗顔や、ゴシゴシと強くこするような拭き取りも、肌のバリア機能を壊す原因になります。洗顔は1日2回を目安に、ぬるま湯(32度から40度程度)でやさしく行いましょう。乾燥が強い方は、乾燥対策に朝は夜の化粧品や汚れを落とす程度に、ぬるま湯のみでの洗顔もおすすめです。
また、ピーリングやスクラブの頻度が多すぎると、角質層を削りすぎて逆効果になるため注意が必要です。

生活リズムや食事の乱れによるターンオーバー低下

睡眠不足や偏った食事は、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を乱します。
ターンオーバーが遅れると、古い角質が肌表面に残りやすくなり、化粧水の浸透が悪化します。
その結果、肌がゴワつき、水分を保持しにくい状態に陥るのです。また、過度なストレスや喫煙も血行不良を招き、肌への栄養供給が滞ります。
「どんな化粧品を使っても乾燥が治らない」という場合は、まず生活リズムや食生活から見直してみましょう

3.今日からできる!乾燥肌のスキンケア方法

乾燥肌を改善するには、「水分を与える」、「油分で守る」、「刺激を避ける」という3つを意識することが大切です。
毎日のスキンケアを少し工夫するだけで、肌のバリア機能は回復していきます。
ここでは、誰でもすぐに始められる基本の乾燥肌ケアの方法を紹介します。

洗顔は“やさしく短く”が基本

乾燥肌のケアでまず見直したいのが「洗顔の仕方」です。
朝晩の洗顔を習慣にしている人も多いですが、長時間の洗顔や強い摩擦は角質層の水分を奪ってしまいます。洗顔料は低刺激で保湿成分を含むタイプを選び、しっかり泡立てて“泡で洗う”のがポイントです。
手と肌を直接こすらず、泡をクッションのように使って汚れを包み込むように洗いましょう。
洗い流す際は、32度から40度程度のぬるま湯で短時間で済ませ、洗顔後はすぐに保湿ケアを行います。

洗顔後はすぐに保湿を

洗顔後の肌は、角質層の水分が蒸発しやすい無防備な状態です。
そのため、保湿ケアは洗顔直後に行うことが理想的です。
時間が経つほど肌内部の水分が逃げてしまい、化粧水の浸透力も低下します。まずは化粧水でしっかり水分を補い、次に美容液で保湿成分や機能性成分を補い、最後に乳液やクリームでフタをします。
この「水分→油分→保護」の順番がうるおいを逃がさない基本の流れです。
特に入浴後は乾燥が進みやすいため、タオルで軽く押さえるように水気を拭き取り、すぐに保湿ケアを始めましょう

化粧水→美容液→乳液・クリームの順にうるおいを重ねる

スキンケアの順番を正しく守ることも、乾燥対策では欠かせません。
化粧水だけで保湿を終えてしまう人も多いですが、化粧水はあくまで「肌に水分を与えるもの」であり、その後の油分ケアを省くと、すぐに蒸発してしまいます。

美容液は、肌の悩み(乾燥・ハリ不足・くすみなど)に合わせて選びましょう。
その後、乳液やクリームで油分の膜を作り、化粧水の水分を閉じ込めることで、長時間うるおいが持続します。朝は軽めの乳液でメイク前のベタつきを防ぎ、夜は油分が多めのクリームで保湿力を高めるなど、時間帯に応じて使い分けるのもおすすめです。

セラミド・ヒアルロン酸・グリセリンなどの保湿成分を選ぶ

乾燥肌のケアにおいて、配合成分の見極めは非常に重要です。
保湿力の高い成分を含む化粧品を選ぶことで、スキンケアの効果を大きく高めることができます。

・セラミド:角質層で水分を保持する主要成分で、肌のバリア機能を支える
ヒアルロン酸:水分を多く抱え込むことで乾燥から肌を守る。キメの整った肌を維持
グリセリン:保湿剤として古くから使われ、しっとり感を長時間キープ

また、「無香料・無着色・アルコールフリー」などの低刺激処方を選ぶと、敏感肌でも安心して使えます。
日々のスキンケアでこれらの保湿成分を意識して取り入れることで、うるおいを保ちながら健やかな肌へと整えることができます。

4.乾燥肌ケアで避けたいNG習慣

毎日スキンケアを頑張っているつもりでも、何気ない習慣が乾燥を悪化させていることがあります。
肌を守るために行っているつもりのケアが、実はバリア機能を壊しているケースも少なくありません。
ここでは、乾燥肌の人がやりがちなNG行動と、その理由・正しい対処法を紹介します。

熱いお湯や長時間の入浴

「冷え性だから」「しっかり汚れを落としたいから」と熱いお湯で長時間入浴するのは、乾燥肌にとって大きな負担です。
42度以上のお湯に長く浸かると、皮膚の皮脂膜や天然保湿因子(NMF)が流出してしまいます。
その結果、肌の水分が奪われ、入浴後につっぱりやすくなるのです。入浴時は38度から40度程度のぬるめのお湯に15分以内を目安に。
入浴後はタオルでやさしく押さえるように水気を拭き取り、すぐに保湿ケアを行うことが大切です。

