【皮膚科医が警告】夏前のシミ取りは絶対NG⁉ 今やるべき「シミを悪化させない」最強対策TOP5
夏前のシミ取りはNG?今から始めるべき「シミを悪化させない」対策とは
「夏になる前にシミを取りたい」と考える方は少なくありません。しかし、紫外線量が増える春から夏にかけての時期は、シミ治療を始めるタイミングとしては注意が必要です。
実は、5月以降は紫外線量が急激に増加し、5月の方が9月よりも紫外線量が多いこともあります。紫外線対策が不十分な状態でシミ治療を行うと、かえってシミや色素沈着が悪化するリスクがあります。
大切なのは「今あるシミを取る」ことだけではなく、「これ以上悪化させない」ための対策を行うことです。

日焼け止めを徹底する
シミ対策の基本は、紫外線から肌を守ることです。
曇りの日でも紫外線は降り注いでいるため、天候に関係なく毎日日焼け止めを使用しましょう。また、朝に一度塗るだけでは十分ではありません。
日焼け止めは汗や皮脂、不感蒸泄(自覚のない水分蒸発)によって徐々に落ちていきます。そのため、2時間ごとの塗り直しが理想的です。屋外で長時間過ごす場合は、30分〜1時間ごとに塗り直すことも検討しましょう。
さらに、製品に表示されているSPF値は、推奨量をしっかり塗った場合に得られる効果です。多くの方は使用量が不足しているため、本来の紫外線防御効果を十分に得られていない可能性があります。

飲む日焼け止めやサプリメントを活用する
飲む日焼け止めや抗酸化サプリメントも、夏前から取り入れたい対策のひとつです。
飲む日焼け止めは「日焼けをしなくなる」ものではありません。しかし、紫外線によるダメージを軽減し、メラニン生成やコラーゲンの破壊、シワやたるみなどの光老化をサポートする効果が期待されています。
また、ビタミンCとビタミンEを併用することで、抗酸化作用を高める相乗効果も期待できます。ナイアシンアミドなども、健やかな肌状態の維持をサポートする成分としておすすめです。

トラネキサム酸の内服を検討する
肝斑がある方や炎症後色素沈着を起こしやすい方は、トラネキサム酸の内服も選択肢になります。
トラネキサム酸には抗炎症作用があり、紫外線によって生じる炎症を抑えることで、シミや肝斑の悪化予防が期待できます。
秋以降に本格的なシミ治療を行う予定の方も、夏の間に悪化を防いでおくことで、治療効率の向上につながります。
ただし、トラネキサム酸には服用できない方もいるため、医師に相談したうえで使用することが大切です。


ドクターズコスメを上手に取り入れる
レーザー治療を行わなくても、ドクターズコスメによるシミ対策は可能です。
例えば、ハイドロキノンはメラニン生成を抑える作用が期待でき、レチノールはターンオーバーを促すことで色素沈着の改善をサポートします。
ただし、レチノールは紫外線の影響を受けやすくなるため、使用時には十分な紫外線対策が必要です。また、ハイドロキノンも使用方法を誤ると刺激になることがあるため、医師の指導のもとで取り入れることが望ましいでしょう。


5. 肌分析でシミの原因を正しく知る
「シミだと思っていたものが、実はシミではなかった」というケースは少なくありません。
老人性色素斑、肝斑、そばかす、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)など、色素沈着にはさまざまな種類があり、それぞれ適した治療法が異なります。
自己判断でケアを続けると、思うような改善が得られないだけでなく、症状を悪化させてしまう場合もあります。
肌分析機器などを活用して現在の肌状態を正しく把握し、自分に合った対策を選ぶことが重要です。

まとめ
夏前から夏にかけては、シミを積極的に取るよりも「悪化させない」ことを意識したケアが大切な時期です。
・日焼け止めを適切に使用する
・飲む日焼け止めやサプリメントを取り入れる
・必要に応じてトラネキサム酸を活用する
・ドクターズコスメを上手に利用する
・肌分析で原因を正しく把握する
これらの対策を行うことで、秋以降の肌状態は大きく変わります。
今の時期だからこそ、守りのケアを徹底し、秋冬の本格的なシミ治療に向けて肌環境を整えていきましょう
この記事を書いた人

略歴
- 2004年産業医科大学医学部卒業
- 2004年労働者健康福祉機構 東京労災病院
- 2006年東京女子医科大学付属女性生涯健康センター
- 2013年都内美容クリニック
- 2014年上記クリニック院長就任
- 2019年都内美容クリニック院長
- 2022年MiSA Clinic六本木本院開設
所属学会
- 日本抗加齢医学会認定専門医
- 日本美容皮膚科学会
- 日本レーザー医学会
- 日本産業衛生学会専門医
資格
- アラガン社ボトックスビスタ認定医
- アラガン社ヒアルロン酸注入認定医

略歴
- 2004年産業医科大学医学部卒業
- 2004年労働者健康福祉機構 東京労災病院
- 2006年東京女子医科大学付属女性生涯健康センター
- 2013年都内美容クリニック
- 2014年上記クリニック院長就任
- 2019年都内美容クリニック院長
- 2022年MiSA Clinic六本木本院開設
所属学会
- 日本抗加齢医学会認定専門医
- 日本美容皮膚科学会
- 日本レーザー医学会
- 日本産業衛生学会専門医
資格
- アラガン社ボトックスビスタ認定医
- アラガン社ヒアルロン酸注入認定医
