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ピコレーザーのダウンタイムは何日?施術後の症状・過ごし方とアフターケア

シミやくすみ、肝斑、毛穴、浅いニキビ跡などに用いられるピコレーザー。メスで皮膚を切開しない治療ですが、施術後には赤み、熱感、乾燥、かさぶた状の変化などが現れることがあります。
「仕事に影響しないか」「メイクはいつからできるのか」と気になる方もいらっしゃるでしょう。ダウンタイムは照射方法、出力、部位、肌質によって異なります。
ここでは、3つの照射方法ごとに施術後の経過とケアを解説します。

目次

ピコレーザーのダウンタイムは数時間〜約1週間が目安

ピコレーザーのダウンタイムは、ピコトーニングでは数時間〜数日、ピコスポットではかさぶた状の変化が約1週間、ピコフラクショナルでは赤みやざらつきが数日〜約1週間続く場合があります。これは目安であり、症状の現れ方や期間には個人差があります。
「目立つ変化が落ち着くまで」と「肌の色調がなじむまで」は同じではありません。ピコスポットでは、膜が剥がれたあとにピンク色や茶色っぽく見え、1〜2か月ほどかけてなじむ場合があります。
関連記事:シミ取りのダウンタイムは何日?治療ごとの症状・経過と過ごし方

メスを使わないピコレーザーでも施術後の反応は起こる

ピコレーザーの「ピコ」は1兆分の1秒を表す単位です。ミサクリニックで使用するエンライトンSRは、532nmと1064nmの2波長を備え、750ピコ秒という短い時間で照射します。光音響作用によって色素を細かくし、周囲へ広がる熱の影響を抑えることが期待されます。
ただし、熱の影響がなくなるわけではなく、ナノ秒レーザーより常に優れるとも限りません。2025年のメタ解析では、内因性色素への効果は同程度で、炎症後色素沈着などはピコ秒レーザーで少ない傾向が示されましたが、結果は肌質や照射条件で異なります。
「切らない治療」とは、メスで皮膚を切開したり縫合したりしないという意味です。レーザーのエネルギーを肌に作用させる以上、赤み、腫れ、かさぶた、色素沈着などの可能性はあります。
関連記事:エンライトンSR(ピコレーザー)

3つの照射方法で異なるダウンタイムの症状と期間

ピコスポット|かさぶた状の膜は約1週間が目安

ピコスポットは、境界が比較的はっきりしたシミやそばかすを狙う方法です。施術直後に白っぽくなり、赤みやヒリつきのあと、黒色や茶色の膜ができることがあります。
膜は1週間ほどで自然に剥がれることがあります。無理に剥がすと炎症や色素沈着につながりかねません。剥離後にピンク色や茶色っぽく見える場合もあります。

ピコトーニング|赤みや乾燥が数時間〜数日続くことがある

ピコトーニングは、低出力で広範囲へ照射し、肝斑、くすみ、色ムラに穏やかに働きかける方法です。施術後は赤み、熱感、乾燥、かゆみなどが現れ、数時間〜数日で落ち着く場合があります。
かさぶた状の変化はピコスポットより生じにくいものの、低出力なら何度受けてもよいわけではありません。漫然と照射を続けると、肌の一部が白っぽく見える低色素沈着や、肝斑の悪化につながる可能性があります。

ピコフラクショナル|赤みやざらつきが数日〜約1週間続く場合がある

ピコフラクショナルは、レーザーを点状に集中させ、皮膚内部に微細な反応を起こして毛穴や浅いニキビ跡、肌の質感へ働きかけます。皮膚を面で削る治療ではありませんが、赤み、腫れ、熱感、点状出血、乾燥、ざらつきが出ることがあります。
症状は数日〜約1週間で落ち着くことが多いものの、出力や体質によって異なります。肌の質感の変化は、時間をかけて現れる場合があります。
関連記事:ピコレーザーとは?―3つのモード(スポット/トーニング/フラクショナル)の違いと使い分け

