ハイフ以外のたるみ治療9選|効果・値段・原因別の選び方を比較
ドクター美佐栄ハイフ以外のたるみ治療には、RF(高周波)、注入治療、糸リフトなど複数の選択肢があります。大切なのは「ハイフが合わないから別の治療を選ぶ」のではなく、頬コケなどのボリューム不足、皮膚や支持組織のゆるみ、脂肪の多さ、皮膚のハリ低下など、たるみの原因に合わせて治療を選ぶことです。ボリューム不足にはヒアルロン酸やジェンバー糸、組織のゆるみにはATTIVAやRF、明確な下垂にはヴィーナスリフトなどが検討されます。ハイフ自体が悪い治療というわけではなく、脂肪量・骨格・皮膚の状態を診断したうえで適応を判断することが重要です。
「ハイフを受けたけれど思ったほど変化がなかった」「頬がこけそうでハイフは避けたい」「自分にはRFや糸リフトの方が合うのでは?」と考えている方もいるでしょう。
顔のたるみは、皮膚だけに起こるものではありません。脂肪、支持組織、骨格、ボリュームの減少など複数の要因が重なって見えています。
そのため、たるみ治療は「一番強い施術」を選ぶのではなく、どこを補うのか、どこを引き締めるのか、どこを支える・引き上げるのかを見極めることが重要です。
この記事では、ハイフ以外で検討できる代表的なたるみ治療9種類を、役割と向いている悩みから比較します。
ハイフ以外のたるみ治療9選を比較
まずは、それぞれの違いを簡単に確認しましょう。
| 治療 | 主な役割 | 向いている悩み | ダウンタイム |
|---|---|---|---|
| ヒアルロン酸 | 補う | 頬コケ・骨格・深いくぼみ | 比較的少ない |
| スネコス | 肌を整える | 皮膚の薄さ・小じわ・ハリ | 比較的少ない |
| プロファイロ | 肌のハリを整える | ハリ・弾力低下 | 比較的少ない |
| サーマジェン | 引き締める | 軽いたるみ・フェイスライン | 少ない |
| サーマニードル | 真皮を整える | ハリ低下・小じわ・毛穴 | 数日程度 |
| ATTIVA | 内側から引き締める | 皮膚・皮下組織のゆるみ | あり |
| ジェンバー糸 | 支える・補う | 頬コケ・口横・浅いくぼみ | あり |
| ヴィーナスリフト | 引き上げる | 頬・フェイスラインの下垂 | あり |
| ショッピングリフト | ハリを整える | 軽いたるみ・肌質低下 | 比較的少ない |
治療の強さを横並びに比較するのではなく、役割が違う治療として考えることがポイントです。ミサクリニックでも、脂肪過多型、頬コケ型、コラーゲン減少型、皮膚菲薄化型など、状態に応じて治療を使い分けています。

1.ヒアルロン酸|減ったボリュームを「補う」
頬コケやこめかみ、口元などのボリュームが減ると、皮膚が余って見えたり、影によってたるみが強調されたりします。
この場合は、熱でさらに引き締めるよりも、ヒアルロン酸で失われたボリュームを適切な位置へ補う方が自然に見えることがあります。
特に頬コケ型では、リフトアップ治療を重ねることでさらに痩せた印象になる可能性があるため、診断が重要です。
ミサクリニックでは現在、ヒアルロン酸1本79,200円〜99,000円(税込)が基本料金です。必要な本数は骨格やボリュームロスによって異なります。
2.スネコス|薄くなった皮膚や小じわを整える
スネコスは、非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を組み合わせた注入製剤です。
大きくボリュームを出したり、強くリフトアップしたりする治療ではありません。
目元や口元など、皮膚の薄さ、細かな小じわ、ハリ不足などが関係している場合に、肌そのものを整える目的で使用します。
3.プロファイロ|顔全体のハリ・弾力低下に
プロファイロは、高分子と低分子のヒアルロン酸を使用する注入治療です。
一般的なヒアルロン酸のように特定のくぼみを形作るのではなく、肌のハリや弾力を整える「バイオリモデリング」という考え方で使用されます。
皮膚が薄くなってきた、顔全体のハリがなくなった、といったタイプでは選択肢になりますが、明確な下垂を物理的に引き上げる治療ではありません。
4.サーマジェン|ダウンタイムを抑えてRFで引き締める
サーマジェンは、高周波(RF)を使用して真皮〜皮下組織へ熱を加える治療です。
フェイスラインや口横などの軽いもたつき、肌のハリ低下などに対し、「切らずに引き締めたい」「大きなダウンタイムを取りにくい」という場合に検討されます。
サーマジェン自体の効果・デメリットについては専用記事があるため、本記事では詳細を重複させません。
5.サーマニードル|たるみと肌質を同時に整えたい場合
サーマニードルは、針を使用してRFを皮膚へ届ける治療です。
大きく組織を持ち上げることよりも、真皮のハリ、小じわ、毛穴などを含めた肌質改善と引き締めを同時に目指したい場合に向いています。
施術後は赤みなどが出る可能性があるため、サーマジェンなどの表面照射型RFよりダウンタイムを考慮する必要があります。
6.ATTIVA|皮膚の内側からRFで引き締める
ATTIVA(アッティバ)は、細いカニューレを皮下へ挿入し、内側からRFエネルギーを与える治療です。
表面から照射するRFとはアプローチが異なり、皮膚や皮下組織のゆるみをより直接的に引き締めたい場合に検討します。
ミサクリニックでは、現在の切らないたるみ治療の主要選択肢の一つとして、目元、フェイスライン、顎下、口元などへ使用しています。
ATTIVAの作用・持続期間については専用記事で詳しく解説しています。
7.ジェンバー糸|頬コケや口横を「支える・補う」
ジェンバー糸は、通常のコグ付き糸リフトとは異なり、コイル状の吸収糸を皮下へ挿入する治療です。
組織を強く上へ引っ張ることよりも、ボリュームが不足した部分を内側から支えながら整えることを得意とします。
そのため、頬コケ、浅いくぼみ、ほうれい線周辺、口横などが主な対象になります。
8.ヴィーナスリフト|すでに下がった組織を「引き上げる」
皮膚や脂肪組織そのものが下垂している場合は、熱治療やボリューム補正だけでは十分な変化が出ないことがあります。
ヴィーナスリフトはコグ付きの吸収糸を皮下へ挿入し、組織を物理的に持ち上げる治療です。
ジェンバー糸が「支える・補う」治療であるのに対し、ヴィーナスリフトは「引き上げる」役割が中心です。
9.ショッピングリフト|軽いたるみとハリ不足を整える
ショッピングリフトは、短い吸収糸を複数挿入する治療です。
ヴィーナスリフトのように組織を大きく移動させることが目的ではなく、肌のハリや軽度の引き締めを整える目的で使用します。
「大きなリフトアップは必要ないけれど、なんとなく肌が緩んできた」という場合に検討しやすい治療です。
たるみの原因によってハイフ以外の選択肢は変わる
ここで重要なのは、9種類の治療をランキングで選ばないことです。
顔のたるみには、皮膚のハリ低下、脂肪の増減・位置変化、支持組織のゆるみ、骨格やボリュームの変化などが関係します。
この原因については別記事で詳しく解説しているため、本記事では重複させず、治療選択に必要なポイントだけ整理します。