タオルでゴシゴシ拭く

入浴後や洗顔後に、タオルでゴシゴシと拭くのも乾燥を悪化させる原因です。
摩擦によって角質層が傷つき、肌のバリア機能が低下してしまいます。水分を拭き取るときは、やわらかいタオルで軽く押さえるように吸い取るのが理想です。
特に目元や頬など、皮膚が薄い部分はデリケートなので、できるだけ刺激を与えないようにしましょう

アルコールの強い化粧品を使う

アルコール(エタノール)は清涼感を与える反面、肌の水分を急速に蒸発させる性質があります。
そのため、アルコール濃度の高い化粧水や収れん化粧水を頻繁に使うと、乾燥が進みやすくなります。特に敏感肌や乾燥肌の方は、エタノール・香料・防腐剤などが少ない低刺激処方のスキンケア用品を選ぶのが安心です。
もし刺激を感じる場合は、使用を一時中止し、皮膚科で相談するのがおすすめです。

保湿をせずに肌を放置する

「化粧水のあとに浸透を待ってから乳液をつけたほうがいい」と思っていませんか?
実は、化粧水を塗った後に時間を置きすぎると、せっかく与えた水分が蒸発してしまうのです。

化粧水をなじませたら、すぐに乳液やクリームでフタをするのが正解。
保湿の基本は“できるだけ早め”が基本です。
また、「時間がないから」と保湿を省略するのも乾燥のもと。朝も夜も、化粧水→乳液→クリームまでをワンセットで行いましょう

乾燥肌の改善には、プラスのケアだけでなく、マイナスの習慣を減らすことも重要です。

次の章では、スキンケア以外にできる生活習慣面での乾燥対策を紹介します。

5.スキンケアだけじゃない!乾燥を防ぐ生活習慣

乾燥肌の改善には、スキンケアだけでなく生活習慣の見直しも欠かせません。
どんなに高価な化粧品を使っても、睡眠不足や栄養バランスの乱れ、空気の乾燥を放置していては効果が半減してしまいます。
肌は体の一部であり、日々の過ごし方がそのまま肌状態に表れます。
ここでは、生活の中でできる簡単な乾燥対策を紹介します。

加湿器で湿度を保つ

肌のうるおいを守るためには、室内の湿度を40%から60%に保つことが理想です。
冬の暖房や夏の冷房によって空気が乾燥すると、角質層の水分が蒸発しやすくなり、肌の乾燥を悪化させます。加湿器を使うのが一番効果的ですが、ない場合は濡れタオルやコップに水を入れて部屋に置く方法もあります。
また、エアコンの風が直接肌に当たらないようにするだけでも、乾燥を少しでも防ぐことができます。
寝室など長時間過ごす場所の湿度を意識して整えることで、朝の肌のコンディションが変わってきます

十分な睡眠とバランスの良い食事を心がける

肌の再生を担う「ターンオーバー」は、睡眠中に活発に行われます。
特に22時から2時の間は、成長ホルモンの分泌が盛んになり、細胞の修復と再生が促進される時間帯です。
夜更かしが続くとこのサイクルが乱れ、肌の乾燥やくすみ、ハリの低下を招きます。また、食事面でも「肌の材料」となる栄養素をバランスよく摂ることが重要です。
肉・魚・卵・大豆などのタンパク質、皮膚や粘膜の健康を支えるビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンC・Eなどを意識的に取りましょう。
睡眠と食事の両方を整えることで、肌は内側からうるおいを取り戻していきます。

ビタミンB群・タンパク質を意識的に摂取

乾燥肌の人は、栄養不足によって皮脂分泌やターンオーバーの働きが弱まっていることがあります。
特に意識したいのが、ビタミンB群とタンパク質です。

・ビタミンB2・B6:皮脂の分泌を整え、肌荒れを防ぐ。レバー・卵・魚・納豆などに多く含まれる。
タンパク質:肌のコラーゲンや角質細胞の材料となる。肉や魚、大豆製品をバランスよく摂取することが大切。

また、乾燥が気になるときは、肌の再生を助ける亜鉛や鉄分を含む食品(牡蠣・赤身肉・ほうれん草など)も取り入れるとよいでしょう。
栄養バランスを意識することで、スキンケア効果がより長く持続します。食事で十分な量を摂るのが難しい場合、サプリメントを補助的に利用するのも手です。

日焼け止めで紫外線ダメージを防ぐ

紫外線は季節を問わず一年中降り注いでおり、肌の乾燥や老化の大きな要因になります。
UV-Aは真皮まで届き、コラーゲンやエラスチンを破壊することでハリを失わせ、UV-Bは表皮に炎症を起こして乾燥やシミを引き起こします。そのため、毎日の日焼け止め使用は乾燥対策の基本です。
屋外だけでなく、室内でも窓際や車の中など紫外線が入り込む場所ではしっかり対策を。
SPF値やPA値の高いものを使い、こまめに塗り直す習慣をつけましょう。
紫外線を防ぐことで、乾燥の進行やバリア機能の低下を防ぎ、うるおいのある肌を維持できます。