ダウンタイム中の過ごし方とアフターケア

かさぶたを剥がさず、摩擦や刺激の強いケアを避ける

洗顔やスキンケアでは、照射部位をこすらないことが大切です。強く拭く、かさぶた状の部分を剥がす、マッサージをするといった刺激は避けましょう。
スクラブ、ピーリング剤、レチノール、高濃度の美容成分などは刺激になる場合があります。再開時期は自己判断せず、医師や看護師の指示を確認してください。処方された外用薬がある場合は、使用方法を守ります。

洗顔・メイクは照射方法ごとの指示に従う

院長は、ピコ秒レーザーの登場によってテープ保護が不要となり、施術後にメイクできるケースが増えたと説明しています。ただし、すべての照射方法や肌状態に当てはまるわけではありません。
洗顔やメイクが可能と案内された場合も、強くこすらず、落としやすいものを薄く使用しましょう。ピコスポットの照射部位や赤みの強い部分は、当日の指示を優先してください。

入浴・運動・飲酒は赤みが強い時期を避ける

長時間の入浴、サウナ、激しい運動、飲酒で体温や血流が上がると、赤みや熱感が強くなることがあります。少なくとも施術当日は控え、再開時期は院内の案内に従いましょう。
シャワーが許可されている場合も、照射部位へ熱いお湯を長く当てたり、ナイロンタオルでこすったりしないことが大切です。

施術後や防止のためにできること

紫外線対策と保湿を続ける

施術後の肌は乾燥しやすく、紫外線の影響にも配慮が必要です。日焼け止め、帽子、日傘を利用し、長時間の屋外予定があるときは治療日程の見直しも検討します。
保湿には肌状態に合う化粧品を使い、新しい化粧品を施術直後に複数試すことは避けます。使用開始時期も医師へ確認しましょう。
ミサクリニックオリジナルの「Do skin」では、乾燥や肌荒れが気になる肌にうるおいを与え、施術後のデリケートな肌にも配慮した美容液「リバースセラム」と、軽やかな使用感の「ピュア UV ディフェンスミルク」をご用意しています。ピュア UV ディフェンスミルクは、赤ちゃんの肌にもやさしい使い心地を目指した日焼け止めです。
ただし、施術後に使用できる化粧品や使用開始時期は、照射方法や肌の状態によって異なります。使用前に医師へご確認ください。


関連記事:Do skin|ミサクリニック六本木本院監修スキンケアブランド

院長の見解|受けやすくなった今こそ色素沈着を見極める

経過が良くても次の施術を急がない

院長は、ピコスポットが受けやすくなった一方、施術後の色素沈着に悩む患者さまも増えていると指摘しています。かさぶたを剥がさず、色素沈着が残る段階で次の照射を急がないことが大切です。
経過が良ければ、約1か月後にルメッカ(IPL)など別の施術を検討できる場合があります。炎症後色素沈着が続く場合は、2〜3か月ほど待つ判断もあります。色素が残る状態で刺激を加えると長引く可能性があるため、時期は診察で判断します。
関連記事:ルメッカ(IPL)

肌分析と施術時期も治療計画の一部

院長は、シミ取りレーザーは紫外線が比較的弱く、施術後の遮光を続けやすい秋から冬を勧めています。春夏が一律に施術できないという意味ではありませんが、強い日差しを避けにくい時期、とくに夏は慎重に計画します。
また、見た目だけでシミの種類を決めつけず、肌分析機の画像も参考にして、潜在性のシミや色素の分布を確認することを重視しています。肌分析機は診断を補助するものであり、最終的な判断は医師の診察で行います。
関連記事:肌分析機 ネオヴォワール
関連サイト:Voicy「#54 またまたコメント返し‼︎いただいたコメントにお答えします♪」

