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ほうれい線を消すための正しいヒアルロン酸注入教えます!ダイレクトにヒアルロン酸を入れた方の末路も…

目次

ほうれい線が気になったときに最初に選ぶべき治療とは?

ほうれい線は多くの方が悩むエイジングサインの一つですが、実は原因によって適切な治療法は大きく異なります。

年齢や骨格、筋肉の付き方、脂肪の量、皮膚のたるみ具合など、さまざまな要因が複雑に関係しているため、すべての人に同じ治療が適しているわけではありません。

そのため、「ほうれい線があるからヒアルロン酸を入れる」という単純な考え方では、理想的な結果が得られないケースも少なくありません。

ほうれい線に直接ヒアルロン酸を注入するのは本当に正しいのか

ほうれい線の相談で来院される患者様の多くが、「ここにヒアルロン酸を入れてください」と希望されます。

確かに、ほうれい線へ直接ヒアルロン酸を注入すると、溝が埋まり見た目は改善したように見えるかもしれません。

しかし、ヒアルロン酸は本来ボリュームを補うための製剤です。

すでに頬の脂肪やたるみによって重みが生じている状態で、さらにほうれい線部分へボリュームを追加すると、顔全体のバランスが崩れる可能性があります。

特に中顔面にボリュームが集中し、不自然にふくらんだ印象になってしまうこともあります。

なぜほうれい線が深くなるのか

年齢とともにほうれい線が目立つ最大の原因は、頬の組織の下垂です。

若い頃は頬の脂肪や皮膚が高い位置にありますが、加齢によって支える力が弱くなると、重力の影響で徐々に下へ下がっていきます。

その結果、頬と口元の境界部分に段差が生じ、ほうれい線として現れます。

つまり、多くの場合は「溝ができた」のではなく、「上から組織が落ちてきた」ことが原因なのです。

この状態で溝だけを埋めても、根本的な解決にはなりません。

まずはリフトアップを優先するべき理由

ほうれい線治療では、まず下がった組織を引き上げることが重要です。

たるみによってほうれい線が目立っている場合、先にリフトアップ治療を行うことで自然な改善が期待できます。

使用する治療機器や施術方法は患者様によって異なりますが、代表的なものとして以下が挙げられます。

  • HIFU(ハイフ)
  • 高周波治療(RF治療)
  • サーマジェン
  • 糸リフト
  • ショッピングリフト

たるみの程度や脂肪量によっては、脂肪溶解注射やリニア照射などを組み合わせることもあります。

まずは顔全体のバランスを整えたうえで、それでも残るほうれい線に対して追加治療を検討することが大切です。

頬のボリュームが多い場合は別のアプローチが必要

ほうれい線の原因はたるみだけではありません。

頬の脂肪が多いことで、重みによって組織が下垂し、ほうれい線が目立っているケースもあります。

この場合、単純にリフトアップするだけでは十分な改善が得られないことがあります。

そのため、

  • 脂肪溶解注射
  • リニアHIFU
  • ショッピングリフト

などを活用し、適度にボリュームを調整しながらリフトアップを行うことがあります。

ただし、脂肪を減らしすぎると頬がこけて老けた印象になるため、慎重な診断が必要です。

ほうれい線へのヒアルロン酸注入が最後の手段とされる理由

ヒアルロン酸注入が悪い治療というわけではありません。

実際には、リフトアップ治療を十分に行ったあと、それでも残る溝に対して少量のヒアルロン酸を補うケースはあります。

しかし、その場合でも主役はリフトアップ治療です。

ほうれい線への直接注入はあくまで仕上げとして行うものであり、最初から行う治療ではありません。

原因を無視して溝だけを埋めると、かえって顔が重たく見えたり、不自然な印象になったりする可能性があります。

ヒアルロン酸治療の考え方は大きく進化している

現在のヒアルロン酸治療は、以前とは考え方が大きく変わっています。

数年前までは、ほうれい線が気になればその部分へ注入し、溝を埋める方法が一般的でした。

しかし近年は製剤の進化によって、骨格を補強したり、リフトアップ効果を生み出したりする治療が可能になっています。

例えば、

  • 頬骨周囲
  • こめかみ
  • フェイスライン
  • 中顔面の支持組織

などに適切に注入することで、顔全体を自然に引き上げることができます。

その結果、ほうれい線そのものに大量のヒアルロン酸を注入しなくても改善が期待できるようになりました。

シワは部位によって原因が異なる

顔のシワはすべて同じ原因でできるわけではありません。

額のシワは表情筋の動きが主な原因であり、ボトックス治療が適しています。

首のシワは皮膚の老化やたるみが原因となることが多く、サーマジェンやプロファイロ、スネコスなどが選択肢になります。

一方、ほうれい線は脂肪の下垂やボリュームバランスの変化が大きく関係しているため、単純なヒアルロン酸注入だけでは十分な改善が得られないことがあります。

そのため、シワがある場所だけを見るのではなく、原因を正しく見極めることが重要です。

まとめ

ほうれい線が気になった際に、最初からほうれい線へ直接ヒアルロン酸を注入する方法はおすすめできません。

多くの場合、ほうれい線は頬のたるみや脂肪の下垂によって生じているため、まずはリフトアップ治療や脂肪量の調整を優先するべきです。

ヒアルロン酸注入は決して悪い治療ではありませんが、あくまで最終的な仕上げとして活用するのが理想的です。

ほうれい線治療で失敗や後悔を避けるためには、「どこに注入するか」ではなく、「なぜほうれい線ができているのか」を正確に診断してもらうことが重要です。

自分に合った治療法を見つけるためにも、顔全体を診察し、原因に合わせた提案をしてくれるクリニックへ相談することをおすすめします。

この記事を書いた人

寺井 美佐栄

ミサクリニック 六本木本院 院長

寺井 美佐栄 医師

10年にも及ぶ、複数の大手美容皮膚科での院長経験を経て、満を辞して2022年9月に独立開業いたしました。
YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。
皆様と共に、MiSA Clinic六本木本院スタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

  

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