ハイフはやめたほうがいい?「合わない人がいる」が正解
「ハイフはやめた方がいい」という情報を見て不安になっている方もいるかもしれません。
ハイフそのものが悪い治療というわけではありません。
ミサクリニックでもウルトラセルZiを使用し、たるみや脂肪量に合わせて治療しています。
一方で、次のような場合は、ハイフ以外の治療を優先することがあります。
頬コケやボリュームロスが強い場合、皮膚が薄く熱治療だけでは十分な改善が期待しにくい場合、すでに組織の下垂が強い場合、ボリュームを補う必要がある場合です。
特に頬コケ型では、さらにボリュームを減らす方向の治療を行うと、たるみよりも「やつれ感」が目立つ可能性があります。
つまり、ハイフが効くか・効かないかではなく、自分のたるみにハイフが必要かどうかを診断することが重要です。

ミサクリニックではこう考えます|たるみ治療は「ハイフか、それ以外か」では選ばない
院長寺井美佐栄がたるみ治療で重視しているのは、「どの機械が一番強いか」ではありません。
同じフェイスラインのたるみでも、脂肪が多い人、頬がこけている人、皮膚が薄い人、支持組織が下がっている人では必要な治療が違います。そのためミサクリニックでは、減らす・補う・支える・引き締める・引き上げるという役割から治療を考えます。
脂肪が多ければ必要な部分を減らす。ボリュームが不足していれば補う。皮膚や組織がゆるんでいれば引き締める。下垂していれば必要な範囲だけ引き上げる。
一つの治療ですべてを解決しようとせず、顔全体のバランスを見ながら、必要な治療だけを選ぶことを大切にしています。現在のミサクリニックの切らないたるみ治療ページでも、原因別に治療を使い分ける設計を採用しています。
ハイフ以外のたるみ治療を受けるクリニックの選び方
たるみの「原因」を診断しているか
「40代だからハイフ」「たるみだから糸リフト」という決め方ではなく、皮膚、脂肪、ボリューム、骨格、支持組織を確認しているかが重要です。
複数の治療を比較できるか
ハイフしかないクリニックではハイフ、糸しかないクリニックでは糸というように、選択肢が限られる可能性があります。注入・RF・HIFU・糸など、複数のアプローチから比較できることが理想です。
「向いていない治療」も説明してくれるか
メリットだけでなく、「この治療では改善しにくい」「この部位には別治療の方がよい」と説明してくれることも重要です。
費用を1回の料金だけで比較しない
たるみ治療には、1回で経過を見るものと、複数回を前提にするものがあります。
「1回いくら」だけではなく、必要回数、使用量、本数、持続期間まで含めて確認しましょう。
施術後のスキンケア|美容医療とホームケアは役割が違う
スキンケアだけで、皮下組織の下垂や骨格によるたるみを治療することはできません。
ただし、紫外線や乾燥から肌を守り、肌のコンディションを整えることは、たるみ治療を受けている方にも重要です。
施術後のホームケアには、肌へ強い摩擦を加えず、保湿と紫外線対策を続けます。
院長寺井美佐栄が開発したDo skinでは、乾燥やハリ不足が気になる肌をうるおいで整える「リバースセラム」と、日中の紫外線対策に使用する「ピュアUVディフェンスミルク」を展開しています。
Do skinはたるみそのものをリフトアップする化粧品ではありません。美容医療とホームケアの役割を分けて考え、施術後の肌を整える目的で使用します。
動画で比較|ハイフ・RF・ATTIVAはどう選ぶ?
【後悔したくない】40代のたるみ治療、機械選びで全てが決まる?医師が本音で比較
ATTIVAを詳しく知りたい場合は、こちらの動画もおすすめです。
「HIFUやサーマクールでもう満足できない方へ。ATTIVAの効果と持続期間」を見る
ハイフ以外のたるみ治療に関するよくある質問
ハイフ以外で一番リフトアップする治療は何ですか?
一概には決められません。すでに組織が下がっている場合は糸リフト、皮膚や皮下組織のゆるみならATTIVA、ボリューム不足ならヒアルロン酸など、原因によって必要な治療が違います。