診断・リスク説明・アフターフォローを行うクリニック

ミサクリニックでは肌状態に合わせてエンライトンSRを使い分ける

ミサクリニックでは、エンライトンSR(ピコレーザー)を用い、肌悩みに応じてピコスポット、ピコトーニング、ピコフラクショナルを使い分けます。境界が比較的明瞭なシミ、肝斑やくすみ、毛穴や浅いニキビ跡では、選ぶ照射方法が異なります。
施術回数の目安は、ピコスポットが2〜3か月ごとに約3回、ピコトーニングが2〜4週間ごとに5〜10回、ピコフラクショナルが1か月ごとに約5回です。ただし、1回で変化を感じる方もいれば、肌状態により計画を変更する場合もあり、効果を保証する数字ではありません。
主なリスク・副作用には、赤み、腫れ、乾燥、かさぶた、炎症後色素沈着、低色素沈着、点状出血、水ぶくれ、やけど、感染、瘢痕などがあります。痛みやダウンタイムの程度、必要な休養期間にも個人差があります。
関連記事:ピコレーザーの効果とは?施術回数と治療の注意点を解説

ピコレーザーのダウンタイムに関するよくある質問

施術後にシミが濃く見えても大丈夫ですか?

ピコスポット後は、かさぶた状の膜や炎症後色素沈着によって一時的に濃く見えることがあります。通常の経過かどうかは見た目だけでは判断できないため、急に濃くなった、範囲が広がった、長引いていると感じた場合は施術を受けた医療機関へ相談してください。

ピコレーザー後に起こり得る赤み・色素沈着・白抜け

施術後はいつからメイクできますか?

照射直後から可能と案内される場合もありますが、ピコスポットの照射部位、赤みやヒリつきが強い部分、保護材を使用している部分では対応が異なります。「ピコレーザーなら当日から」と一律に考えず、施術当日の指示を確認してください。

効果はいつ実感できますか?

ピコスポットは、かさぶた状の膜が剥がれたあとに色調の変化を感じる場合があります。ピコトーニングは複数回かけて穏やかな変化を目指し、ピコフラクショナルによる肌の質感の変化も時間をかけて現れることがあります。現れ方には個人差があり、施術直後の見た目だけでは判断できません。

どのような症状が出たら相談すべきですか?

強い痛み、水ぶくれ、膿、急に広がる腫れ、長引く赤み、気になる色の変化、発熱などがある場合は、自己判断で薬や化粧品を追加せず、早めに施術を受けた医療機関へ連絡してください。不安が強い場合も、次回まで待たず相談して構いません。
関連記事:ピコレーザー失敗するとどうなる?失敗例や後悔しないためのポイントを解説

まとめ|ピコレーザー施術後は肌の反応に合わせて丁寧に様子を見る

ピコレーザーのダウンタイムは、ピコトーニングでは数時間〜数日、ピコスポットではかさぶた状の変化が約1週間、ピコフラクショナルでは赤みやざらつきが数日〜約1週間続く場合があります。ただし、赤みや色調が肌になじむまでには、さらに時間がかかることもあります。
メスで皮膚を切開しない治療でも、刺激やリスクがなくなるわけではありません。施術後は、こすらない、かさぶたを剥がさない、紫外線対策と保湿を続ける、次の施術を急がないという基本を守ることが大切です。
ミサクリニックでは、肌分析と医師の診察をもとに、患者さまの肌状態と希望に合う照射方法を検討します。自然で上品な変化を目指すためにも、予定や生活環境まで含めて相談し、無理のない治療計画を立てましょう。

⚫︎ ピコレーザーはピコ秒照射で熱ダメージを抑え、色素や肌質悩みに広く対応する

⚫︎ スポット・トーニング・フラクショナルで目的と回数、ダウンタイムが大きく変わる

⚫︎ 赤みは起こり得るので、施術後は保湿と紫外線対策を徹底する

この記事を書いた人

寺井 美佐栄

ミサクリニック 六本木本院 院長

寺井 美佐栄 医師

10年にも及ぶ、複数の大手美容皮膚科での院長経験を経て、満を辞して2022年9月に独立開業いたしました。
YouTube等でも発信してきた、メスを使わずに”ナチュラルなキレイ”を引き出す技術には定評があり、ありがたいことに「SNSを見ました!」という方や、紹介・口コミ経由でたくさんのご相談を頂いてきました。
皆様と共に、MiSA Clinic六本木本院スタッフ一同、共に年を重ね、末永くお付き合いできる関係を目指して参ります。

  

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