【リジュランSとは？】サーモン由来の再生注射で毛穴・小じわ・ニキビ跡を改善！美容皮膚科医が徹底解説

皆さんこんにちは。
みさクリニック六本木本院院長のドクターみさえです。

今日は、当院でも大人気の注射 「リジュラン（Rejuran）」 について詳しくご紹介します。

■ リジュランとは？サーモン由来の再生注射

こちらがリジュランという注射になります。

ミサクリでは、リジュランシリーズの中でも 「リジュランS」 を使用しています。

リジュランにはいくつか種類がありますが、私自身がほぼすべて使った結果、
最終的に リジュランSが最も効果を実感できた ため、当院ではSを採用しています。

● 主成分は「ポリヌクレオチド（PN / PDRN）」

リジュランは、サーモンから抽出されたポリヌクレオチド（PDRN）を主成分とし、
細胞の再生を促す効果を持つといわれている注射です。

若返り治療の中でも“表層の細胞再生”に最も優れた注射のひとつで、
毛穴、小じわ、ニキビ跡などの改善にとても適しています。

■ どんな悩みに効く？リジュランが得意とする症状

● ① 目の下の小じわ（刻まれたシワ）

ボトックスは「動きによるシワ」の予防や改善に有効ですが、
すでに刻まれてしまったシワ には効果が弱い場合があります。
そんなときに活躍するのがリジュラン。
細胞レベルで皮膚を再生し、シワをふっくら改善してくれます。

● ② 毛穴の開き

毛穴治療としても非常に優秀です。
私も10年近く使っていますが、毛穴の改善に関しては特に効果を感じています。

● ③ ニキビ跡（凹凸・赤み）

リジュランSは、もともと「傷跡治療」を目的に開発されました。
そのため、
　・凹凸のニキビ跡
　・赤みの残るニキビ跡
にもとても相性が良いです。

皮膚が薄くてレーザーに向かない方でも、
リジュランなら安全に治療できます。

■ リジュランSとは？傷跡治療から生まれた特別な製剤

リジュランSは、傷跡治療を目的に作られた製剤です。

そのため、

　・デコボコした病変をなだらかにする
　・皮膚を柔らかく改善する
　・傷跡のテカりや硬さを軽減する
といった “皮膚の質感を根本から改善する” 効果があります。

この性質が毛穴・小じわ改善にも非常に向いており、
私は通常のリジュランより Sの方が治療効果が高い と感じているため、当院ではSのみを使用しています。

■ リジュラン治療の回数と頻度

リジュランは 2週間に1回 打つことができます。

● 推奨回数の目安

　・3〜5回：一般的な毛穴・小じわ改善
　・5回以上：深いニキビ跡、強い毛穴開き、広範囲の傷跡など

状態によって必要回数は変わります。

■ レーザーが合わない人にもおすすめ

毛穴治療というとフラクショナルレーザーを思い浮かべる方が多いですが、
レーザーには以下のようなリスクもあります。

　・色素沈着のリスク
　・皮膚が薄い人はダメージが強く出る
　・逆に毛穴が悪化する可能性もゼロではない

特に 皮膚が薄い女性 や 赤みが強いニキビ跡 の方には、
私はレーザーよりリジュランをおすすめしています。

実際に、皮膚が薄い方でもリスクなく治療でき、ニキビ跡が大幅に改善しています。