ハイフで頬がこけた人は何を受ければよいですか?
頬コケが目立つ場合は、まずボリュームが不足している場所を診断します。
ヒアルロン酸、ジェンバー糸、プロファイロなどを検討することがありますが、原因によって異なるため、追加の熱治療を自己判断で重ねないことが重要です。
糸リフトとATTIVAはどちらがいいですか?
役割が異なります。
ATTIVAはRFで皮膚・皮下組織を引き締める治療、ヴィーナスリフトなどの糸リフトは組織を物理的に引き上げる治療です。状態によって両方を組み合わせることもあります。
ダウンタイムが少ない治療はどれですか?
サーマジェン、スネコス、プロファイロなどは、比較的日常生活へ取り入れやすい治療です。
一方、ATTIVAや糸リフトでは腫れ・内出血などを考慮する必要があります。
ハイフ以外なら頬コケしませんか?
治療によります。
RFや糸、注入でも、治療部位や適応を誤れば希望と異なる仕上がりになる可能性があります。「ハイフ以外なら安全」と考えるのではなく、頬の脂肪量とボリュームを確認することが重要です。
40代・50代ならどの治療がおすすめですか?
年齢だけでは決められません。
同じ50代でも、脂肪が多い方と頬コケが強い方では治療が反対になることもあります。年齢よりも、皮膚・脂肪・骨格・支持組織の状態を優先して判断します。
まとめ|ハイフ以外のたるみ治療は「原因」で選ぶ
ハイフ以外にも、ヒアルロン酸、スネコス、プロファイロ、サーマジェン、サーマニードル、ATTIVA、ジェンバー糸、ヴィーナスリフト、ショッピングリフトなど、たるみ治療には複数の選択肢があります。
ただし、9種類の中から「一番効果が高い治療」を探すことが正解ではありません。
頬コケなら補う。皮膚や組織がゆるんでいれば引き締める。ボリューム低下があれば支える。下垂が強ければ引き上げる。
このように原因から治療を選ぶことで、必要以上に脂肪を減らしたり、逆に注入しすぎたりすることを避けやすくなります。
ハイフが合わない方もいれば、ハイフが適している方もいます。
まずは「ハイフをする・しない」ではなく、自分のたるみがなぜ起きているのかを確認することから始めましょう。
ハイフ以外のたるみ治療を相談したい方へ
ミサクリニックでは、特定の治療ありきではなく、皮膚・脂肪・骨格・ボリューム・支持組織を確認し、顔全体のバランスに合わせた治療をご提案します。
ミサクリの切らないたるみ治療
ATTIVA(アッティバ)
ジェンバー糸
ヴィーナスリフト
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この記事を書いた人

略歴
- 2004年産業医科大学医学部卒業
- 2004年労働者健康福祉機構 東京労災病院
- 2006年東京女子医科大学付属女性生涯健康センター
- 2013年都内美容クリニック
- 2014年上記クリニック院長就任
- 2019年都内美容クリニック院長
- 2022年MiSA Clinic六本木本院開設
所属学会
- 日本抗加齢医学会認定専門医
- 日本美容皮膚科学会
- 日本レーザー医学会
- 日本産業衛生学会専門医
資格
- アラガン社ボトックスビスタ認定医
- アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

略歴
- 2004年産業医科大学医学部卒業
- 2004年労働者健康福祉機構 東京労災病院
- 2006年東京女子医科大学付属女性生涯健康センター
- 2013年都内美容クリニック
- 2014年上記クリニック院長就任
- 2019年都内美容クリニック院長
- 2022年MiSA Clinic六本木本院開設
所属学会
- 日本抗加齢医学会認定専門医
- 日本美容皮膚科学会
- 日本レーザー医学会
- 日本産業衛生学会専門医
資格
- アラガン社ボトックスビスタ認定医
- アラガン社ヒアルロン酸注入認定医
