お役立ち情報

MiSA Clinic

美容コラム

頬コケ型たるみの原因と治療法

1.頬コケ型たるみとは?

頬コケ型のたるみは、加齢や体重減少、痩せやすい体質といった遺伝的要因によって顔のボリュームが失われ、頬がコケてしまっているタイプの方に当てはまります。このような状態は顔の凹凸が目立ち、疲れた印象を与えることが多いです。
ボリュームロスの状態ですので、ボリュームを補完することがお悩み解決への道となります。

2.頬コケ型たるみの治療方法

ボリュームを補完するためには様々な方法があります。以下は、その代表的な治療法です。

1.ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸は、体の皮膚や関節などに自然に存在する成分です。1gで6リットルもの水分を抱え込むことができると言われるほど保湿力が高く、皮膚にハリやツヤ感を与えるのに最適です。頬にヒアルロン酸を注入することで、即時にボリュームを増し、コケた頬をふっくらとさせることができます。
またたるみが進行することで、さらに頬のコケも目立つようになります。ヒアルロン酸を使ってリフトアップするだけでも、コケはある程度改善します。
そのためリフトアップとボリュームアップ、同時に行えることがヒアルロン酸治療の強みと言えます。

製剤の種類によって差がありますが、効果は半年から1年半程度持続します。

ヒアルロン酸注入について詳しく見る矢印

2.プロファイロ注入

プロファイロは、高分子と低分子の2種類のヒアルロン酸を特殊な割合で配合した製剤で、皮膚の深部に注入することで肌の再生を促します。皮膚内部でコラーゲンやエラスチンなどの生成、細胞の活性化を促すことで弾力を取り戻すことができ、頬のコケを改善できます。

1〜2ヶ月間隔で2回をセットで行うことで効果が最大限発揮され、その後は1年に1、2回のペースで定期的に注入することが推奨されます。

プロファイロ注入について詳しく見る矢印

3.スネコス注入

スネコスは、非架橋の低分子ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を特許比率で配合した製剤で、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌の弾力やハリを回復させていくことができます。スネコスに配合されているヒアルロン酸は、塊がなくサラサラしている非架橋ヒアルロン酸で、より自然な肌の仕上がりを目指せます。また、血管閉塞やアレルギーのリスクが少なく、安全性が高いと考えられています。
2週間おきに4回程度の施術を受けて頂き、その後半年に1回程度のペースで定期的に注入して頂くことで、効果を持続して頂けます。

スネコス注入について詳しく見る矢印

4.ベビーコラーゲン注入

ベビーコラーゲンは、皮膚の再生能力に優れているⅢ型コラーゲンがたっぷり配合された製剤です。Ⅲ型コラーゲンは加齢の影響を受けていないヒト胎盤由来のコラーゲンで、注入直後に肌のハリや弾力が回復します。その後徐々にコラーゲンが組織へ浸透し安定化していきます。
初期の段階では3~6か月に一度の施術が推奨されています

ベビーコラーゲン注入について詳しく見る矢印

3.症例紹介

ヒアルロン酸注入(ボリューマ2本、ボリフト2本、ボラックス2本)

  • 料金:¥99,000/1本
  • 効能:ボリュームアップ、たるみ・ハリの改善、輪郭形成
  • リスク、合併症:内出血、血管塞栓、腫れ、痛み、アレルギー
  • 持続効果:約12~18か月

ゴルゴラインが非常に目立つ患者様で、窪みをヒアルロン酸で埋めるだけでは顔がパンパンになり、自然な仕上がりにはならないことが予想できました。まずは上顔面にボリューマを注入することでリフトアップし、窪みの原因を解決した上で、ボリフトで中顔面の窪んだ部分を埋め、ボラックスを下顔面に注入することで全体のバランスを整えました。
ゴルゴラインにシミが重なり、より黒く深く見えていましたので、別途ルメッカでシミ治療も行っております。
元々改善のためには手術を受けるしかないと、様々な美容外科クリニックでカウンセリングを受けられていましたが、なかなか納得のいく治療法を提示されなかった中、ミサクリニックで治療を受けて頂くことになりました。施術そのものもダウンタイムも、手術と比較すると非常に負担の少ない形でゴルゴラインが目立たなくなり、とても喜ばれていました。

4.たるみ治療を選ぶ際のポイント

1.クリニックの選定

信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。口コミや実績、医師の資格を確認しましょう。

2.カウンセリング

ご自身の状態をしっかりと診断し、本当に効果のある適切な治療法を提案してくれる医師に相談しましょう。カウンセリングの際、質問にきちんと答えてくれないようなクリニックは避けることをおすすめします。

3.リスクと副作用の確認

各治療法にはリスクや副作用が伴います。事前にしっかりと説明を受け、納得した上で治療を受けることが大切です。メリットだけを伝えられ、デメリットを伝えられないクリニックは避けることをおすすめします。

5.まとめ

たるみ治療というと、まずはハイフ等の機械治療が思い浮かびますが、頬コケ型のたるみの場合はさらにコケて症状が悪化するリスクがあるため、注入施術が基本となります。ご紹介したように、何を注入するか、多岐にわたる選択肢があり、それぞれにメリットがあります。患者様のニーズや肌質に応じた最適な治療法を選ぶことで、より満足のいく結果を得ることができます。ぜひ経験豊かな信頼できる医師に相談し、自分に合った治療法を見つけてください。

ドクターみさえの素敵になり隊では、頬コケ型たるみの治療についての解説を行っておりますのでこちらもご確認ください。

監修医師

                 

ミサクリニック 六本木本院 院長

寺井 美佐栄

  • 所属学会

    ・日本抗加齢医学会認定専門医
    ・日本美容皮膚科学会
    ・日本レーザー医学会
    ・日本産業衛生学会専門医

  • 資格

    ・アラガン社ボトックスビスタ認定医
    ・アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

当院ではお客さまのお悩みや体質に合わせて
最良のご提案をお約束いたします。

初回のカウンセリングは無料です。
ぜひお気軽にご予約ください。

MOVIE

もっと見るもっと見る

もっと見るもっと見る

SPECIAL