6.乾燥肌のケアにおすすめの保湿アイテム

乾燥肌を改善するには、保湿力の高いスキンケアアイテムを選び、肌に必要なうるおいを「与えて」、「閉じ込めて」、「守る」ことが大切です。
保湿といってもアイテムによって役割や効果が異なるため、自分の肌質や季節、生活環境に合わせた選び方をすることがポイントです。
ここでは、乾燥肌におすすめの保湿アイテムと、その特徴を紹介します。

敏感肌にも使える低刺激タイプを選ぶ

乾燥肌はバリア機能が低下しているため、刺激の強い成分に反応しやすくなっています。
そのため、化粧品を選ぶ際は「無香料・無着色・アルコールフリー」など、低刺激処方のアイテムを選ぶことが重要です。特に、保湿重視のスキンケアを行う際には、防腐剤や界面活性剤が少ないタイプが肌にやさしくおすすめです。メイク落としは、顔の皮脂を落としすぎるオイルタイプは避け、ジェルタイプや水性タイプがいいでしょう。
メイク用品も敏感肌用ブランドや、皮膚科医監修の製品を選ぶと安心です。
肌の赤みやピリつきを感じたらすぐに使用を中止し、状態が落ち着くまでシンプルな保湿ケアに切り替えましょう。

ワセリンやヘパリン類似物質で保護膜を作る

乾燥がひどいときは、肌の表面を保護するタイプの保湿剤を使うのが効果的です。
ワセリンやヘパリン類似物質は、外部刺激を防ぎながら水分の蒸発を防ぐ働きがあります。ワセリンは皮膚表面に油膜を作り、肌を守るバリアのような役割を果たします。
特に乾燥しやすい目元・口元・頬などの部分使いに最適です。
一方で、ヘパリン類似物質は医薬品成分で、保湿だけでなく血行促進や炎症抑制効果もあり、粉ふきや赤みが出ている肌にも適しています。
お風呂上がりや洗顔後の湿った肌に塗ると、保湿効果がより高まります。

セラミド入りの化粧水・クリームでバリア機能を補う

セラミドは、角質層の細胞間を埋める脂質成分で、水分を肌の上に抱え込みながら外的刺激を防ぐ重要なバリア成分です。
乾燥肌の多くはこのセラミドが不足しているため、セラミド配合のスキンケアアイテムを選ぶことで、肌のうるおい保持力を根本から高めることができます。特におすすめなのは、「ヒト型セラミド」配合の化粧水やクリーム。
人の肌に近い構造をしているため肌馴染みがよく、しっとりした肌を長時間キープします。
朝晩のケアに取り入れることで、乾燥や肌荒れを防ぎながら、ふっくらとした質感を取り戻せます。

季節や肌状態に合わせて保湿剤を使い分ける

乾燥の原因や肌の状態は季節によっても変化します。
冬は気温と湿度の低下で乾燥が強まるため、油分の多いクリームを中心に使うと良いでしょう。
一方、夏場は汗や皮脂が出やすいため、軽めの乳液やジェルタイプでベタつきを抑えながら保湿を行うのがおすすめです。

また、肌の調子が不安定なときは、保湿剤の量を減らすよりも低刺激でシンプルな処方に切り替えるのが安心です。
肌の状態を見ながら、柔軟にアイテムを調整することで、一年を通して健やかなうるおい肌を維持できます。

スキンケアアイテムの力を最大限に活かすには、「正しい選び方」と「使うタイミング」が鍵です。

7.まとめ

乾燥肌は、外的刺激や生活習慣の乱れ、スキンケアの誤りなど、さまざまな要因が重なって起こります。
放置してしまうと、バリア機能がさらに低下し、かゆみ・赤み・小じわ・くすみなど、見た目にも影響が出てしまいます。

改善の第一歩は、肌にやさしい洗顔と早めの保湿ケアです。
洗顔は短時間でやさしく行い、洗ったあとはすぐに化粧水・美容液・乳液・クリームで水分と油分をしっかり補いましょう。
また、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含むアイテムを選ぶことで、肌のうるおい保持力が高まり、トラブルに強い肌に整えることができます。

スキンケアだけでなく、生活習慣の見直しも欠かせません。
加湿器で室内の湿度を保ち、十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事を意識しましょう。
ビタミンB群やタンパク質、オメガ3などの栄養素は、肌の代謝や保湿に深く関わります。
また、紫外線対策を1年中行うことで、乾燥やバリア機能の低下を防ぐことができます。

もし、「保湿してもカサつきが治らない」「粉をふいてかゆみが続く」という場合は、皮膚科での診察を受けることをおすすめします。乾燥肌は、毎日の小さな積み重ねで改善が期待できるものです。
正しいスキンケアと生活習慣を続けることで、しっとりとうるおいに満ちた健やかな肌を取り戻しましょう。

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監修医師

                 

ミサクリニック 六本木本院 院長

寺井 美佐栄

  • 所属学会

    ・日本抗加齢医学会認定専門医
    ・日本美容皮膚科学会
    ・日本レーザー医学会
    ・日本産業衛生学会専門医

  • 資格

    ・アラガン社ボトックスビスタ認定医
    ・アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

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